拙訳スザンヌ・ヴェガ「ルカ」my poor translation of "Luka" by Suzanne Vega

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以前に取り上げた、スザンヌ・ヴェガの楽曲:

スザンヌ・ヴェガのアルバムは、過去記事で取り上げた楽曲が入っている、二枚目しか持っておらず(輸入盤LP)、他のアルバムの音源はあっても、ほとんどそれしか聴かない。中でも、B面最初の「孤独 "Solitude Standing"」が素晴らしいと個人的には感じるが、A面の最初の二曲のほうが人気が高いと思う。もちろん、嫌いではない。

歌詞サイト "Genius" のこの曲の解説をGoogle翻訳にかけたもの(ほぼ無修正):

スザンヌ・ヴェガは、ファースト・アルバムからの「マリーン・オン・ザ・ウォール」と『プリティ・イン・ピンク』のサウンドトラックからの「レフト・オブ・センター」ですでに海外で成功を収めていたが、セカンド・アルバムからのセカンド・シングル「ルカ」が北米で彼女の画期的なヒットとなった。この曲は、米国とカナダで彼女の唯一のトップ40ヒットとなっている(デュオ "DNA" による1990年の「トムズ・ダイナー」のリミックスを除けば)。

「ルカ」は児童虐待について書かれており、9歳のルカ(実際の子供をモデルにした架空の人物)の視点から語られ、ルカはその状況について近所の人に話します。

数年前、私はこの子供たちのグループが私の建物の前で遊んでいるのをよく見かけました。その中の一人がルカという名前で、他の子供たちとは少し変わっているように見えました。私はいつも彼の名前を覚えていて、彼の顔をいつも覚えていました。そして私は彼のことをあまり知りませんでしたが、彼は私が遊んでいる他の子供たちとは一線を画しているように見えました。そして、彼のキャラクターが私が「ルカ」という曲のベースにしたものだと思います。この曲の中で少年ルカは虐待された子供ですが、実際には虐待されていなかったと思います。彼はただ違っていたと思います。

2016年、ベガはプリンスが1987年に書いた手紙を共有し、その中で彼はこの曲を「私が長い間聞いた中で最も魅力的な音楽」と呼んでいた。

//--- 原文と拙訳(旋律に合わせて)←何度も書いてますが、英語の歌詞を旋律に合わせて日本語訳するのは、なかなか大変な作業で、かなり制約もあり、細かい意味合いまで訳しきれないことが多い。その点は容赦願いたい…
"Luka" by Suzanne Vega (Track 2 on "Solitude Standing", 1987)
スザンヌ・ヴェガ「ルカ」(『孤独(ひとりぼっち)がいる』収録)

My name is Luka
I live on the second floor
I live upstairs from you
Yes, I think you've seen me before

僕はルカ
二階に住んでる
君の真上だよ
会ったことあるよね

If you hear something late at night
Some kind of trouble, some kind of fight
Just don't ask me what it was
Just don't ask me what it was
Just don't ask me what it was

夜遅くなにか聞こえたら
もめごとか喧嘩みたいな
なにがあったか聞かないで
なにがあったか聞かないで
なにがあったか聞かないで

I think it's 'cause I'm clumsy
I try not to talk too loud
Maybe it's because I'm crazy
I try not to act too proud

口下手だから
大声では話さない
多分変な奴だから
得意にはならない

They only hit until you cry
After that, you don't ask why
You just don't argue anymore
You just don't argue anymore
You just don't argue anymore

泣くまでぶたれても
理由は聞かない
文句は言わない
文句は言わない
文句は言わない

Yes, I think I'm okay
I walked into the door again
If you ask that's what I'll say
And it's not your business anyway

うん、大丈夫
また行き詰まったけど
言わせてもらえるなら
君には関係ないことだ

I guess I'd like to be alone
With nothing broken, nothing thrown
Just don't ask me how I am
Just don't ask me how I am
Just don't ask me how I am

ひとりになりたい
なにも壊れず飛んでこない
どうだいなんて聞かないで
どうだいなんて聞かないで
どうだいなんて聞かないで

My name is Luka
I live on the second floor
I live upstairs from you
Yes, I think you've seen me before

If you hear something late at night
Some kind of trouble, some kind of fight
Just don't ask me what it was
Just don't ask me what it was
Just don't ask me what it was
And they only hit until you cry
And after that you don't ask why
You just don't argue anymore
You just don't argue anymore
You just don't argue anymore

 

//--- イディオム、例文、単語など
second floor [the second floor]
《主に米国で用いられる》2階《3階以上ある場合の2階が second floor、2階家の場合の2階は通例 upstairs、納屋や馬屋の2階は loft という》;《主に英国で用いられる》3階

clumsy 不器用な、下手な;ぎこちない、動きの鈍い;〔+前+(代)名〕〔…が〕不器用で、下手で〔with,at,in〕;〈弁解・表現など〉下手な、まずい;ぶかっこうな;扱い[使い]にくい

walk into a glass door〔透明で気付かなかったりして〕歩いて行ってガラスドアに衝突する

if you ask me〈話〉私に言わせれば《相手と違う意見を述べるときにつなぎ言葉として用いる》
- What you say could be true, but if you ask me, it is suspicious. あなたの言うことは本当なのかもしれないが、私の見たところ、それは疑わしい。
I'll say《口語》そのとおり、まったくだ
That's what i'll do. 私でもそうするでしょう。

//--- 拙訳について
そんなに難しい語句や言い回しはない、素直な英文だと思う。その分、返って、中学英語のような日本語訳になりがちなのではないだろうか。

You just don't argue anymore
「"argue" は「議論する」「主張する」「論争する」などの意味を持つ英単語」で、直訳っぽくすれば、「君はもう議論しません」(黙って暴力を受ける)ということですね。"argue" というと、かなり、口語として普通に使われる語で、「言い争う」とか「口喧嘩する」みたいな感じかと?

I walked into the door again
"into" の場合は、戸にぶち当たる意味。ドアを通り抜けるのであれば、"walk through the door"。
日本語だと、「壁に突き当たる」「壁にぶつかる」([Goo辞書]「それ以上進むのが困難な状況になる。仕事や考えなどが行き詰まる」の意味)といった言い方をするが、英語だと、こういう言い方になるのか、と。わかりやすく意訳しておいた。

If you ask that's what I'll say
直訳っぽく訳せば、「私が言おうとしていることを言わせてもらえるならば」といった感じでしょうか。
ようわからんが、多分、ほぼ "if you ask me" と同じ意味で、もっと、丁寧な、と言うか、持って回った言い方なのではないか、と。

Just don't ask me how I am
中学生がまず学ぶ英語の言い回し(挨拶)の一つに、"How are you?"(「ご機嫌いかが?」)があるが、そんな感じで直訳すれば、「ご機嫌いかがとぼくに尋ねるなよ」といったところか。声をかけないでくれ、ほっといてくれ、ということでしょうね。

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拙訳シェリル・クロウ「ホワット・アイ・キャン・ドゥ・フォー・ユー」my poor translation of "What I Can Do for You" by Sheryl Crow

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以前に取り上げた、シェリル・クロウの楽曲:

この曲は、前回訳した「ストロング・イナフ」の裏返しのような感じで、男性目線で女性に語りかけている格好になっているようだ。

//--- 原文と拙訳(旋律に合わせて)
"What I Can Do for You" by Sheryl Crow (Track 8 on "Tuesday Night Music Club")
シェリル・クロウ「いかがいたしましょう」(『火曜の夜音楽倶楽部』収録)

I'm so glad you're awake
That you're not like the others
'Cause they're so straight-laced
And no fun

寝起き姿が嬉しい
他の子はこうはいかない
堅苦しくって
つまらない

Gosh, that's nice
That lingerie
Makes me feel like
Oh, I don't know

ああ、素敵だ
その下着
なんていうかな
そんな気分

You're a very pretty thing
You remind me of someone
You must have heard some awful nasty things about me, but

とてもかわいい
誰かに似てるかも
僕のひどいうわさを聞いてるね

What I can do for you
There's no one else on God's green earth can do
What I can do for you
There's no one else on God's green earth can do

いかがいたしましょう
[他の]誰にもできないことを
いかがいたしましょう
[他の]誰にもできないことを

Just ask anybody
They'll tell you that it's true
There's no one else on earth
Can do the things that I can do for you

誰に聞いても
ほんとだって言うよ
[他の]誰にもできないことを
僕が君にしてあげよう

For you, for you (For you)
For you, for you
For you, for you
For you, for you (For you)
For you, for you
For you, for you
For you, for you
For you, for you

君に、君に(、君に)
君に、君に

君に、君に(、君に)
君に、君に

You're never gonna make it
All by yourself
You're gonna need a friend
You're gonna need my help

ひとりでやろうだなんて
うまくいかないよ
友達が必要
僕の助けがいる

I have so much to offer
If you just be nice
If you do what I say
And don't make me say it twice

色々してあげたい
受け入れてほしい
聞いてほしい
二度言わせないでほしい

Do you mind if I just
Rub my hand up thus
Come on, just my hand
Come on, just my hand

頭を撫でても
構いませんか
さあ、撫でていい?
さあ、撫でていい?

You gotta understand
I'm gonna be your man
I'm gonna be your man
I'm gonna be your man (You're gonna need me)

わかってほしい
君の男になる
君の男になる
君の男になる(僕が必要になる)

I'm gonna make you understand (I'm gonna be your man)
(I'm gonna be your man) Yeah, I'm gonna be your man
(I'm gonna be your man)
I'm gonna be, I'm gonna be your man (I'm gonna be your man)

わかってくれ(、君の男になる)
(君の男になる、)ああ、君の男になる
(君の男になる、)
君の、君の男になる(、君の男になる)

What I can do for you
There's no one else on God's green earth can do
What I can do for you
There's no one else on God's green earth can do

いかがいたしましょう
[他の]誰にもできないことを
いかがいたしましょう
[他の]誰にもできないことを

Just ask anybody
They'll tell you that it's true
There's no one else on earth
Can do the things that I can do for you

誰に聞いても
ほんとだって言うよ
[他の]誰にもできないことを
僕が君にしてあげよう

For you, for you (For you)
For you, for you
For you, for you
For you, for you (No one else on earth)
For you, for you (Can do those things)
For you, for you
For you, for you (That I can do)
For you, for you (I can do for you)
For you, for you
For you, for you
For you, for you
For you, for you (Come on, just my hand)
For you, for you
For you, for you (You gotta understand)
For you, for you
For you, for you (I'm gonna be your man)
For you, for you (Be your man)
For you, for you
For you, for you
For you, for you
For you, for you
For you, for you
For you, for you
For you, for you

君に、君に(、君に)

君に、君に(、他の誰にも)
君に、君に(、できないことを)

君に、君に(、僕が君に)
君に、君に(、してあげよう)


君に、君に(、撫でてよい?)
君に、君に
君に、君に(、わかってほしい)
君に、君に
君に、君に(、君の男になる)
君に、君に(、男になる)
君に、君に

//--- イディオム、例文、単語など
What can I do for you?
 どうさせていただきましょうか? ご用向きは? 何か御用ですか? どういうご用ですか? 何にいたしましょうか? 何か手伝おうか? 何かお手伝いできますか?
- I will see what I can do for you. 何とかしてあげよう。
- Can I do anything [What can I do] for you? 御用はありませんか?

straight-laced = straitlaced かたぶつな;大げさで堅苦しい(exaggeratedly proper)
gosh(やや古)ええっ,まあ,すごい(驚きを表す;Godの遠回しな表現)

on God's green earth
 Expletive used for emphasis after an interrogative word. Synonyms: on earth;
on earth 地上に(生きている)
 [最上級を強めて]およそ世にある、[疑問詞を強めて](君は)一体(全体)…?、[否定を強めて]全然、ちっとも

if you don't mind もし良かったら、もしよろしければ、差し支えなければ
rub one's hand on someone's forehead 片手で(人)の額をなでる
- rub one's hands〔喜びを表して〕もみ手をする


//--- 拙訳について
なんでしょう、妙な感じがする。「ちょっと何言ってるか分からない」 レズビアン・ソング? いやいや。
ユング博士流に言えば、作者の「アニムス」が語っていることなのか、と。すご~く、「内省的な」歌詞だと思う。

Do you mind if I just / Rub my hand up thus
かなり怪しい訳です。ただ、「もみ手」なら "hands" になるはず、と思うんですよね。第一、なんだって、彼女の前でニギニギするのかわからない。(米国にはそういう慣習があるのか?)
日本語歌詞として成り立つようにした。

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拙訳シェリル・クロウ「ストロング・イナフ」my poor translation of "Strong Enough" by Sheryl Crow

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以前に取り上げた、シェリル・クロウの楽曲:

歌詞サイト "Genius" のこの曲のコメントを、Google翻訳にかけたもの(ほぼ無修正):

「Strong Enough」はシェリル・クロウの曲で、アルバム「チューズデイ・ナイト・ミュージック・クラブ」から4枚目のシングルとしてリリースされました。 この曲は米国でヒットし、1994年のビルボード・ホット100チャートで最高5位を記録した。

これまでずっと、"Are you strong enough to be my man?" という句は、「あたしの男になれるのは強い男に限る」みたいな意味なのかと思って、なんとなく聴いていて、「男は強くなければ」みたいな歌詞は、昨今、ジェンダー差別と捉えられてしまうのではないか、と不安を覚えたが、ちゃんと読んでみたところ、全然そんな内容ではなかった。切ないっすね、"Lie to me / I promse I'll believe" なんて。シェリル・クロウの書く歌詞は悪くないと思う。

今回使った辞書は、"Weblio" 以上に、「英辞郎」中心です。

//--- 原文と拙訳(旋律に合わせて)
"Strong Enough" by Sheryl Crow (Track 3 on "Tuesday Night Music Club", 1993)
シェリル・クロウ「強くなきゃ」(『火曜の夜音楽倶楽部』収録)

God, I feel like hell tonight
Tears of rage I cannot lie
I'd be the last to help you understand
Are you strong enough to be my man?
My man

今夜気分は最悪
怒りに涙[が]溢れる
本音言うのはあたしぐらい
強くなきゃ、あたしの男に
なるには

Nothing's true and nothing's right
So let me be alone tonight
'Cause you can't change the way I am
Are you strong enough to be my man?

なにが正しいことなの
今夜は一人にして
あたしは変えようがない
強くなきゃ、あたしの男に
なるには

Lie to me
I promise I'll believe
Lie to me
But please don't leave
Don't leave

うそでいい
信じるって誓うから
うそでいい
でも行かないで
行かないで

I have a face I cannot show
I make the rules up as I go
Just try and love me if you can
Are you strong enough to be my man?
My man

見せられない顔がある
勝手な規則を作ったり[する]
それでも愛せますか
強くなきゃ、あたしの男に
なるには

(Are you strong enough) to be my man?
(Are you strong enough) to be my man?
(Are you strong enough) my man

(強くなきゃ)あたしの男に
(強くなきゃ)あたしの男に
(強くなきゃ)なるには

When I've shown you that I just don't care
When I'm throwing punches in the air
When I'm broken down and I can't stand
Would you be man enough to be my man?

気にしてないみたいなときも
こぶしを突き上げているときも
がっくり立ち上がれないときも
あたしの男でいてくれる?

Lie to me
I promise I'll believe
Lie to me
But please, don't leave

うそでいい
信じるって誓うから
うそでいい
でも行かないで

 

//--- イディオム、例文、単語など
feel like hell
最悪の気分である 【直訳】地獄にいるように感じる

way I am《the ~》現在[今]の自分(で・のように)、ありのままの自分で
・This is the way I am, and I can't change. これが今の自分だし、変えようがない。
・I'm just going the way I am. 私は私のままでいく。
・You really do like me the way I am? 本当にこんな私が好きなの?

make up a rule
規則[ルール]をでっち上げる、(勝手に)規則を決める

//--- 拙訳について
Strong Enough
独自の邦題は、矢野顕子風にしたつもり、なんです(が?)

God, I feel like hell tonight
直訳っぽく「気分は地獄」でも伝わると思う。が、日本語には「天にも昇る心地」という常套句はあっても、「地獄に堕ちる気分」とは言わないので、やめた。

I'd be the last to help you understand
直訳すると「私は、あなたの理解を助ける、最後[の人]になるだろう」といったところだが、これではなにがなんだかわからない。実際の用例を見ると、どうも、
help you understand [あなたが]理解するのを助ける →[あなたに]教える
といったことらしい。で、文脈を考慮して意訳すると、こんな感じになるだろうか。
「あんたに本音をぶつける女はあたしだけでしょう」

I promise I'll believe
"promise" は、言うまでもなく、主に「約束[する]」の意味で、「誓う」"swear" は少し遠いが、そんなことは中学生でもわかっている。念のため、何度も言い添えておくが、旋律に合わせるため、微妙にニュアンスが異なる訳語を選択したり、言い回しを変えたりしている。

I make the rules up as I go
"as I go" がなかなか訳しにくい。「段々」「徐々に」みたいな感じか。英文の解説を読んでみると、「何度かやっているうちに段々と」といった意味らしい。

When I'm throwing punches in the air
ガッツ・ポーズや「やったぜ」という感じより、なにか抗議やデモの様子なのかと思う。

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拙訳エヴリシング・バット・ザ・ガール「ロング」my poor translation of "Wrong" by Everything But The Girl

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Wikipedia によると、この「グループ名は「女の子以外は何でも」という意味で、ハル大学の近くにあった家具や雑貨を扱う店の名前(この場合は、女の子以外は何でも売っているという意味)から取られたと言われている。」とのこと。

//--- 原文と拙訳(旋律に合わせて)
"Wrong" by Everything But The Girl (Track 2 on "Walking Wounded", 1996)
エヴリシング・バット・ザ・ガール「あたしのせい」(『痛手を負って歩けば』[公式な邦題は『哀しみ色の街』]収録)

I wanted everything for a little while
Why shouldn't I?
I wanted to know what it was like
I pushed you too far
And you started laying down the law
Till I didn't love you anymore

全部ほしかったの
駄目なの
どんなものか知りたくて
せっつきすぎた
規則で縛られて
もう愛せないほどに

Now you can pull a little bit
And there's a little give and take
And love will stretch a little bit
But finally it's gonna break

もう少し延長して
譲り合いましょう
もう少し愛はもつ
長くは続かないけど

Wherever you go I will follow you
'Cause I was wrong
Wherever you go I will follow you
'Cause I was wrong

あなたに従うわ
あたしのせい[だから]
あなたに従うわ
あたしのせい[だから]

So there we both were in that little house
Just hanging out
You didn't know what you were about
You turned to me as you were
Threading daisies on a chain
And you said, "It's decision time again"

二人は一緒に暮らし
くつろいだ
自分[を]知らないあなた
本当の自分が出た
ヒナギクの鎖を編んで
言った「また決め時だね」と

Now you can pull a little bit
And there's a little give and take
And love will stretch a little bit
But finally it's gonna break

もう少し延長して
譲り合いましょう
もう少し愛はもつ
でもそのうち壊れる

Wherever you go I will follow you
'Cause I was wrong
Wherever you go I will follow you
'Cause I was wrong

あなたに従うわ
あたしのせい[だから]
あなたに従うわ
あたしのせい[だから]

And the ground's gonna swallow you
I was wrong
And the ground's gonna swallow you
I was wrong
I was wrong
I was wrong

はずかしくなんかないから
あたしのせい
はずかしくなんかないから
あたしのせい
あたしのせい
あたしのせい

And I wanted everything for a little while
Why shouldn't I?
I wanted to know what he was like

全部ほしかった
駄目なの
あなたはどんな人

Now you can pull a little bit
And there's a little give and take
And love will stretch a little bit
But finally it's gonna break

少し延長して
譲り合いましょう
もう少し愛はもつ
長くは続かないけど

Wherever you go I will follow you
'Cause I was wrong
Wherever you go I will follow you
'Cause I was wrong
Wherever you go I will follow you
'Cause I was wrong
Wherever you go I will follow you
'Cause I was wrong

あなたに従う / あたしのせい[だから]
あなたに従う / あたしのせい[だから]
あなたに従う / あたしのせい[だから]
あなたに従う / あたしのせい[だから]

'Cause I was wrong
I was wrong
I was wrong

あたしのせい[だから] / あたしのせい / あたしのせい

 

//--- イディオム、例文、単語など
for a while / for a little while
少しの間
Why shouldn't I? なぜダメなんだ?
push someone too far(人)に無理強いする、(人)をこき使う
lay down〈規則・原則などを〉規定する、定める;〈…と〉主張する、断言する〈that〉《しばしば受身で用いる》
- lay down rules 規則を定める

give and take 公平にやりとりする;互いに譲り合う、意見を交換する

hang out ブラブラして時を過ごす、当てもなくうろつく;気を落ち着ける、くつろぐ
What about…?
(1) …はどうなるのか、…はどうなっているか
- What about me? 私(の場合)はどうなる?
(2)[相手に勧誘して](…しては)どうかね
- What about bed? もう寝てはどうだね

It’s [high] time you made a decision. もう決定を下しても良いころだ。

wish the ground would swallow somebody up 穴があったら入りたい

 

//--- 拙訳について
ずっと「ノリのよい曲」といった感じで聴いていて、何が歌われているのか考えたことがなかったが、訳してみると、一緒に暮らし始めてはみたものの、うまくいかなくなっている男女の関係が、女性目線で描かれている、みたいな。

Why shouldn't I?
決まり文句として覚えておくべきかと。「いけなかったかしら?」みたいな?

'Cause I was wrong
直訳すると、「私が間違っていたから」「私が悪かったから」といったところだが、これだとうまく旋律に乗らない。他にも同様の事情多々あり。

Threading daisies on a chain
この訳は怪しいかも? 余談ながら、コンピューター用語「デイジー・チェーン」は、直訳すると「雛菊の鎖」ですかね。"SCSI" とか。

"It's decision time again"
「また決め時だな」というのは、以前同棲を決めて、今度は同棲をやめるのを決めるということか?

I wanted to know what he was like
この句はGoogle翻訳結果では「彼がどんな人なのか知りたかった」となった。わかりやすい訳だと思う。

And the ground's gonna swallow you
直訳すると、「あなたは穴があったら入りたい気持ちになるでしょう」といったところかと?(「でも、そんな必要はないですよ。悪かったのは私なんですから」)
Google翻訳では「そして地面はあなたを飲み込むだろう」となるが、それではなにがなんだかわからないわけで、そういうのを「和訳」と銘打ってもらっても困る...(駄訳、坐薬?)

英語の歌詞を、旋律に合わせて訳すのは、とても大変なのだ。以前の記事
拙訳ビートルズ「イン・マイ・ライフ」my poor translation of "In My Life" by The Beatles」では、
「英語の歌詞を、旋律に合わせて、日本語に訳すと、どうしても音符の数が足りず、端折らざるを得ない。では、逆に、日本語の歌詞を、旋律に合わせて、英語に訳したらどうなるか? 音符が余って、言葉を足さないといけなくなる?」
と書いて、参考例として、荒井由実「やさしさに包まれたなら」の一部の英訳に挑戦している。また、気まぐれで、同じことをしてみた。

今回もまた、ユーミンの名曲を取り上げるが、なんと、歌詞全文である!
少し読んでわかるとおり、必ずしも直訳ではなく、ニュアンスを少し変えている部分あり。()で囲んだのは、Google翻訳(日→英)結果。

泣きながら ちぎった写真を
手のひらに つなげてみるの
悩みなき きのうのほほえみ
わけもなく にくらしいのよ

(She teared up the photo while crying.
I'm trying to connect her to the palm of my hand
Her worry-free smile yesterday
It seems like it's disgusting for no reason)

Pieces of photo-graph torn with tears
On my palm I place in order
Carefree smile faded of yesterday
I feel hatred with no special reason

青春の 後ろ姿を
人はみな 忘れてしまう
あの頃の わたしに戻って
あなたに 会いたい

(The back view of youth
all people forget
The girl from back then is back to me
i wanna see you)

Everyone forgets his own back of youth
I don't wanna forget anything about you
if I could go back to that old time
I would see you right away

暮れかかる 都会の空を
想い出は さすらってゆくの
光る風 草の波間を
かけぬける わたしが見える

(The city sky at dusk
She keeps wandering about her memories.
Shining wind, through the waves of grass
I can see through it)

Through the city sky at the drakening hour
My memory is flying about to and fro
I see myself running through the waves
Of green grass before shining wind

青春の 後ろ姿を
人はみな 忘れてしまう
あの頃の わたしに戻って
あなたに 会いたい

(The back view of youth
all people forget
The girl from back then is back to me
i wanna see you)

Everyone forgets his own back of youth
I don't wanna forget anything about you
if I could go back to that old time
I would see you right away

今愛を 捨ててしまえば
傷つける 人もないけど
少しだけ にじんだアドレス
扉に はさんで
帰るわ あの日に

(If I throw away love now
There's no one to hurt though
Her slightly blurred address
With her stuck in the door
I'll go back to that day)

Nobody won't be hurt at all
if I stop my love from now once and for all
But I may insert a memo of my address
Slightly blurred to your door
So I'll go back to that old time


//--- 拙[英]訳について
良くも悪くも、日本語のあいまいさ加減がよくわかる結果になったかと思う。
最終節は、過去形で訳していたのだが、考え直した。実行したのかどうかはきりしないと思ったので。

竹内まりやの「チャンスの前髪」なる曲には、「幸運の女神には前髪しかない」という神話由来の諺に想を得たような歌詞があるが、ユーミンの歌う「青春の後ろ姿」はもっとよいと思う。(過去を振り返ってみると、見えるのは「後ろ姿」だけなんでしょうね)
"back" は背中であって、後ろ姿というのは、手脚も、腰も、尻も、頭も含んでいるという批判はもっともなものだと思う。が、自分としては、「背中を追う」という語句の「背中」のような感じにしたかった。

「暮れかかる」は、Google翻訳では、あっさり "at dusk" となっており、個人的にもこれで十分だと思うが、音符が一つ余ってしまうのを嫌った結果。なお、海援隊が「暮れなずむ町の光と影の中」と歌っている、「暮れなずむ」は、単に日が暮れていくということではなく、日が暮れかけてから、なかなか暗くならない、春の夕暮れどきを表す語、なのだそうだ。なるほど、卒業式シーズンということか。

自分自身最も気になっているのは、原文では、「あの頃の私に戻って、あなたに会いたい」となっているのを、自分はこれを単純に、[タイムマシンでもあって]あの頃に戻れたらなあ、みたいな訳にしていること。戻れないのは、あくまで、「あの頃の私」にであって、「あの頃」の時代にではない。そのニュアンスの違いは感じるが、「あの頃の私」にであれば変われ(戻れ)そうな気がしなくもないところ、時間を遡ることは不可能ということで、仮定法未来で訳すことにした。(学校の英語の授業かっ!)

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拙訳シェリル・クロウ「イフ・イット・メイクス・ユー・ハッピー」my poor translation of "If It Makes You Happy" by Sheryl Crow

過去記事(「2004年2月」〜)は、左側の「バックナンバー」の文字をクリック!
まず、オンライン辞書の記載内容を無断転載していると非難されないように、調べた単語や例文などの出典を、再度、明確にしておきたい。基本的に、weblio 英和辞典・和英辞典を利用しています。詳細については、「拙訳タンジェリン・ドリーム「タイガー」my poor translation of "Tyger" by Tangerine Dream」に記載したとおりです。

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シェリル・クロウの楽曲は、以前にも取り上げている。

どちらもファースト・アルバム収録曲だが、個人的には実際のところ、彼女のことを知ったのは、テレビで見た「イフ・イット・メイクス・ユー・ハッピー」のプロモーション・ビデオで、ケバい姉ちゃんだなと思ったが、曲が抜群に良いと感じたので、すでに出ていた彼女のセカンド・アルバムと、遡ってファーストを早速新品購入した。
二枚目は「サウンド・メイキング(音作り)」が以前より凝った感じだったが、一枚目は、わかりやすく、ビートルズっぽいかなと感じた。
これまで取り上げた楽曲でも、彼女の書く歌詞は、少し日本語訳しにくいと思えるものがあったが、この曲もそうで、旋律に合わせようとするとなおさらながら、この辺りでケリを付けておきたいということで…

//--- 原文と拙訳(旋律に合わせて)
"If It Makes You Happy" by Sheryl Crow (Track 5 on "Sheryl Crow", 1996)
シェリル・クロウ「それで楽しいなら」(『シェリル・クロウ』収録)

I've been a long
A long way from here
Put on a poncho, played for mosquitoes
And drank 'til I was thirsty again
We went searchin'
Through thrift store jungles
Found Geronimo's rifle, Marilyn's shampoo
And Benny Goodman's corset and pen

まだまだ
先は長い
蚊よけにポンチョ[着て]
醒めては[また]飲み直した
ガラクタの山を
物色に行って
怪しげないわく付き[のもの]を
見つけて楽しんだ

Well, okay, I made this up
I promised you I'd never give up

そんなこんなも[あった]
ずっと一緒と言った

If it makes you happy
It can't be that bad
If it makes you happy
Then why the hell are you so sad?

それで楽しいなら
悪くないんじゃない
それで楽しいなら
なんで悲しげなの

You get down
Real low down
You listen to Coltrane, derail your own train
Well, who hasn't been there before?
I come 'round
Around the hard way
Bring you comics in bed, scrape the mold off the bread
And serve you French toast again

しょんぼり
元気なし
ジャズを聞いて、挫折を味わう
そんなのよくあること
あれやこれや
尽くしてはみた
ベッドに漫画、パンを焼いて
フレンチトーストを作った

Well, okay, I still get stoned
I'm not the kind of girl you'd take home

そうね、まだ酔ってる
あたしはあんたのタイプじゃない

If it makes you happy
It can't be that bad
If it makes you happy
Then why the hell are you so sad?

If it makes you happy
It can't be that bad
If it makes you happy
Then why the hell are you so sad?

それで楽しいなら
悪くないんじゃない
それで楽しいなら
なんで悲しげなの

それで楽しいなら
悪くないんじゃない
それで楽しいなら
なんで悲しげなの

We've been far
Far away from here
Put on a poncho, played for mosquitoes
And everywhere in-between

遠くまで
来てはみたが
蚊よけにポンチョ[着て]
どこでも距離[を]感じる

Well, okay, we get along
So what if right now everything's wrong?

仲良くやってきたじゃない
いまさら間違ってたなんてないよ

If it makes you happy
It can't be that bad
If it makes you happy
Then why the hell are you so sad?

If it makes you happy
It can't be that bad
If it makes you happy
Then why the hell are you so sad?

それで楽しいなら
悪くないんじゃない
それで楽しいなら
なんで悲しげなの

それで楽しいなら
悪くないんじゃない
それで楽しいなら
なんで悲しげなの

Oh, oh-oh

あ~、あ~

 

//--- イディオム、例文、単語など
it makes me happy
嬉しいな
still a long way to go まだまだです、まだ先は長い
thrift store (US) Synonym of thrift shop
thrift shop 中古品特価販売店 《家庭で不用になった衣類・家具などの寄付を受け、補修・加工のうえ格安で販売し、収益は福祉事業にあてる》
Geronimo(人名)ジェロニモ
 禁猟区に制限されることに対する抵抗として南西で白人の移民を襲撃したアパッチ族の長(1829年−1909年)
 (Apache chieftain who raided the white settlers in the Southwest as resistance to being confined to a reservation (1829-1909 ))
make it up to
(人)に償いをする、〔損失の〕埋め合わせをする、(人)とやり直す
- How can I make it up to you? どうやってこの埋め合わせをしたらいいんだろう。《つまり「ごめんなさい」という意味》

get down 気が沈む、めいる
derail〈列車などを〉脱線させる《通例受身で用いる》
- The train was derailed. 列車は脱線した
(進路・計画)を狂わせる、挫折させる

in-between 仲介者;中間の、中間的な

get along(何とか)やっていく、暮らす
- get along well [poorly] うまくやっていく[具合が悪い]
 仲よくやっていく〈together〉;〔…と〕仲よくやっていく、折り合ってゆく〔with〕
What if…?
 …したらどうなるだろう 《【用法】What will [would] happen if…? の略;現在では if 節には直接法を用いるほうが一般的》
- What if he comes back now? 今彼が戻ってきたらどうなるだろう
 …したってかまうものか《【用法】 What does it matter if…? の略》
- What if I fail! 失敗が何だ、失敗したって何でもない

//--- 拙訳について
歌詞サイト "Genius" に掲載されていた注釈を、Google翻訳にかけたもの(ほぼ無修正)

「イフ・イット・メイクス・ユー・ハッピー」は、シェリル・クロウの1996年のセルフ・タイトル・アルバムからのリード・シングルです。1997年のグラミー賞で最優秀女性ロック・ボーカル・パフォーマンス賞を受賞したクロウが歌ったこの曲は、米国ビルボード・チャートで最高10位を記録し、カナダでは1位に達した。 クロウはジェフ・トロットとこの曲を共作した。元々はカントリーソングでしたが、歌手はもっと露出を増やすためにロックソングに変えました。それがうまくいきました。

この曲は叙情的に複雑で、引用が豊富です。ある情報筋によると、クロウ自身は、「この曲のインスピレーションは、レコードレーベルやメディアが彼女にアルバムをフォローするようにプレッシャーをかけたときの、ファーストアルバムの大成功後の彼女の感情だった」と語ったという。

If It Makes You Happy
"mind" ≒「心」ほどではないにせよ、"happy" という語も少し厄介に感じる英単語で、一般的な訳語となる「幸せ」という日本語とは、少し意味合いや使われ方が異なるように思える。
日本語で「幸せ」「幸福」というと、昔話の結末のように、人生の総括的な意味合いで使われることが多いと思うが、英語の "happy" は、もっと、その場、その場での気分の表現として使われる感がある。(上で、辞書から似た例文を取り上げているが、その訳語もそうなっている)
「嬉しい」とか「楽しい」とか訳したほうがピッタリくることが多いのではないか。

I've been a long / A long way from here
距離のことを言っているのではなく、過去を振り返っている表現だと思います。進展してない、ということかと。

Put on a poncho, played for mosquitoes
なにかの喩えだろうか? 自分は、そのまんま、キャンプみたいなことをイメージした。

And Benny Goodman's corset and pen
「[アパッチ族の]ジェロニの[が使っていたという]ライフル」と「マリリン[・モンロー]の[が使っていた? がラベルに描かれた?]シャンプー」はまだしも、これはちょとわからない。(ベニー・グッドマンは大きな事故か何かして、療養中にたくさん楽譜を書いたとか? 伝記映画[←Amazonで購入可能]でも見直しましょう)
なんにせよ「バッタもの」であって、それをわかった上で、そうやって出品されているのを楽しんだ、ということかと。そんなときもあったよね、と。

Well, who hasn't been there before?
直訳すれば、「誰が以前そこに行ったことがないか?」となるが、そんなのを「和訳」と銘打ってもらっても困るわけで…

..., scrape the mold off the bread
ちょっとわけわからないが、「パン焼き型」から「ヘラ」で焼いたパンを取り出した、ということではないかと? このあたり、ベッドで朝食を取るみたいなこと?

We've been far / Far away from here
物理的な距離について言っているわけでないことは、今さら説明不要かと。

And everywhere in-between
これまたわからんが、多分、「友達以上恋人未満」みたいな関係だったということではないかと思うが? 違うかもしれないが、詩の文脈としては成り立つか、と。

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拙訳UK「ナッシング・トゥ・ルーズ」my poor translation of "Nothing To Lose" by U.K.

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個人的には、UKは、一枚目より、二枚目のほうが好きだ。「らしく」なった、というか、グループとしてまとまった感がある。(が、三枚目はライブ・アルバムで、新作は出ずに分解してしまった…)

この曲は「スリリング」で、「ポップ」(一般受けしそう)で、格好良いと感じる。歌詞は「ちょっと何言ってるかわからない」感じだが、人それぞれ、自分に当てはまるところがあれば、共感できるかもしれない。

//--- 原文と拙訳(旋律に合わせて)
"Nothing To Lose" by U.K. (Track 5 on "Danger Money", 1979)
UK「失うものはない(駄目もとで)」(『危険手当』収録)

Nothing to lose – Now I can really break it
Nothing to lose – Now I don't have to fake it
If you can't use – Forget it then I don't need it
Nothing to lose – If it ain't hot I'll leave it

失うものはない(駄目もとで)、今ならやれる
失うものはない(駄目もとで)、ごまかしなしで
使えないなら、忘れろ、要なし
失うものはない(駄目もとで)、熱くなけりゃほっとけ

Nothing to show, no-one to stop me, I'm going away
I'm kicking my heels, rolling the wheels and I'm leaving today
(Yeah, yeah...)

成果なし、誰も止めない、ここを去るだけ
待ちくたびれた、車を転がして、今日立ち去る

Nothing to lose – I gotta run for my life
Nothing to lose – Shoot out and shine those search lights
Nothing to lose – I'm ready to cross that border line
Nothing to lose – I'm going to make it stick this time

失うものはない(駄目もとで)、一目散に逃げる
失うものはない(駄目もとで)、ドンパチ、投光
失うものはない(駄目もとで)、境界線を越えてやる
失うものはない(駄目もとで)、今度はものにする

Nothing to show, no-one to stop me, I'm going away
I'm kicking my heels, rolling the wheels and I'm leaving today
(Yeah, yeah...)

成果なし、誰も止めない、ここを去るだけ
待ちくたびれた、車を転がして、今日立ち去る

Nothing to lose – I gotta run for my life
Nothing to lose – Shoot out and shine those search lights
Nothing to lose – I'm ready to cross that border line
Nothing to lose – I'm going to make it stick this time
Nothing to lose – Now I can really break it
Nothing to lose – Now I don't have to fake it
Nothing to lose – Forget it then I don't need it
Nothing to lose – If it ain't hot I will leave it...

失うものはない(駄目もとで)、一目散に逃げる
失うものはない(駄目もとで)、ドンパチ、投光
失うものはない(駄目もとで)、境界線を越えてやる
失うものはない(駄目もとで)、今度はものにする
失うものはない(駄目もとで)、今ならやれる
失うものはない(駄目もとで)、ごまかしなしで
失うものはない(駄目もとで)、忘れろ、要なし
失うものはない(駄目もとで)、熱くなけりゃほっとけ

 

//--- イディオム、例文、単語など
danger money
〈英〉→ danger pay〈米〉危険手当(使用者が労働者に危険な仕事をさせるときに通常の賃金とは別に支払う手当金)

nothing to lose 駄目もと
have nothing to lose 失うものは何もない、だまされたと思ってやってみなさいよ、駄目でもともと、駄目もと
have nothing to show for ... …の努力の跡を示すものが何もない

have nothing to show for one's efforts
努力の成果を示すものが何もない、努力が報われていない

kick one's heels《主に英国で用いられる》= cool one's HEELs【成句】
(不本意に長く)待たされる、待ちくたびれる
run (away) for one's [dear] life 一目散に逃げる

Stick to it! 頑張れ!
You'll never make it stick. あなたがそれを利用するはずがない。

//--- 拙訳について
Nothing to lose
"nothing to lose" は、アルク「英辞郎」に出ていたとおり、「駄目もと[で]」としていた(語数が少ないので収まりが良い)が、元に戻した。
ニュアンスとしては、確かに、「駄目もと[で、思い切ってやってやろう]」ということなのだろうが、「失うものは何もない」という言い方も、日本語として違和感がない以上、直訳に近いほうがわかりやすいと思うので。

Now I can really break it
I'm ready to cross that border line
似通った意味合いかと。

If it ain't hot I'll leave it
"hot" だが、近頃では、日本語でも、「今…が熱い」といった言い方が普通にあると思うので、これで通じるかと。「人気沸騰」という言い方もあることだし。

I'm kicking my heels, ...
辞書で引いたとおりだと思うが、ニュアンスとしては、「待ちくたびれている[、もう待ってられない、待つのにはうんざりした]」といったところだろうか。

Shoot out and shine those search lights
ちょっとイメージが湧かない、夜の空襲以外。

I'm going to make it stick this time
辞書を引いてもよくわからなかった。「定着させる」みたいな感じかと?
"make it stick" 直訳に近いところでは、何かを[棒でそうするように]突き刺して立てる、といったところか? イメージとしては、南極大陸や月で国旗を立てるみたいな感じ?

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拙訳レオ・セイヤー「ベッドシッターランド」my poor translation of "Bedsitterland" by Leo Sayer

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以前の記事「拙訳レオ・セイヤー「アンラッキー・イン・ラブ」my poor translation of "Unlucky in Love" by Leo Sayer」、「拙訳レオ・セイヤー「ムーンライティング」my poor translation of "Moonlighting" by Leo Sayer」「拙訳レオ・セイヤー「アナザーイヤー」my poor translation of "Another Year" by Leo Sayer」で取り上げているアルバム "Another Year" の冒頭を飾る、切ない感じの曲です。(エルトン・ジョンの曲にかなり似ている感じがする)

//--- 原文と拙訳(旋律に合わせて)
"Bedsitterland" by Leo Sayer (Track 1 on "Another Year", 1975)
レオ・セイヤー「ぼろアパート街」(『また一年』収録)

I'm thinking of taking
The easy way out
Open the window
I'll fall to the ground
I could do it -- wouldn't be much too it

安易な道
かもしれない
窓を開けて
地面に落ちる
できるだろう、たいしたことはない

I gotta little place here in the city
It's kind of small and dirty, it's a bedsitter
And there's a lot of us living here
Wall to wall in one big house

この街に住まいを構えている
小さくて汚いぼろアパート
たくさん[の人]が壁で仕切られて
大きな家にいる

And when the night comes 'round
I can see a lot of lonely lights
There are people in there breathing
But it don't seem right
In the streets way down below me
I'm listening for just a sound
But nobody comes around
In bedsitterland

夜になれば
寂しい光がたくさん見える
息づいている人がいる
けどなにかおかしい
通りの先まで
聞き耳を立てる
けどだれも来ない
ぼろアパート街で

And there's a man below me on the balcony
Crying to be heard
Screaming to be heard
I'm haunted by his words
And the people in the street just shrug their shoulders
Saying he's disturbed
He's in another world
Screaming at the birds
Crying to be heard
I hear his every word

ベランダの下で男が
わざと聞えるように
泣きわめく
その言葉が耳につく
行く人はただ肩をすぼめ
変になっている
いかれていると言う
鳥に叫ぶ
聞えるように
[僕は]全部聞く

I've slept in the gutter on a summer's day
Oh I've bummed cigarettes in the night cafes
I've joined the breadline
Believe I got a deadline

夏に側溝で寝たことがある
夜、カフェで、煙草をせびった
パンの配給に並んで
終わりはあると信じた

I gotta little place here in the city
It's kind of small and dirty, it's a bedsitter
And there's a lot of us living here
Wall to wall in one big house

この街に住まいを構えている
小さくて汚いぼろアパート
たくさん[の人]が壁で仕切られて
大きな家にいる

And when the night comes 'round
I can see a lot of lonely lights
There are people in there breathing
But it don't seem right
In the streets way down below me
I'm listening for just a sound
But nobody comes around
The lights are going down
Nobody comes around
In bedsitterland

夜になれば
寂しい光がたくさん見える
息づいている人がいる
けどなにかおかしい
通りの先まで
聞き耳を立てる
けどだれも来ない
ぼろアパート街で

 

//--- イディオム、例文、単語など
bedsitter《主に英国で用いられる》
 ひと間アパート(studio apartment)《寝室・居間兼用の部屋;家具や食器なども備えられていることが多い》
bed-sitter-land ワンルーム・アパートの多い地区

take the easy way out〈比喩的〉〔問題を解決するために〕楽[安易]な道を選ぶ

disturbed 気持ちが動転している、かき乱されて、動揺して、困惑して、不安な、心配で、荒れた、騒然たる、動乱の、物騒な、乱れた;神経症の、情緒不安定気味の、ノイローゼの兆候がある、精神障害の(ある)
in another world《be ~》別世界にいる、上の空だ、ボーッとしている、心ここにあらずの状態である、いかれている

bum〔物・金などを〕ただで手に入れる、せびる、せがむ、無心する;〔~を〕壊す、駄目にする
- bum a cigarette たばこをせびる[ねだる]

breadline パンの施しを受ける失業者などの列
deadline(新聞・雑誌の)原稿締め切り時間;最終期限

//--- 拙訳について
この歌詞の翻訳に当たっては、辞書は、アルクの「英辞郎 on the WEB」を主に使っている。

bedsitterland
この単語の意味は上記引用どおりだが、適当な訳語が思いつかなかった。「ウサギ小屋」というと、それで独立した住居となるので、ちょっと違うと思うが、とりあえずそうした。「鳥小屋街」ですかね? 結局、「ウサギ小屋」はやめた。

このアルバムの収録曲は、Frank Farrell との共作が多いようだ。
レオ・セイヤーと言うと、すぐに「シンガー・ソングライター」という言葉が思いつくが、アルバムを出すたびに、段々と、自作曲は少なくなっていったような。音楽で食っていこうとすると、商売に巻き込まれていってしまうのだろう。得るものもあれば失うものもあると。

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拙訳レオ・セイヤー「アナザーイヤー」my poor translation of "Another Year" by Leo Sayer

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以前の記事「拙訳レオ・セイヤー「アンラッキー・イン・ラブ」my poor translation of "Unlucky in Love" by Leo Sayer」、「拙訳レオ・セイヤー「ムーンライティング」my poor translation of "Moonlighting" by Leo Sayer」で取り上げているアルバムから、最後を飾る「タイトル・チューン(表題曲)」です。

//--- 原文と拙訳(旋律に合わせて)
"Another Year" by Leo Sayer (Track 10 on "Another Year", 1975)
レオ・セイヤー「また一年」(『また一年』収録)

Oh it's twelve o'clock
On the old grey wall
Yet another year
'75 is here
I hear all the people celebrating another year

ああ、もう十二時
[古い]灰色の壁に
また一年
75年から
みんなが祝って[い]るのが聞こえる、また一年

Oh darkness, darkness
Inside my head
I'm on my own again
That's what I think I said
This place is just a one-horse town
So let the rain fall down

ああ、闇よ、闇
頭の中
また一人きり
言ったと思うこと
ここはへんぴな町
雨に降られて

Year and year again
I'll be sitting here reflecting
How nothing's changed
But am I still the same?
People blow up all around me
Yet I remain
Nothing's changed

ゆく年くる年
座って考えている
何も変わらない
自分も同じままか
周りの人はいなくなる
自分は残って[い]る
何も変わらない

Another day begins
The same old same again
It's like some movie scene
I know it all frame by frame
I'll try to figure out what it means
Some other day

また一日
代り映えしない
まるで映画のよう
全部覚えて[い]る
なんの意味があるか、考えてみよう
そのうち

Now my diary
Is looking back at me
Oh it's another year
'76 is here
I'm watching all the people celebrating another year

この日記
振り返れば
また一年
76年に
みんなが祝って[い]るのが聞こえる、また一年

It's another year
また一年

Another year
また一年

 

//--- イディオム、例文、単語など
one-horse town ちっぽけな町、辺ぴな町
same old same old《the ~》いつもと同じだ、相変わらずだ
some other day いつか別の日に、日を改めて

//--- 拙訳について
この歌詞の翻訳に当たっては、辞書は、アルクの「英辞郎 on the WEB」のみを使っている。

Year and year again
この訳語「ゆく年、くる年」こそ、この曲の全体を表していると思う。欧米人みなが騒いで過ごすわけではなさそうですね。

大晦日の過ごし方は色々あると思う。
最近だと、アメリカ猿まね商売、カウントダウンに花火[だったら、その前に、「蛍の光」で社交ダンスすべきでは?]が定番になりつあるのかもしれないが、個人的には、除夜の鐘を静かに聴いて過ごしたいところ。

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シェイクスピアの二十八番そねっと

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シェイクスピアの『ソネット集』の拙訳は、「シェイクスピアのそねっと目次」にまとめるようにしたので、そちらを参照されたい。

前回の二十七番の続編というべき二十八番は、英語版 Wikipedia の解説によれば[Google翻訳結果そのまま]、
ソネット 28 の主題はソネット 27 で始まり、ソネット 43 と 61 に続きます。 4 つのソネットすべてで、詩人が夜、暗闇の中でベッドで一人で、心の目で若い男のイメージを思い起こさせようとして失敗しているのを見つけます。 4 つの作品はすべて、眠れない夜の不安と、詩人の心の中で起こる想像の旅を描いています。

Shakespeare

//--- 原文と拙訳(定形をやめて、訳し直した。意味を読み取ること重視で直訳っぽい)

How can I then return in happy plight
That am debarred the benefit of rest?
When day's oppression is not eased by night,
But day by night and night by day oppressed?

どうして幸せに感じて戻れるだろう
休息の恵みを奪われたまま
昼間のやり場なさは、夜にも癒されず
昼も夜(よ)も、夜も昼も、やる瀬なく

And each, though enemies to either's reign,
Do in consent shake hands to torture me,
The one by toil, the other to complain
How far I toil, still farther off from thee.

どちらが支配するかを争う、敵同士
ながら、手を握り、私をいたぶる
かたや苦役、かたや不平でもって
どれほど辛い道を行けど、君になお遠い

I tell the day to please him, thou art bright,
And dost him grace, when clouds do blot the heaven;
So flatter I the swart-complexioned night,
When sparkling stars twire not thou guil'st the even;

雲が天を隠しても、君の輝きが美しくする
と言って私は、昼を喜ばせ
きらめく星が輝かずとも、君が金に塗る
と言って、浅黒い顔の夜にへつらう

But day doth daily draw my sorrows longer,
And night doth nightly make grief's length seem stronger.

けれど、昼は日ごと悲しみを長引かせ
夜は夜ごと強く嘆きを募らせる

 

//--- イディオム、例文、単語など
plight
[通例単数形で](通例悪い)状態、苦境、窮状、はめ
debar〈人に〉〔…(すること)を〕(法的に)禁ずる;妨げる〔from; from doing〕
oppression 圧迫、圧制、抑圧;圧迫感、憂うつ、意気消沈;重苦しい[だるい]感じ

swart〈皮膚・顔色が〉浅黒い、黒ずんだ;日に焼けた
complexioned[複合語をなして](…の)顔色をした
- fair[dark]-complexioned 色白[黒]の顔をした
gild〈…に〉金[金箔(ぱく)]をきせる、金めっきする;〈…を〉金色に塗る
even《詩語》夕、晩

//--- 拙訳について
And each, though enemies to either's reign,
覇権争いをしている敵同士が、昼と夜で、

I tell the day to please him, thou art bright, / And dost him grace, ...
「私は昼にこう言って喜ばせる」him = the day
「君は輝いて、[彼を]美しくする」thou = "Fair Youth"

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比較参考のために、以前定型で訳したものを掲載する。(読み直すとかなり怪しい...)

幸せな 様で、どうして 戻れよう、
 休みの恵み 奪われながら?
夜なれど、 昼の気だるさ 癒されず、
 昼夜、夜昼、 苦しめられる。

支配権 巡って、互い 敵ながら、
 われ苦しめる には手を握る。
辛い道、 昼行き、夜は 愚痴こぼす、
 進んでもまだ 君から遠い。

われ昼を 喜ばす、君 輝いて
 天穢す雲 さえ追い払う、
黒い夜 おだてる、星が 輝くを
 やめても君の 黄金ありと。

だが昼は、 日ごと悲しみ 長引かせるし、
夜は、夜ごと 嘆きの強さ 強めるばかり。

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シェイクスピアの二十七番そねっと

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シェイクスピアの『ソネット集』の拙訳は、「シェイクスピアのそねっと目次」にまとめるようにしたので、そちらを参照されたい。

Shakespeare

//--- 原文と拙訳(定形をやめて、訳し直した。意味を読み取ること重視で直訳っぽい)

Weary with toil, I haste me to my bed,
The dear repose for limbs with travail tired;
But then begins a journey in my head
To work my mind, when body's work's expired:

辛い仕事に疲れ、すぐさま寝床(ねどこ)
くたびれた身体(からだ)をたっぷり休める
だがそれから頭の中でまた旅が始まる
身体の仕事が終われば、頭脳(あたま)の仕事

For then my thoughts, from far where I abide,
Intend a zealous pilgrimage to thee,
And keep my drooping eyelids open wide,
Looking on darkness which the blind do see;

私の思いは、いるところから、はるかに
遠く、君への熱き巡礼の旅に出かける
下がる瞼を大きく開(あ)けて
盲人が見る(=見えもしない)、闇を見つめる

Save that my soul's imaginary sight
Presents thy shadow to my sightless view,
Which like a jewel hung in ghastly night
Makes black night beauteous, and her old face new:

私の魂の想像の視界だけが
君の影を私の見えない目に映し出す
おぼろな夜に掛けられた宝石のように
黒い夜を美しく、その古びた顔を新たにする

Lo, thus, by day my limbs, by night my mind,
For thee, and for myself, no quiet find.

ほら、こうして、昼は身体、夜は頭脳と、
君のため、私のため、落ち着くときはない

 

//--- イディオム、例文、単語など
toil
骨折る、骨折って働く;骨折って進む、難渋しながら歩く
 (長く続く)骨折り(仕事)、 苦労、労役
repose 休息;睡眠;休養、静養;(場所などの)平静、閑静;(態度などの)落ち着き、沈着
limb(人・動物の胴体・頭部と区別して)肢(し)《腕・脚・ひれ・翼など》
travail 骨折り、労苦;身体的あるいは精神的なエネルギーの使用(use of physical or mental energy)

abide《古語》〔場所に〕とどまる、残る〔in,at〕;〔人の所に〕とどまる〔with〕;〔…に〕住む、滞留する〔at,in〕

lo《古語》見よ!、そら!、それ!、ほら

//--- 拙訳について
英語版Wikipedia等の解説によると、

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比較参考のために、以前定型で訳したものを掲載する。(読み直すと、出来の良い方だとは思うが...)

辛い旅、疲れ寝床に 急ぐのは、
 しばし体を 休めるためだ。
だがそれで 頭の中の 旅となる、
 体の次は 頭の仕事。

考えは 居場所をはるか、 熱烈に、
 君のもとへと 巡礼に行く。
垂れ下がる 瞼をかっと 見開かせ、
 盲たように 闇を見つめる。

魂の 想像の目が、 君の影、
 見えるはずなき 目に映し出す、
おぼろ夜に かけた宝石、 夜の顔、
 美しくして 若返らせる。

このように、 昼は体だ、 夜は頭と、
君とわが ため、落ち着ける ときはないのだ。

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拙訳クリス・スぺディング「ジャンプ・イン・マイ・カー」my poor translation of "Jump in My Car" by Chris Spedding

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「最高にクールでカッコいい」「ロックン・ロール」と言った言葉が、これほど似合うアーティストは、彼以外ないのではないかと思える。

関連過去記事:

この歌詞の翻訳に当たっては、辞書は、アルクの「英辞郎 on the WEB」を主に使った。

//--- 原文と拙訳(旋律に合わせて、のつもりが、途中からどうでもよくなった)
"Jump in My Car" by Chris Spedding (Track 6 on "Chris Spedding", 1976)
クリス・スぺディング「乗ってけよ」(『クリス・スぺディング』収録)

Jump in my car, I want to take you home
Mmm, jump in my car, it's too far to walk on your own

乗って[い]けよ、送ってやるよ、
う~む、乗って[い]けよ、歩くには遠い

(No thank you sir)
Ah, come on now, I'm a trustworthy guy

(結構です)
まあ、まあ、何もしやしないから

(No thank you sir)
Oh, little girl, I wouldn't tell you no lie

(結構です)
ねえ、君、嘘は言わない

(I know your game)
How can you say that, we only just met

(やり口は知ってる)
どうしてそんな、会ったばかりじゃないか

(You're all the same)
Ooh, she's got me there but I'll get her yet

(みな同じことを言う)
おっと、一本取られた、けどまだまだ

(I got you there)
No you didn't, I was catching my breath
Now look, it's starting to rain
Now baby, you'll catch your death

(もういいでしょ)
ちょっと待って、一息ついてと
見てよ、雨が降ってきた
ねえ、風邪ひいちゃうよ

(Will I come home?)
Ah, come on now, it costs nothing to try
And you'll arrive home nice and dry

(まっすぐ家に[送ってもらえる]?)
ああ、すぐに、なにもしやしない
濡れずに家に帰れるよ

Mmm, jump in my car, I want to take you home
Come on, jump in my car, it's too far to walk on your own

う~む、乗って[い]けよ、送ってやるよ
さあ、乗って[い]けよ、歩くには遠い

Won't you jump in my car, I want to take you home
Come on, jump in my car, it's too far to walk on your own

乗って[い]きなさい、送ってあげる
さあ、乗って[い]けよ、歩くには遠い

(Maybe I will)
Ah, that's better now, you're talking sense

(お願いしよっかな)
ああ、そうしたほうがいい、賢明だよ

(You must keep still)
Well, if you like, I'll just put up a fence

(おとなくしててね)
よかったら、柵でも立てとくよ

(What made you get smart?)
Well, alright, we'll soon be on our way

(お利巧さんでお願いね)
そうね、そろそろ行きますか

(We better start)
What for?

(すぐ行きましょ)
なんで

(Because it's such a long way)
Why? where d'ya live?

(とても遠いから)
なにっ、どこに住んでんの

(I live down south about 384 miles)
Hey, slow down, you must be joking, babe, behind that cute smile

(600キロぐらい南のほう)
えっ、なに言ってんの、冗談でしょ、ねえ、かわいい笑顔して

(Oh, no I'm not)
Well, if you're not, there's only one thing to say

(本当よ)
うむ、冗談でなきゃ、言えるのは一つだけだ

(And what's that?)
Get out the car, get on your way

(それはなに)
車を降りろ、自分で行けよ

Get out of my car
降りろよ

(But you just said that you'd take me home)
But it's too far

(でも送ってくれるって言ったよね)
だけど遠すぎる

(But there's no way that I can get there alone)
I couldn't care less

(でもひとりでどう行ったらいいの)
知ったことか

(Maybe I could see you next week)
You sure look a mess

(来週また会えるかもよ)
まったくひどいもんだ

(Well, look who's talking, you got no right to speak)
Get out of my car

(えっ、なに言ってんの、よくもそんなこと言えるわね)
降りろよ

(You told me that you were a really nice guy)
Well, I ain't

(自分はいい人だって言ったのに)
じゃないから

Get out of my car
Get out of my car

降りろよ
降りろよ

You heard what I said

聞えただろ

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//--- イディオム、例文、単語など
get someone there
〔救助・協力・応援などのために〕(人)をそこに行かせる
〔議論などにおいて〕(人)を不利な立場に置く[追い込む]、反論できないようにする
- He's got you there. あなたは、彼に一本取られてしまいましたね。/それは彼の言い分(の方)が正しいですね。/してやられたね。
- You've got me there. これは参りました[一本取られました]。

catch one's breath
〔運動などの後で〕息が正常に戻る
一息つく[入れる]、ひと休みする、ひと息ついて思考や行為が正常に戻る
〔驚きなどでハッとして〕息をのむ、固唾をのむ

catch one's death
〈話〉ひどい風邪をひく〈通例、不十分な服装で外出しようとする人に対する警告として用いられる〉
- Put on this sweater or you'll catch your death (of cold). このセーターを着なさい。そうしないと風邪をひきますよ。

Maybe I will... お願いしようかな...。/たぶん、そうね。/するかもしれない。

on one's way
《be ~》〔目的地への〕途中[通り道]にいる
- The ambulance is on its way. すぐに救急車が来ます。
《be ~》出て行く、出かける、立ち去る
- I must be on my way. そろそろ行かなくては。
- I'll be on my way. じゃ、私はこれで。〈帰るときに〉
- Be on your way! うせろ!〈【類】Get lost. ; Scram! ; Beat it.〉
- Let's be on our way. 出かけよう。〈【同】Let's go.〉

couldn't care less
少しも気にしない[意に介しない・構わない]、気にもかけない、どうでもいい、知ったことではない〈【直訳】(~について)これ以上気にしないことはできない〉

Look who's talking! よくもそんな口がきけるな、よく言うよ
cf. "Look Who's Talking"
映画『ベイビー・トーク』(米1989年)エイミー・ヘッカリング監督、ジョン・トラヴォルタ、カースティ・アレイ、オリンピア・デュカキス〈赤ん坊の声はブルース・ウィリスが担当〉

//--- 拙訳について
コーラスとの「コール・アンド・レスポンス(掛け合い)」が面白い歌になっている。
この曲は、自作曲ではなく、Ted Mulry の「カバー」らしい(英語版Wikipedia参照)。同じ曲を、テレビ・ドラマ『ナイトライダー』や『ベイウォッチ』でお馴染みの俳優、デビッド・ハッセルホフが、2006年に「カバー」しており、もしかして、それのほうがよく知られているかもしれない。

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拙訳マドンナ「ホリデイ」my poor translation of "Holiday" by Madonna

過去記事(「2004年2月」〜)は、左側の「バックナンバー」の文字をクリック!
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前回に続いて、やり残した感がないように、と。

//--- 原文と拙訳(旋律に合わせて、それ以外、この歌詞、訳す意味があるか?)
"Holiday" by Madonna (Track 5 on "Madonna", 1983)
マドンナ「休暇」(『マドンナ』収録)

Holiday
Celebrate
Holiday
Celebrate

お休み
お祝い
お休み
お祝い

If we took a holiday
Took some time to celebrate
Just one day out of life
It would be
It would be so nice

休みが取れたら
お祝いしようよ
人生の一日
きっと
きっとすてき

Everybody spread the word
We're gonna have a celebration
All across the world
In every nation

みんなで伝えて
お祝いするって
世界中
どこの国へも

It's time for the good times
Forget about the bad times, oh yeah
One day to come together, to release the pressure
We need a holiday

いいときにしよう
嫌なこと忘れ、やあ
一日一緒に、のんびりと
お休み取ろう

If we took a holiday
Took some time to celebrate (Come on, let's celebrate)
Just one day out of life (Holiday)
It would be
It would be so nice

You can turn this world around
And bring back all of those happy days
Put your troubles down
It's time to celebrate

世界を回そう
幸せな日を取り戻そう
悩んでないで
お祝いしようよ

Let love shine
And we will find
A way to come together and make things better
We need a holiday

愛[を]輝かせて
見つけよう
行くべき道、よくしよう
お休み取ろう

...

 

//--- イディオム、例文、単語など
spread the word (idiomatic) To tell a lot of people; to inform as many people as one can.

//--- 拙訳について
歌詞サイト "Genius" 掲載の注釈を、Google翻訳にかけた結果(多少、修正):

「ホリデイ」はマドンナの3枚目のシングルで、マドンナにとって最初のメインストリームのヒット曲です。米国では、ビルボード ホット 100で最高16位を記録し、マドンナがチャートに入った最初のシングルとなりました。この曲はビルボードのダンスクラブソングチャートでも1位を獲得し、オーストラリア、イギリス、ベルギー、ドイツ、オランダなどのいくつかの国でトップ10に入った。

マドンナはほとんどのツアーで「ホリデイ」を演奏しました。 setlist.fm によると、この曲は彼女が最もライブで演奏した曲だという。

この曲が当たっていた当時のマドンナというと(個人的には今でも当時の印象と変わらないが)、矢沢永吉以上に「成りあがり」(矢沢永吉の著書の題名)という言葉が似合うように思える。

歌詞は難しい言葉や比喩はまったく使われておらず、以前の記事で書いたように、「英語の勉強になると思う。教材としておススメ」ですね。(文科省に推薦されようもないし、推薦されても困るが)
家事をしながら鼻歌で歌う(ハミングする)には、ちょうどよいのではないでしょうか。(『平家物語』を暗唱しながら家事をする主婦がいたらちょっと怖い(かも、少なくとも「ストレンジ」な感じはするだろう。差別的な意図はない。むしろ、それはそれで、素敵だっ!と思う。こういう「アンバランス」なのはテレビのお笑い番組では見られない、残念ながら…)

あるいは、有休消化を推し進めたい厚労省お勧めの曲かも?!(違うか!)

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拙訳マドンナ「ラッキースター」「エブリバディ」my poor translation of "Lucky Star", "Everybody" by Madonna

過去記事(「2004年2月」〜)は、左側の「バックナンバー」の文字をクリック!
まず、オンライン辞書の記載内容を無断転載していると非難されないように、調べた単語や例文などの出典を、再度、明確にしておきたい。基本的に、weblio 英和辞典・和英辞典を利用しています。詳細については、「拙訳タンジェリン・ドリーム「タイガー」my poor translation of "Tyger" by Tangerine Dream」に記載したとおりです。

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過去記事「拙訳マドンナ「ボーダーライン」my poor translation of "Borderline" by Madonna」で書いているとおり、自分は、彼女のファースト・アルバムをかなり好んでおり、その中でもアルバム冒頭を飾る「ラッキー・スター」については、「ボーダーライン」以上に、そのプロモーション・ビデオが好きなのだ。最近、義務教育でダンスの授業があると聞くが、こういうのをやるのだろうかと想像する。(違うか?)

//--- 原文と拙訳(旋律に合わせて、それ以外、この歌詞、訳す意味があるか?)
"Lucky Star" by Madonna (Track 1 on "Madonna", 1983)
マドンナ「幸運の星」(『マドンナ』収録)

You must be my Lucky Star
'Cause you shine on me wherever you are
I just think of you, and I start to glow
And I need your light and baby, you know

[きっと]幸運の星
あなたがいれば輝ける
思うだけで明るくなる
光をください、お願い

Star light, star bright
First star I see tonight
Star light (Star bright)
Make everything all right
Star light, star bright
First star I see tonight
Star light (Star bright), yeah

キラ、キララ
今夜初の星
キラ、(、キララ)
すべてよくなる
キラ、キララ
今夜初の星
キラ、(、キララ)、やあ

You must be my Lucky Star
'Cause you make the darkness seem so far
And when I'm lost, you'll be my guide
I just turn around, and you're by my side

[きっと]幸運の星
闇を遠ざけてくれる
迷えば案内してくれる
振り返れば、そこにいる

Star light, star bright
First star I see tonight
Star light (Star bright)
Make everything all right
Star light, star bright
First star I see tonight
Star light (Star bright), yeah

...

C'mon, shine your heavenly body tonight
'Cause I know you're gonna make everything all right, Mmm
C'mon, shine your heavenly body tonight
'Cause I know you're gonna make everything all right

さあ、今夜その体輝かせて
すべて[を]よくしてくれるでしょう、うむ
さあ、今夜その体輝かせて
すべて[を]よくしてくれるでしょう

You may be my Lucky Star, but I'm the luckiest by far
You may be my Lucky Star, but I'm the luckiest by far

幸運の星かも、でも、いま最高にツイてるの
幸運の星かも、でも、いま最高にツイてるの

Star light, star bright
First star I see tonight
Star light (Star bright)
Make everything all right
Star light, star bright
First star I see tonight
Star light (Star bright), yeah

...

C'mon, shine your heavenly body tonight
'Cause I know you're gonna make everything all right, Mmm
C'mon, shine your heavenly body tonight
'Cause I know you're gonna make everything all right

...

(You may be my Lucky Star, but I'm the luckiest by far)
(You may be my Lucky Star, but I'm the luckiest by far)
(You may be my Lucky Star, but I'm the luckiest by far)
You may be my Lucky Star
What you do to me, baby
(You may be my Lucky Star, but I'm the luckiest by far)
You know, I'm the luckiest by far

(幸運の星かも、でも、いま最高にツイてるの)
(幸運の星かも、でも、いま最高にツイてるの)
(幸運の星かも、でも、いま最高にツイてるの)
幸運の星かも
なにしてくれる[の]、ねえ
(幸運の星かも、でも、いま最高にツイてるの)
そうよ、いま最高にツイてるの

Star light, star bright
First star I see tonight
Star light (Star bright)
Make everything all right
Star light, star bright
First star I see tonight
Star light (Star bright), yeah

...

Star light, star bright
You make everything all right
What you do to me, baby

キラ、キララ
すべてよくなる
なにしてくれる[の]、ねえ

 

//--- イディオム、例文、単語など
Star light, star bright, きらきらの、おほしさま - イギリス伝承童謡『マザーグースのこもりうた』
heavenly body 天体(太陽・月・星など)

//--- 拙訳について
歌詞サイト "Genius" 掲載の注釈を、Google翻訳にかけた結果(多少、修正):

1983年にリリースされたこの明るいダンス・ポップ・チューンは、マドンナのセルフ・タイトルのデビュー・アルバムからの4番目のシングルでした。これは彼女にとって初のトップ5ヒットとなり、ビルボードのホット100で4位を記録した。

マドンナはもともと、彼女の最初のシングル「エブリバディ」をプロデュースしたDJ、マーク・カミンズのためにこの曲を書き、彼がダンステリアのセットでこの曲を演奏してくれることを望んでいた。

MTVが頻繁に放映したこのミュージック・ビデオは、80年代のポップ・カルチャーを席巻するようになったマドンナのスタイルとファッションへの関心を呼び起こしました。

音楽担当重役のジェフ・エアロフ氏によると、マドンナは当初、この曲をシングルとしてリリースすることを望んでいなかったが、次のように説得したという。

私たちは「エブリバディ」、「バーニング・アップ」、「ホリデイ」、「ボーダーライン」をシングルとしてリリースしました。 そしてマドンナは「ラッキー・スター」をリリースしたくなかった。 同じ頃、彼女は訴訟を受けており、お金が必要でした。 私は「「ラッキー・スター」をリリースさせてください。そうすれば、その代金を支払うのに十分なレコードが売れることを保証します。」と言いました。

You must be my Lucky Star
最初は、「あなたは私の幸運の星に違いない」と歌われていたのが、途中から、

You may be my Lucky Star, but I'm the luckiest by far
「あなたは私の幸運の星かもしれない」「でも私は最高に幸運なのです」に変化していることに注意したい。

C'mon, shine your heavenly body tonight
この句をGoogle翻訳にかけると「さあ、今夜あなたの天体を輝かせてください」になる。"heavenly body" は直訳で、辞書どおり「天体」である。で、

What you do to me, baby
と言うぐらい、「幸運の星」さんとお近づきになって、

You may be my Lucky Star, but I'm the luckiest by far
になるわけだ。

おまけに、彼女のデビュー・シングル「エブリバディ」を紹介しておく。この曲の歌詞はほとんど繰り返しなので、全部載せるのは無意味と判断した。
この歌詞の翻訳に当たっては、辞書は、アルクの「英辞郎 on the WEB」のみを使っている。

//--- 原文と拙訳(旋律に合わせて、それ以外、訳す意味があるか?)
"Everybody" by Madonna (Track 1 on "Everybody" - Single, 1982)
マドンナ「さあみんな」(シングル)

[Intro]
I know you've been waiting, yeah
I've been watching you, yeah
I know you wanna get up, yeah
Come on

待ち続けている、ね
見てたから、ずっと
立ち上がりたい、よね
さあ

[Chorus]
Everybody, come on, dance and sing
Everybody, get up and do your thing
Everybody, Come on, dance and sing
Everybody, Get up and do your thing

さあみんな、踊って、歌おう
さあみんな、やることをやろう
さあみんな、踊って、歌おう
さあみんな、やることをやろう

[Verse 1]
Let the music take control
Find a groove and let yourself go
When the room begins to sway
You know what I'm trying to say

音楽に任せて
ノリで好きなように
部屋が揺れ出したら
言いたいこと分かるから

[Pre-Chorus]
Come on, take a chance
Get up and start the dance
Let the D.J. shake you
Let the music take you

さあ、やってみよう
立って踊り出せ
DJに従って
音楽に合わせて

[Chorus]
...

[Verse 2]
Let your body take a ride
Feel the beat and step inside
Music makes the world go around
You can turn your troubles upside down

身体を乗せて
拍子[を]感じて行こう
音楽は世界を回す
困難をひっくり返そう

[Pre-Chorus]
Gonna have to change your mind
Gonna leave your troubles behind
Your body gets the notion
When your feet can make the motion

考えを変えましょう
面倒はやり過ごそう
身体の感じるまま
足が動き出したら

[Chorus]
...

[Refrain]
Dance and sing, get up and do your thing
Dance and sing, get up and do your thing
Dance and sing, get up and do your thing
Dance and sing, get up and do your thing

踊り歌い、やること[を]やろう
踊り歌い、やること[を]やろう
踊り歌い、やること[を]やろう
踊り歌い、やること[を]やろう

[Interlude]
I know you've been waiting, yeah, yeah
I see you sitting there, I've been watching you
Across the room, yeah, yeah
I've been watching you, I see you sitting there by yourself
Yeah, yeah
Come on, come on, come on

待っててくれたよねえ、ねえ
そこに座ってた、部屋の奥に
見てたから、ねえ、ねえ
見てたから、ひとり座ってたの
ねえ、ねえ
さあ、さあ、さあ

[Chorus]
...
[Verse 3]
...
[Chorus]
...
[Chorus & Refrain]
...

[Outro]


//--- イディオム、例文、単語など
take a chance いちかばちかやってみる
- Let's take a chance. いちかばちかやってみよう。
- I wouldn't take that chance. 私なら、そんな賭けはしません[危ない橋は渡りません]。〈【場面】うまくいく可能性も(十分に)あるかもしれないが、失敗した場合のダメージが大きいので、運任せで試したいとは思わない〉

let oneself go 自由[好きなよう]に振る舞う、羽目を外す、自分の外見を気にしない〈【直訳】(抑制されている)自分を解放する、気持ちを楽にする〉

take a ride 乗る
step inside ~に足を踏み入れる、立ち入る

get the notion that〔that以下〕だと考える
- get the notion that one is special out of one's head 自分が特別だという考えを頭から捨てる

//--- 拙訳について
歌詞サイト "Genius" の注釈をGoogle翻訳にかけたもの(ほぼ無修正):
「エブリバディ」はマドンナのデビューシングルです。この曲はR&B、ポップ、ダンスをミックスしたものです。Billboard Hot 100 には入っていないものの、Billboard の Dance Club Songs では第3位になりました。 このシングルのミュージックビデオが公開され、マドンナが黒人アーティストとして宣伝されたため、一般の人々は驚きました。

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拙訳レオ・セイヤー「ムーンライティング」my poor translation of "Moonlighting" by Leo Sayer

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以前の記事「拙訳レオ・セイヤー「アンラッキー・イン・ラブ」my poor translation of "Unlucky in Love" by Leo Sayer」で、「この曲を含むアルバムからは「ムーンライティング」"Moonlighting" がシングルヒットした」と紹介しているのが、それがこの曲。このアルバム、他にもいい曲がいっぱいで、なかなか聴きごたえがある。

この曲は、曲調が、スティーブン・ビショップの「オン・アンド・オン」を思い起こさせる(が、こちらが先)。どんな歌詞なのか、読んでみたところ、…

//--- 原文と拙訳(旋律に合わせ、ようとして、少し無理があるかも)
"Moonlighting" by Leo Sayer (Track 6 on "Another Year", 1975)
レオ・セイヤー「月夜に」(『また一年』収録)

He sees her at the same time every night
At the mexican discotheque
She gives him french kisses
He gives her french cigarettes
They sit at the same table every time
The lights are low but their eyes shine
Just digging the music from those sweet soul bands
She keeps him outta fights holds on to his hand
He whispers slowly "tonight's the night"
"Months of planning so it's gotta be right"
Under the table her bag is busting at the seams
She made sure to bring everything

毎夜同じ時間に二人は会う
メキシコ風のディスコで
フレンチ・キスをして
フランスの煙草を吸う
いつも同じ席について
薄暗い中、目を輝かせ
ソウルバンドの音楽を楽しむ
喧嘩はさせない、彼の手を握りしめて
彼はささやく「今夜こそ」
「練りに練った、きっとうまくいくはず」
床の鞄の縫い目が裂けている
彼女がいるものをつめこんで

Moonlighting
They're leaving everything
Moonlighting
They're losing all their friends
Moonlighting
It's the only way
It's frighening
But it means they'll stay
Together
They're gonna make it together

月夜に
すべてを捨てて
月夜に
みなとお別れ
月夜に
それしかない
こわいけど
それでずっと
一緒に
成し遂げる、一緒に

His blue morris van is parked in an alley
Just by montague street
His friend Eddie he did the respray
So he couldn't drive it all last week
And it cost most of the money that he had saved up
To pay eddie's receipt
But he figures it's worth it 'cos the disguise is a must
When they go missing they're gonna look for the van first
She whispers slowly "It'll be alright."
"I took some cash from my building society."
"And my monthy check came in just right."
"If only they knew they weren't giving it away."

青いバンを路地に駐車
モンタギュー通りのそばに
ダチのエディが塗り替えた
おかげで先週は乗れず
貯金をほとんどはたいて
エディの支払いに充てた
それだけの価値あり、偽装必須
いなくなればバンから捜索
彼女はささやく「大丈夫」
「住宅組合からお金を下ろした」
「毎月の手当ても滞りなし」
「知っていたら渋られたろうに」

Moonlighting
They're leaving everything
Moonlighting
They're losing all their friends
Moonlighting
It's the only way
It's frighening
But it means they'll stay
Together
They're gonna make it together

月夜に
すべてを捨てて
月夜に
みなとお別れ
月夜に
それしかない
こわいけど
それでずっと
一緒に
成し遂げる、一緒に

9:15 monday morning at the printing works
The boss notices someone's not clocked in
And the water department of the council offices has a message
That mrs. park's daughter is missing
Meanwhile the Carlisle turnoff of the M6 motorway
Drinking cold black coffee eating hot cup cakes
She stares at him with his beard unshaved
Wonders at his powers of staying awake
He whispers slowly "You did just fine."
They shared the driving all through the night
She laughs "my mother will have lost her mind."
"We're only ten miles to Gretna. They're three hundred behind."

月曜の朝九時過ぎ工場で
彼が出勤してないことがバレる
水道局から連絡あり
娘さんが行方不明です
高速道路のインターで
アイスコーヒー飲みながらホットケーキ食べる
ひげを剃ってない彼を見つめる
よく眠らずにいられるものだ
彼はささやく「よくやったね」
二人は交代して一晩中運転
彼女は笑う「母は正気をなくすでしょう」
「グレトナまであと15キロ。5時間は先を行っている」

Moonlighting
They're leaving everything
Moonlighting
They're losing all their friends
Moonlighting
It's the only way
It's frighening
But it means they'll stay
Together
They're gonna make it together

Moonlighting
They're leaving everything
Moonlighting
They're losing all their friends
Moonlighting
It's the only way
It's frighening
But it means they'll stay
Together
They're gonna make it together

 

//--- イディオム、例文、単語など
moonlighting(本職のほかにこっそりする)アルバイト、副業、夜業、内職
- the act of moonlighting 夜間アルバイトに出掛けること
- The law student is moonlighting as a taxi driver. 法科学生は、副業としてタクシー運転手をしている。

bust《口語》〈…を〉破裂させる;〈…を〉破産[破滅]させる
《口語》〈ものを〉壊す、だめにする;〈脚などを〉折る
seam(布・毛皮・服などの)縫い目、継ぎ目;傷跡
【外科・解】縫合線;(顔などの)しわ;【地質】(二つの地層間の)薄層
make sure〔…を〕確かめる〔of〕;〈…ということを〉確かめる〈that〉;〈…かを〉確かめる〈wh.〉;〔…を〕あらかじめ手に入れる〔of〕;必ず〈…するように〉手配する[計らう]〈that〉、する〈to do〉

alley(都市で建物の間にある)路地、小路(こうじ)《【類語】path》;(狭い)裏通り⇒blind alley;(庭園・公園などの木や低木で縁取られている)細道、小道
(skittles,bowling などの)ボールを転がす路、レーン;《主に米国で用いられる》(テニスコートの)アレー《左右二本ずつのサイドラインで仕切られた区域;内側の線はシングルス、外側の線はダブルス用》;[時に複数形で]球戯場、ボウリング場

clock in [on](タイムレコーダーで)出勤時を記録する;出勤する
water department 水道局
council(立法・諮問のために召集された人たちの)評議会、協議会、諮問会《各種機関の公式名に使うことが多い⇒British Council, Privy Council》;(大学などの)評議員会
 会議、協議
- in council 会議中で[に]《無冠詞》
 地方議会
- a county council 《主に英国で用いられる》 州議会.
- a municipal [city] council 市議会.
 会議用の
- a council room [chamber] 会議室
《主に英国で用いられる》州[市、町]営の
Carlisle カーライル《イングランド Cumbria 州の州都》
turnoff《主に米国で用いられる》(大きな道路の)わき道;(高速道路への出入りの)斜道、ランプ;分岐点
 方向転換できる脇道 (a side road where you can turn off)
M6 motorway M6高速道路(英国で最長の高速道路)
mind 精神の正常な状態、正気
- lose one's mind 正気を失う、発狂する;もうろくする
Gretna グレトナ(スコットランドのダンフリース・アンド・ギャロウェイ州にある町)

building society《主に英国で用いられる》住宅金融組合、建築組合、住宅組合(《主に米国で用いられる》savings and loan association)

//--- 拙訳について
「駆け落ち」を描いたもののようだ。
米国映画なんかで、結婚を反対されたカップルが、車で、親の同意なしで結婚できる州に逃げる、みたいな設定を見かけることがあったりするような、それにしても、「夜逃げ」「駆け落ち」(さらに「心中」)なんていうと、わが国でもお馴染みの主題で、親しみやすい。

これだけ単語数が多いと、普通に訳していたのでは、日本語の音数が旋律には収まらない。そのため、適当に端折ったり、訳語を微妙に変えたりしている。

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シェイクスピアの二十二番そねっと

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まず、オンライン辞書の記載内容を無断転載していると非難されないように、調べた単語や例文などの出典を、再度、明確にしておきたい。基本的に、weblio 英和辞典・和英辞典を利用しています。詳細については、「拙訳タンジェリン・ドリーム「タイガー」my poor translation of "Tyger" by Tangerine Dream」に記載したとおりです。

シェイクスピアの『ソネット集』の拙訳は、「シェイクスピアのそねっと目次」にまとめるようにしたので、そちらを参照されたい。

Shakespeare

//--- 原文と拙訳(定形をやめて、訳し直した。意味を読み取ること重視で直訳っぽい)

My glass shall not persuade me I am old,
So long as youth and thou are of one date;
But when in thee time's furrows I behold,
Then look I death my days should expiate.

鏡には、私が老いたと説得できない
君と若さが同じ日にある限り
だが君に、時の轍を見るならば
死が私の生涯に償わせるだろう

For all that beauty that doth cover thee
Is but the seemly raiment of my heart,
Which in thy breast doth live, as thine in me:
How can I then be elder than thou art?

君を覆うその美しさはすべて
私の思いに相応しい服でしかない
私の思いは君の胸の奥に住む、君のもそう
ならば私が君より年長でありえようか

O, therefore, love, be of thyself so wary
As I, not for myself, but for thee will,
Bearing thy heart, which I will keep so chary
As tender nurse her babe from faring ill.

ああ、だから、愛しい人よ、気を付けよ
私は、自分のためでなく、君のため
君の思いを抱(だ)く、優しい乳母が
赤子を守るように大切に

Presume not on thy heart when mine is slain;
Thou gav'st me thine, not to give back again.

私の思いが殺されたとて、君の思いが消えると思うな
君のはもらった、返しはしない

 

//--- イディオム、例文、単語など
of one date
?
- be of one [a, like] mind〈二人以上の人が〉意見が一致している
expiate〈罪・悪行を〉償う

seemly[やや古](態度などが)ふさわしい、適切な;礼儀にかなった
raiment[集合的に]《文語・古》衣類、衣服

wary〈人が〉用心深い、慎重な、油断のない;〔…に〕注意深くて、油断なく〔of〕;〈行為・観察など〉慎重な、油断のない
chary 用心深い、〔…に〕用心して、〔…しないように〕気をつけて、警戒して〔of〕
 遠慮がちな、内気な;〔…に〕遠慮して〔of〕;〔…を〕出し惜しみして〔of〕
fare[様態の副詞を伴って]〈人が〉(よく、まずく)やっていく、暮らす
[非人称主語 it を主語にして;様態の副詞を伴って]〈事が〉〔…にとって〕(うまく,まずく)いく,成り行く〔with〕
- It has fared ill [well] with them. 彼らはうまくいっていない[いっている]。

slay《文語・戯言》〈…を〉殺害する
presume (intransitive) To be presumptuous; with on, upon, to take advantage (of), to take liberties (with). [from 15th c.]
presumptuous 押しの強い、僭越な、無遠慮な;〔+of+(代)名詞(+to do)/+to do〕〈…するとは〉〔人は〕僭越で

//--- 拙訳について
英語版Wikipedia等の解説によると、この詩は作者が30歳半ばに書かれており、それほど老けていたわけではないが、自分を老人に見立てて愛を詠う(愛があれば歳なんて、みたいな)のは、エリザベス朝時代の詩にはよくあった(ペトラルカのソネット143番の影響)とのこと。また、ペトラルカのソネット48番を筆頭として、「「心臓」の交換」を主題とした詩が、これ以外にもいくつかあるとのこと。(なお、これまた、"heart" と "mind" の翻訳問題が課題になる)

But when in thee time's furrows I behold,
現実問題として、君が年老いたとき、私はもう生きてはないだろう、ということを言っているのだと思う。(この後、話が飛躍する)

How can I then be elder than thou art?
率直に言って、二節の理屈がよくわからない。
君の若さ・美しさは、君の胸の奥に住まう、私の「心臓」の衣服に過ぎず、
醜く老いた私の姿は、私の胸の奥に住まう、君の「心臓」の衣服に過ぎない、だから、
君と私は同い年である、という論法が…
愛に年齢はない、ということですかね?

Presume not on thy heart when mine is slain;
"presume" の訳語が難しい。
「私の心臓」は君の胸の奥にあって、「君の心臓」は私の胸の奥にある。君が「私の心臓」を殺した(君が私への愛を失った)としても、「君の心臓」(私の君に対する愛)は変わらない、ということが言いたいのだと思うが…
英文解説を読むと、
Do not presume that your heart is killed when my heart is killed.
と読むのが一般的なようだ。

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比較参考のために、以前定型で訳したものを掲載する。(読み直すとかなり怪しい...)

鏡を見、 自分が老いた と思わぬ、
 君と若さが ともにあるから。
だが君に、 時の轍を 見たならば、
 死がわが日々を 奪うと思う。

君包む 美はすべて、わが 心着る
 衣服なるから、 君の胸奥
われ住まい、 君もまたわが 中に住む。
 ゆえ君とわれ 同い歳なり。

ああ、だから 気をつけてくれ、 われもまた
 君のため身を 大切にする。
君心、 乳母が赤子を 守るよに、
 大切にこの 胸抱きしめる。

わが心 滅びて、君の 心戻らず、
君心 くれたのはもう 返さずともと。

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拙訳アラン・パーソンズ・プロジェクト「アイ・イン・ザ・スカイ」my poor translation of "Eye in the Sky" by The Alan Parsons Project

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この曲は、昔々、中京テレビでやっていた深夜番組「HONKYとーく」のエンディング・テーマとして使われており、番組内容以上に耳に残った。この番組の司会をやっていたのが、今は亡き、「なんだかなー」阿藤海(のちに「快」に改名)で、個人的には、松田優作主演『殺人遊戯』(東映・昭和53年)でのチンピラ(?)役が一番印象に残っているが、他にも色々多数出演作あり。で、アシスタントの女子が、…(脱線はこの程度にしてと)

アラン・パーソンズ・プロジェクトと言うと、個人的には、「ミュージック・ビデオ」が一般化しつつあった当初に出た "Don't Anser Me" が秀逸で、かなり気に入ったが、その曲以外知らなかった。今でも、それと次のビデオの "Let's Talk About Me"、上記トーク番組で知ったこの曲以外、ほとんど聴いてない。

この曲はとてもよいのだが、なにか、ピンク・フロイドの「マネー」の「灰汁抜き」といった感じがしなくもない。今回歌詞をちゃんと読んでみたところ、ちょっと何言ってるか分からない感が強すぎたが、拙訳の成果が出て、少しなじんできた。とにかく「空にある目」なわけで、「上から目線」ですよね。「詩」を感じる歌詞です。

//--- 原文と拙訳(旋律に合わせるのは最初からあきらめていたが、あと少しかも)
"Eye in the Sky" by The Alan Parsons Project (Track 2 on "Eye in the Sky", 1982)
アラン・パーソンズ企画「空にある目」(『空にある目』収録)

Don't think sorry's easily said
Don't try turning tables instead
You've taken lots of chances before
But I ain't gonna give anymore
Don't ask me
That's how it goes
'Cause part of me knows what you're thinking

簡単に謝ってもらえると思うな
〈それで取り乱して〉卓をひっくり返そうとするな
機会はたくさんあったはず
もうやりはしない〈弁解の余地はない〉
聞くな
そういうものだ
言い分はわからなくもないが

Don't say words you're gonna regret
Don't let the fire rush to your head
I've heard the accusation before
And I ain't gonna take any more
Believe me
The sun in your eyes
Made some of the lies worth believing

後悔するなら最初から言うな
頭に血を昇らせるな
前にも言いがかりを聞かされた
もう我慢の限界だ
本当に
目がくらんでいるから〈真実を見ようとしていないから〉
信じたくなる嘘を作るんだ

I am the eye in the sky
Looking at you
I can read your mind
I am the maker of rules
Dealing with fools
I can cheat you blind
And I don't need to see any more to know that
I can read your mind (Looking at you)
I can read your mind (Looking at you)
I can read your mind (Looking at you)
I can read your mind

私は空にある目
君を見る
心が読める
私は、馬鹿を扱う
規則を作る
いいようにだます
もはや見るまでもなくわかっている
心が読める(見てるよ)
心が読める(見てるよ)
心が読める(見てるよ)
心が読める

Don't leave false illusion behind
Don't cry, I ain't changin' my mind
So find another fool like before
'Cause I ain't gonna live anymore believin'
Some of the lies while all of the signs are deceiving

変な期待を抱くな
わめくな、気は変わらない
前のように、別の馬鹿を見つけろ
明らかにだまそうとしている
そんな嘘を信じて生きてはいけない

I am the eye in the sky
Looking at you
I can read your mind
I am the maker of rules
Dealing with fools
I can cheat you blind
And I don't need to see anymore to know that
I can read your mind (Looking at you)
I can read your mind (Looking at you)
I can read your mind (Looking at you)
I can read your mind

I am the eye in the sky
Looking at you
I can read your mind
I am the maker of rules
Dealing with fools
I can cheat you blind
And I don't need to see anymore to know that
I can read your mind (Looking at you)
I can read your mind (Looking at you)
I can read your mind (Looking at you)
I can read your mind

//--- イディオム、例文、単語など
Don't ask me. 俺に聞くなよ。知らんって。私に聞かないで。
That's how it goes. そういうわけです。物事はそういうもんだよ。それが相応なんだよ。(「This is how it goes. と That's how it goes. の違い。」参照)

accusation【法律, 法学】告発、告訴;罪状、罪(名)、とが
 非難,言いがかり;〈…という〉非難、言いがかり〈that〉
I can't take it any more. もう我慢の限界だ。私はもう我慢できない。
believe me[挿入的に用いて]本当に、確かに
- Believe me, I'm terribly sorry. 本当だよ、すごくすまないと思っているんだ。
some of いくつかの;いくらか;(~の)一部分

//--- 拙訳について
"Eye In The Sky" is APP's biggest hit, reaching #3 in the US in October 1982. There are many theories about its meaning.

Some see the song as about a break up, or more specifically, about falling out of love. When you are in love, it blinds you of all the flaws of the other person. Once you fall out of love, suddenly it's like you can read minds: all the tricks and flaws, deceiving and lies are so obvious. Other theories include relating the song to the watchful eyes at gambling casinos. Some consider ‘eye in the sky' to be God.

Others feel the song is part of the album's supposed theme about the population being under constant surveillance as written about in George Orwell's book 1984. Parsons may have called it “a conceptless album", but he did confirm this song's title was, in fact, inspired by 1984.

上記、歌詞サイト "Genius" 掲載の注釈を、Google翻訳にかけた結果(多少、修正):
「Eye In The Sky」は APP 最大のヒット曲で、1982年10月に全米3位に達しました。その意味については諸説あります。

この曲は別れについて、より具体的には失恋について歌っていると見る人もいます。恋をしていると、相手の欠点がすべて見えなくなります。一度失恋すると、突然心が読めるようになり、トリックや欠点、欺瞞や嘘がすべて明らかになってしまいます。他の理論には、この歌をギャンブルカジノでの監視の目と関連付けることが含まれます。「空の目」を神だと考える人もいます。

他の人は、この曲が、ジョージ・オーウェルの著書『1984』に書かれているように、国民が常に監視下に置かれているというアルバムの想定されるテーマの一部であると考えている。パーソンズはこの曲を「コンセプトのないアルバム」と呼んだかもしれないが、実際にはこの曲のタイトルが、『1984』にインスピレーションを得たものであることを認めた。

- - -
拙訳は、亀裂の入った男女関係について、男目線で語っている感じになった。ポリスの「見つめていたい」"Every breath you take" も同じような感じの曲だが、こちらのほうが先。

'Cause part of me knows what you're thinking
直訳すると、「私の一部は、君が考えていることを知っている」といった感じだろうか。こんな訳ではなんのことやらわからない(なにが「和訳」 なんでしょうかね?)。自分は、「君が言わんとしていることはわからなくもない(が、認めないよ)」という風に受け取った。(だから、謝罪しないよ、というわけ、弁解の余地はないよ、と)

Don't let the fire rush to your head
英語で一般的な言い回しかと思ったが、そうでもないような? 直訳すると、「火を頭に突撃させるな」といったところか。要は「カッカしなさんな」ということではないかと。日本語の「頭に血が上る」相当か?

The sun in your eyes / Made some of the lies worth believing
日本語でも、例えば、「夕陽が目に入って」とか言うと思う。

I can read your mind
この文句をGoogle検索すると、ドゥービー・ブラザーズのアルバム『サイクルズ』収録曲が当たる。このアルバムは、「1982年の解散から7年、オリジナル・メンバーのトム・ジョンストン、パット・シモンズらが再結集してリリースされた復活作。スマッシュ・ヒットとなった「ザ・ドクター」他、初期のスタイルを彷彿とさせる力強いロック・サウンドが大好評を博した。1989年作品」とのこと。
歌詞をGoogleで検索すると、日本語訳が「あなたの心が読めます」となっている。
例によって、"mind" 問題があるが、日本語では「心を読む」という言い方が一般的なので、そのまま。

I can cheat you blind
徹底的にだます、みたいな感じかと。目が見えない人をだますことは簡単だ、という考えから、あなたが知覚障碍者であるかのように思いのままにだます、ということではないかと。
ちなみに、H・G・ウェルズの短編小説に『盲人国』というのがあって、これは、フランスの箴言「盲人の王国では、片目の男でさえも王様になれる」を題材にした、皮肉の効いた内容になっている。

And I don't need to see any more to know that
ちょっとわかりにくく感じた。「先刻承知」みたいな感じかと。「聞くまでもない」みたいな。

Don't cry, I ain't changin' my mind
"change my mind" の例文です。翻訳の参考になる。自分としては「気が変わる/った」というのが、ごく自然に思えた。

- In that case, I'll change my mind. それなら話は別だよ。
- That can change my mind. それは私の心を変えられる。
- I will never change my mind. 断じて私は考えを変えません。
- In any case, I won't change my mind. とにかく決心は変えません。
- That made me change my mind. それがあって、気が変わったの。

やはり、"mind" の訳は気を遣う。

So find another fool like before
自分はなんと愚かだったのだろう、という反省がこもっているかと。

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シェイクスピアの三番そねっと

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シェイクスピアの『ソネット集』の拙訳は、「シェイクスピアのそねっと目次」にまとめるようにしたので、そちらを参照されたい。

Shakespeare

//--- 原文と拙訳(定形をやめて、訳し直した。意味を読み取ること重視で直訳っぽい)

Look in thy glass, and tell the face thou viewest
Now is the time that face should form another;
Whose fresh repair if now thou not renewest,
Thou dost beguile the world, unbless some mother.

鏡を見て、眺める顔に言いなさい
今こそ別の顔を作るべきときだと
今新たに、作り直し、修繕しないのは
世間を欺き、[誰かから]母になる喜びを奪うのだと

For where is she so fair whose unear'd womb
Disdains the tillage of thy husbandry?
Or who is he so fond will be the tomb,
Of his self-love, to stop posterity?

君が耕すのをよしとしない、まだ
子宮を耕されていない美人がいようか
自己愛に溺れて墓場[へ]行(ゆ)き、
子孫を途絶えさせてしまう者がいようか

Thou art thy mother's glass, and she in thee
Calls back the lovely April of her prime:
So thou through windows of thine age shall see,
Despite of wrinkles, this thy golden time.

君は母上の鏡、母上は君に
自分の若い頃[の]、美しい四月を見る
そのように君もまた、皺だらけに老いて
今のこの、黄金のときを見る

But if thou live, remember'd not to be,
Die single, and thine image dies with thee.

だが君が、忘れ去られたまま、生きるなら
ひとり死ね、君の姿とともに死ね

//--- イディオム、例文、単語など
beguile

〈人を〉〔…で〕だます、欺く〔with; by〕;だまして〔…の状態に〕させる〔into〕、
〔…を〕取る〔out of、of〕
〈人を〉〔…で〕楽しませる、喜ばせる〔with、by〕;〔…で〕〈時・飢えなどを〉紛らす〔with、by〕
〈物事が〉〈人を〉魅了する

uneared (obsolete) = unploughed(農地について)耕されない
disdain《進行形なし》
〈…を〉軽蔑する;〈…することを〉潔しとしない、恥とする〈to do; doing〉《受身不可》
tillage 耕作;耕地
husbandry 農業、耕作(farming);節約、倹約、やりくり
fond〔…を〕好んで〔of〕
 優しい、情け深い;愛におぼれた、甘い;〈希望・信念など〉たわいもない、盲信的な
posterity 後世[後代]の人々;[通例 one's posterity]子孫

//--- 拙訳について
Look in thy glass, and tell the face thou viewest
"view" の訳語に試行錯誤した。結局、「しげしげと眺める」の意味合いで選択した。以前の訳もそうしていたが、意味合いからではなく、恐らく、語数からではなかったかと?

Die single, and thine image dies with thee.
最後は、全部命令口調がいい感じだと思う。(以前の訳もそうしていた)

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比較参考のために、以前定型で訳したものを掲載する。(読み直すとなんか怪しい... 定型に合わせるのに苦労している様子がうかがえなくもないが...)

鏡を見、 眺める顔に 言いなさい、
 今こそ別の 顔を作れと。
新品に 修理しないは、 子宝を
 奪い、世間を 欺くことだ。

穂の出ない 子宮をもった 女なら、
 君の耕しを 恥じたりしない。
男なら、 自己愛に溺れ、 墓を堀り、
 子孫を断つとは 愚かにすぎる。

母上が、 君を鏡に、 青春の
 美し卯月を 思い出すよう、
歳月の 窓を通して 君もまた、
 この黄金の 時を見ようぞ。

君ひとり、 忘れ去られて 生きていくなら、
ひとり死ね、 君の姿と ともになくなれ。

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拙訳ドノヴァン「砂と泡」my poor translation of "Sand and Foam" by Donovan

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ドノヴァンというと、ミッキー・モスㇳが製作したアルバムがよく知られている(人気がある)と思うが、『サンシャイン・スーパーマン』(1966年)、『メロー・イエロー』(1967年)といった作品では、曲によっては、吟遊詩人の弾き語りといった感じで、歌詞も全然歌謡曲(ポピュラー・ソング)っぽくなく、まさしく「詩」のようだ。これはそんな一曲。

//--- 原文と拙訳(旋律に合わせて)[括弧囲みは無修正のGoogle翻訳結果]
"Sand and Foam" by Donovan (Track 3 on "Mellow Yellow", 1967)
ドノヴァン「砂と泡」(『ほろ酔い気分』収録)

[Verse 1]
The sun was goin' down behind a tattooed tree
And the simple act of an oar's stroke put diamonds in the sea
And all because of the phosphorus there in quantity
As I dug you diggin' me in Mexico

[第1節]
(太陽は刺青のある木の後ろに沈んでいった
そしてオールを漕ぐという単純な行為がダイヤモンドを海に沈めた
すべては大量のリンのおかげです
私がメキシコで私を掘ったように、あなたも私を掘った)

太陽が沈む、木を入れ墨にして
ダイアモンドをまき散らす、オールで漕げば
リンがたくさん含まれているせいか
僕らは深まった、メキシコで

[Verse 2]
There in the valley of Scorpio, beneath the cross of jade
Smoking on the seashell pipe the gypsies had made
We sat, and we dreamed a while of smugglers bringing wine
In that crystal thought time in Mexico

[第2節]
(さそり座の谷、翡翠の十字架の下で
ジプシーが作った貝殻パイプで喫煙
私たちは座って、密航業者がワインを運んでくる夢をしばらく夢見ていた
メキシコでのクリスタルな思考時間の中で)

さそり座の谷、翡翠の十字架
ジプシーが作ったパイプで一服した
座って、ワインの密輸の夢を見た
透明な思考の時間、メキシコで

[Verse 3]
Sitting in a chair of bamboo, sipping grenadine
Straining my eyes for a surfacing submarine
Kingdoms of ants walk across my feet
I'm a-shakin' in my seat in Mexico

[3節]
(竹の椅子に座り、グレナデンをすすりながら
浮上する潜水艦に目を凝らす
アリの王国が私の足元を横切る
メキシコの席で震えてる)

竹の椅子に座り、シロップをすすり
浮上する潜水艦を見つめる
蟻の王国が足元を横切る
椅子の上で体を揺らす、メキシコで

[Verse 4]
Grasshoppers creaking in the velvet jungle night
Microscopic circles in the fluid of my sight
Watching a black-eyed native girl cut and trim the lamp
Valentino vamp in Mexico

[4節]
(ビロードのジャングルの夜にバッタが軋む
私の視界の中にある微細な円
ランプを切ったり整えたりする黒い目の現地の女の子を見ている
メキシコのヴァレンティノ ヴァンプ)

バッタが夜の密林でキーキー鳴く
視界に映る小さな丸いつぶつぶ
黒目の少女がランプの芯を切る
ヴァレンティノ映画の妖婦、メキシコで

[Verse 1]
The sun was goin' down behind a tattooed tree
And the simple act of an oar's stroke put diamonds in the sea
And all because of the phosphorus there in quantity
I dug you diggin' me in Mexico

[第1節]
(太陽は刺青のある木の後ろに沈んでいった
そしてオールを漕ぐという単純な行為がダイヤモンドを海に沈めた
すべては大量のリンのおかげです
メキシコであなたが私を掘った)

太陽が沈む、木を入れ墨にして
ダイアモンドをまき散らす、オールを漕げば
リンがたくさん含まれているせいか
僕らは深まった、メキシコで

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//--- イディオム、例文、単語など
phosphorus【化学】リン《非金属元素; 記号 P》
phosphorescence 燐光(を発すること)、青光り
in quantity=in (large) quantities たくさんの[に]、多量の[に]

Scorpio【天文】さそり座;【占星術】さそり座、天蝎宮(てんかつきゅう);さそり座生まれの人
jade ひすい
smuggler 密輸入[輸出]者、密輸業者;密輸船

grenadine〈フランス語〉グレナディン・シロップ(ザクロから作ったシロップで、カクテルに使われる)
surface〔+目的語(+with+(代)名詞)〕〈路面を〉〔…で〕舗装する;〈潜水艦などを〉浮上させる

creak キーキー鳴る音、きしる音
(戸などが)キーキー鳴る、きしる
(戸など)をきしらせる
microscopic 顕微鏡の[による];《口語》ごく小さい、超小型の
fluid 流体、流動体《液体・気体の総称;cf. liquid》
 流動性の《cf. solid》;流れるような
〈意見・事態など〉変わりやすい;まだ固まっていない、流動的な
〈資産が〉現金に換えられる - fluid assets 流動資産
trim (the wick of) a lamp ランプの芯を切る
vamp《口語》妖婦、魔性の女、バンプ《1920〜30年代にはやった言葉》

//--- 拙訳について
ちょっと何言ってるかわからないし、日本語で旋律に合わせようとすると、どうしても一部省略せざるを得なかったので、Google翻訳結果(無修正)を括弧書きで付けた。

The sun was goin' down behind a tattooed tree
調べたが、「入れ墨の木」といった種類の木があるわけではないようだ。陽が沈む、赤く染まった空を背景に、影絵のように木が見える風景を、このように表現したものと思う。入れ墨というと、遠山の金さんの桜吹雪や和柄が想像されるが、欧米では木の柄も多いようだ。(ネット画像検索してみてください)

I dug you diggin' me in Mexico
"dig" は本来「掘る」という意味だが、俗語として、「ハマる」「…に興味津々」といった意味で使われる。(国内だと、似たような意味で、最近よく、「沼[にハマ]る」という言い方をよく耳にする) 直訳っぽく訳すと、私に好意を深めていく君に私は好意を寄せ(互いに親睦を深めた)、といったところでしょうか。
歌詞サイト "Genius" の解説によれば、これは、ドノヴァンがその後結婚した女性(元ブライアン・ジョーンズの女友達)のことだそうだ。(彼の自伝[←Amazonで購入できます!]に記載されているそうな)

There in the valley of Scorpio, beneath the cross of jade
夜空を見ているのだと思いますが? "the cross of jade" は言葉そのまま以外はなんのことかわからないが、"beneath" と言っているので、高いところにあるような…

Microscopic circles in the fluid of my sight
ちょっと難しいですが、経験している人にしかわからないような、視界に、なにかつぶつぶした泡のようなものが見えることを言っているのではないかと?

Watching a black-eyed native girl cut and trim the lamp
個人的には試したことはないが、ランプは芯の切り口の形によって、炎の形が変わるらしい。

Valentino vamp in Mexico
これも個人的には見たことがない(録画はあったはずだが、記憶にない)が、ヴァレンティノ(無声映画時代のスター男優)の砂漠を舞台にした映画に出てくる妖婦を思い起こさせる、といったことなのかと。

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シェイクスピアの二番そねっと

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まず、オンライン辞書の記載内容を無断転載していると非難されないように、調べた単語や例文などの出典を、再度、明確にしておきたい。基本的に、weblio 英和辞典・和英辞典を利用しています。詳細については、「拙訳タンジェリン・ドリーム「タイガー」my poor translation of "Tyger" by Tangerine Dream」に記載したとおりです。

前回、一番を訳し直そうとして、すでに記事にしていたことがわかり、多少修正したのに続いて、二番を読み直してみた。

Shakespeare

//--- 原文と拙訳(定形をやめて、訳し直した。意味を読み取ること重視で直訳っぽい)

When forty winters shall besiege thy brow
And dig deep trenches in thy beauty's field,
Thy youth's proud livery, so gaz'd on now,
Will be a tatter'd weed, of small worth held:

四十の冬が君の額を取り囲み
君の美しい野に深い塹壕を掘るとき
今皆が見つめる、若さの誇らしい装いは
価値のない、ぼろぼろの雑草となる

Then being ask'd where all thy beauty lies,
Where all the treasure of thy lusty days,
To say, within thine own deep-sunken eyes,
Were an all-eating shame and thriftless praise.

君の美しさはどこにいったのか
ぎらついた日々の宝はどこか、と問われて
深く落ちくぼんだ目の中に、と言うのは
赤っ恥な自画自賛でしかない

How much more praise deserv'd thy beauty's use,
If thou couldst answer “This fair child of mine
Shall sum my count and make my old excuse,”
Proving his beauty by succession thine!

こう答えられるなら、君の美の使い途(みち)は
称賛を受けるに値する、「この可愛い子が
私の勘定決算、老いる理由になってくれる」と
その受け継いだ美が、君の美を証明してくれる

This were to be new made when thou art old,
And see thy blood warm when thou feel'st it cold.

これが、老いたとき、仕立て直されること
血が冷たく感じるとき、暖かい血が見られる

//--- イディオム、例文、単語など
livery
お仕着せ、おそろいの服;(同業組合員などの)制服;貸し馬[馬車]業
《詩語》(特殊な)装い〔of〕- the livery of spring 春の装い
tatter(~s)ぼろ、ぼろ切れ;ぼろ服
tattered〈衣服など〉ぼろぼろの;〈人が〉ぼろを着た
weed 雑草

lusty 頑健な、丈夫な;〈声など〉元気いっぱいの、高い;性欲の旺盛な、好色な
thrift 倹約、節約
thriftless 金づかいの荒い、浪費する

excuse 弁解、言い訳;口実〔for〕;(欠席などの)遺憾の意の表明、おわび
〔過失などの〕理由〔for〕 - without excuse 理由なく
- You should not be absent without a good excuse. ちゃんとした理由もなく欠席してはいけません
make one's excuses [phrase UK] (Cambridge Dictionary)
to explain why you cannot be present somewhere:
by succession 世襲によって

new-made 出来立ての (newly made)

//--- 拙訳について
When forty winters shall besiege thy brow
"forty" は実際は回数だが、この行から次行の表現では、「人」と数えるのが適切だろう。ただ、「四十人の冬」と訳すのはわけがわからないので、数え方は省略した。

Were an all-eating shame and thriftless praise.
訳すのが難しかった。"all-eating" の意味がわからず。「なんでも食べてしまう(ような)恥[ずかしい行い]」といったところではないかと思う。"thriftless" は、「節約、倹約」しない、ということで、「(一切)謙遜しない」といったところか。

How much more praise deserv'd thy beauty's use,
一番で、君は君の美を浪費している、と詠われているのを意識した。

This were to be new made when thou art old,
"new made" は、英文の解説を見ても「生まれ変わる」"reborn", "newly created" といったことが書いてあるが。第一節を意識した訳にした。

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比較参考のために、以前定型で訳したものを掲載する。(読み直すとなんか怪しい...)

冬四十路(よそじ)、 君の額を 取り囲み、
 美しい野に 塹壕を掘る。
青々と、 若いつもりが 枯れ果てて、
 ぼろぼろ、無価値、 雑草となる。

君の美は どこに行ったか、 輝いた
 日々の宝は どこへ行ったか、
と問われて、 落ち窪んだ目 のなかにと
 言うのは、無駄な、 恥ずべき浪費。

もし君が、 この美しい わが子こそ、
 老いた自分の 財産すべて
引き継ごう と、答えたなら、 君の美を
 使うに良いと 褒め称えよう。

これこそが、 古びた君を やり直すこと、
君の血が 冷えたとき見る 暖かな血だ。

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Windowsタスクスケジューラーのタスクがスリープ中に実行されない(続「古いMacBookの活用方法」)

去年の夏、「古いMacBookの活用方法」に書いたように、古い Core2Duo の MacBookPro を、ダイナミックDNSの更新に使うようにしたのは、Apple Macintosh は、指定時刻に自動起動させたり、システム終了させる機能があるからだった。
ところが、別の設定を行うのに、この MacBookPro が都合が良かったので、使ってみたところ、Webサイトを開くだけで時間がかかり過ぎ、無造作にタッチパッドを叩いてもクリックしたことにならない(異様に反応が悪い)ことに、無駄に時間を取られるばかりだった。(ブラウザがセキュリティ更新を積み重ねていくうちに、すっかり重くなった?)

結局、作業は別のノートPCで済ませた。Windows 7 が、インストールされた、Panasonic Let's Note である。これも最近、ほとんど使っておらず、使い道がないのであれば、MacBookPro を置き換えられないか考えた。

Let's Note には、BIOS設定で指定時刻に起動するような機能はない。無駄に電気を消費したくないので、コマンド実行時以外は、せめてスリープさせておきたい。
思い出したのだが、確か、Windows のタスクスケジューラは、スリープ中でも「目覚めて」実行するように設定できたはず。ならば、必要なコマンド実行後に、コマンド実行でスリープさせれば、電気の消費を必要最小限に抑えられるはず。

まず、引っかかったのが、MacBookPro では標準の curl コマンドを使っていたが、これが Windows 7 では使えなかった。あれっ?と思ったが、Windows で Curl コマンドが標準になったのは 10 からだった。だが、Windows用のバイナリをダウンロードして、パスを通せば普通に使える。これで問題解決。

Windows をコマンドでシャットダウンさせたり、スリープさせたりするのは、以前やっていたが、方法をすっかり忘れており、ネット検索して、テストOK。

ところが、タスク実行の設定時刻になっても、スリープから目覚めない。タスクスケジューラの設定は必要十分で間違いなし。わからん、と思い、ネット検索したところ、ありました。自分が参考にさせてもらったのは、「Windowsタスクスケジューラーのスリープ解除実行でハマったこと」という記事。要は、電源管理の詳細設定で、それなりに設定しないと、タスクスケジューラで設定したタスクの「タスクを実行するためにスリープを解除する」設定は動作しないということです。

これでテストして、MacBookPro を置き換えることができた。ただし、一点、MacBookPro は、スリープ中でもUSB給電されていたが、Let's Note だとされない。Panasonic製ユーティリティで設定できたような、と思って探してみたり、Windows のコントロールパネルの電源設定で詳細設定をいじくれば、スリープ中でもUSB給電できるように設定できるのではないかとやってみたのだが、うまくいかず、この点は保留・宿題とした。

で、一つ大問題が残った。古い MacBookPro はどうすべきか?

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シェイクスピアのそねっと目次

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Shakespeare

旧年は、まだ若い時分に、全編読んで訳してみた、シェイクスピアの『ソネット集』を見直して、訳し直していた。
新年を迎えて、次にどれを読み直してみようかと考えて、やはりここは一番だろうと思ったものの、確認してみたところ、すでに拙訳して記事にしていた。この機会に、どれを訳し直したのか、一覧してみた。

// 1〜17番 若い男性(「美男子(Fair Youth)」と呼ばれることが多い)に向けて、早く結婚して子を作り、その美貌を次の世代に継がせるよう書いている。これらは「Procreation sonnets(子作りのソネット)」と呼ばれている。
  1. シェイクスピアの一番そねっと
  2. シェイクスピアの二番そねっと
  3. シェイクスピアの三番そねっと
...
// 18〜126番 美男子に対する作者の愛が歌われている。
 18. シェイクスピアの十八番(おはこ)そねっと
 19. シェイクスピアの十九番そねっと
...
 22. シェイクスピアの二十二番そねっと
...
 27. シェイクスピアの二十七番そねっと
 28. シェイクスピアの二十八番そねっと
...
 34. シェイクスピアの三十四番そねっと
...
 97. シェイクスピアの九十七番そねっと
 98. シェイクスピアの九十八番そねっと
 99. シェイクスピアの九十九番そねっと
...
116. シェイクスピアの百十六番そねっと
...
121. シェイクスピアの百二十一番そねっと
...
// 127〜152番 「The Dark Lady(ダーク・レディ、黒い女)」と呼ばれる作者の愛人への愛が歌われている。
127. シェイクスピアの百二十七番そねっと
...
130. シェイクスピアの百三十番そねっと
...
133. シェイクスピアの百三十三番そねっと
134. シェイクスピアの百三十四番そねっと
135. シェイクスピアの百三十五番そねっと
136. シェイクスピアの百三十六番そねっと
...
138. シェイクスピアの百三十八番そねっと
...
144. シェイクスピアの百四十四番そねっと
...
149. シェイクスピアの百四十九番そねっと
...
// 153〜154番 寓話的なもの。
...
(分類の解説は、Wikipediaの「ソネット集」についての記事から引用)
一番を読み直したところ、少々気になった(自分の記憶と異なっていた)ので、少し直した。

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シェイクスピアの九十七番そねっと

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シェイクスピアの九十八番そねっと
シェイクスピアの九十九番そねっと
も併せて読むとよいでしょう。
英語版Wikipediaの解説より(Google翻訳結果を多少修正したもの):

これは、詩人が若い男に対する愛を表現する「美青年」連作の一部です。 これは、話し手と愛する人の別れを描いた三つのソネットのうちの最初のものです。

Shakespeare

//--- 原文と拙訳(定形をやめて、訳し直した。意味を読み取ること重視で直訳っぽい)

How like a winter hath my absence been
From thee, the pleasure of the fleeting year!
What freezings have I felt, what dark days seen!
What old December's bareness every where!

まるで冬のようだった、君から離れていた間
過ぎ去りゆく年の喜びだった君
どんな凍える思いだったか、どんな暗い日々だったか
どこもかしこも老いた十二月の裸同然だった

And yet this time remov'd was summer's time;
The teeming autumn, big with rich increase,
Bearing the wanton burthen of the prime,
Like widowed wombs after their lords' decease:

それでも、この隔てられた時は夏だったのだ
多産な秋が、豊かに膨らみ大きく
春の浮気な荷物をはらむ
主人を亡くした後家の胎(はら)のように

Yet this abundant issue seem'd to me
But hope of orphans and unfather'd fruit;
For summer and his pleasures wait on thee,
And, thou away, the very birds are mute;

だがこの豊かな所産は、父親のない実りで、
孤児になるしかないように見える
夏とその喜びは、君にかしずいている
君が去れば、鳥さえも黙ってしまう

Or, if they sing, 'tis with so dull a cheer
That leaves look pale, dreading the winter's near.

鳥が歌ったとしても、とてもだるそうで、
葉を蒼ざめさせ、厳しい冬の近づきを知らせる

//--- イディオム、例文、単語など
fleeting
いつしか[すばやく]過ぎてゆく;つかの間の、はかない
- fleeting moments つかの間の時間

and yet とはいうものの、それでも、それにしても
teeming 豊富な、うようよするほどの
prime[the prime,one's prime]全盛、盛時;[the prime]初期; 春、青春〔of〕
burthen = burden

dread …をひどく恐れる、怖がる、いやがる、心配する(fearより恐れの度合いが強い)

//--- 拙訳について
ちょっと納得がいかない感がある。とにかく、夏になって、恋人と隔てられ、秋になっても会えず、冬を迎えて一年を終えようとしているといったところか。

For summer and his pleasures wait on thee,
有名な18番参照。

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拙訳ジョージ・ハリスン「イフ・ユー・ビリーヴ」my poor translation of "If You Believe" by George Harrison

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思ったより短く、難しい言い回しはなく、テキトーに訳した。

//--- 原文と拙訳(旋律に合わせて)
"If You Believe" by George Harrison (Track 10 on "George Harrison", 1979)
ジョージ・ハリスン「信じるなら」(『ジョージ・ハリスン』[国内盤の邦題は『慈愛の輝き』]収録)

You can worry your life away with
Not knowing what each new day may bring to you
Or take each day as it goes on
Wake up to the love that flows on around you

新たな日がもたらすものを
知りもせずくよくよ過ごすか
あるがままに生きていくか
周りに流れる愛に目覚めて

If you believe
If you believe in you
Everything you thought is possible if you believe
If you believe in me
All your love's reflected back when you believe

信じれば
自分を信じるなら
思いは実現できる、信じれば
僕を信じるなら
愛はすべて反射する、信じれば

Too many troubles you can't control
To get you falling into the holes they dig for you
Get up - you have all your needs, pray
Give up and it all recedes away from you

やりきれないやっかいごと
まんまと落とし穴にハマる
起きろ、いるものは揃ってる、祈れ
捨てれば、引っ込んでくれる

If you believe
If you believe in you
Everything you thought is possible if you believe
If you believe in me
All your love's reflected back to you If you believe
If you believe in you
Everything you hoped is true if you believe
If you believe in me
All your love's reflected back, if you believe
If you believe in you
Everything you thought is possible, if you believe

信じれば
自分を信じるなら
思いは実現できる、信じれば
僕を信じるなら
愛はすべて反射する、信じれば
自分を信じるなら
望みはかなえられる、信じれば
僕を信じるなら
愛はすべて反射する、信じれば
自分を信じるなら
思いは実現できる、信じれば

//--- イディオム、例文、単語等
recede 退く、手を引く、引っ込める、減退する、落ちる、薄らぐ、後方に引っ込む

//--- 拙訳について
何を言ってるのかちょっとわからない感はあるが、積極的な姿勢は伝わってくる。難しく考えても仕方ないのとちゃいます? 口ずさみたくなる。曲も、ギターの音色も良いっす。

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拙訳ドノヴァン「魔女の季節」my poor translation of "Season of the Witch" by Donovan

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意味がわからないので困った。

//--- 原文と拙訳(旋律に合わせて)
"Season of the Witch" by Donovan (Track 6 on "Sunshine Superman", 1966)
ドノヴァン「魔女の季節」(『日光超人』収録)

When I look out my window
Many sights to see
And when I look in my window
So many different people to be
That it's strange, so strange

窓の外を見ると
色んなものが見える
窓の中を見ると
色んな人がいる
なんか変、とても変

You've got to pick up every stitch
You've got to pick up every stitch
You've got to pick up every stitch
Mm-hmm, must be the season of the witch
Must be the season of the witch, yeah
Must be the season of the witch

編み目ひとつ落とさずに
編み目ひとつ落とさずに
編み目ひとつ落とさずに
うーむ、きっと魔女の季節
きっと魔女の季節
きっと魔女の季節

When I look over my shoulder
What do you think I see?
Some other cat lookin' over
His shoulder at me
And he's strange, sure is strange

肩越しに見ると
何が見えると思う
どこかの猫が僕を
肩越しに見て[い]る
それは変、ほんと[う]に変

You've got to pick up every stitch
You've got to pick up every stitch, yeah
Beatniks are out to make it rich
Oh no, must be the season of the witch
Must be the season of the witch, yeah
Must be the season of the witch

編み目ひとつ落とさずに
編み目ひとつ落とさずに
金持ちになれればいい
おやまあ、きっと魔女の季節
きっと魔女の季節
きっと魔女の季節

You've got to pick up every stitch
The rabbits runnin' in the ditch
Beatniks are out to make it rich
Oh no, must be the season of the witch
Must be the season of the witch
Must be the season of the witch
When I go

編み目ひとつ落とさずに
ウサギが溝を走る
金持ちになれればいい
おやまあ、きっと魔女の季節
きっと魔女の季節
きっと魔女の季節
行くとき

When I look out my window
What do you think I see?
And when I look in my window
So many different people to be
It's strange, sure is strange

You've got to pick up every stitch
You've got to pick up every stitch
Two rabbits runnin' in the ditch
Oh no, must be the season of the witch
Must be the season of the witch, yeah
Must be the season of the witch
When I go, when I go

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//--- イディオム、例文、単語など
season of the witch(辞書になし、次は参考)
indian summer 小春びより《【解説】晩秋(10月)から初冬(11月)にかけて続く暖かい日をいう;空は澄んでいるが夜は冷え込むので、もやがかかり空気はかすんでいる》;(人生の晩年などの)落ち着いた幸福な一時期

have got to do〈…〉しなければならない
- Do you have to go? =《主に英国で用いられる》Have you (got) to go? 行かなければならないのか
drop a stitch(編み物で)ひと目落とす

beatnik ビート族の人(⇒beat generation)
the beat generation ビート族:1950‐60年ごろ、米国社会に幻滅し、脱社会的放浪生活を送った若者たち
be out to do …しようと努めている
- He's out to get as much money as he can. 彼はできるだけ多くの金を得ようとしている

ditch(UまたはV字形の)溝(みぞ)、どぶ、排水溝
rabbit アナウサギ
《【解説】hare よりも小型で穴居性がある;米国では飼いウサギ・野ウサギの区別なく rabbit とよぶのが一般的;多産の象徴で、ウサギの後ろ足(rabbit foot)は魔除けのお守りとされる》

//--- 拙訳について
長年聴いている歌ながら、いまだに「ちょっと何言ってるか分からない」歌詞です。
題名からして、日本の「小春日和」みたいな意味があるのかと思って、辞書を引いたが、見つからなかった。「魔女の季節」とはどんな季節?

You've got to pick up every stitch
この「決め」の語句は、なにか一般的な言い回しかと思ったが、そうでもないようだ。編み物関係の言い回しらしい。(改めて言うまでもなく、編み物の話をしたいわけではなく、なにかの喩えとして言っているのだろう)
参考例 "How to Knit: Picking up Stitches"
PU = pick up
Picking up stitches is a way to add to a piece that has been completed.

Beatniks are out to make it rich
個人的には「ビート族」というのがピンとこないので、拙訳からは抜くことにした。大雑把に言うと、ビート族が一般大衆化したのが「ヒッピー」ということらしい? 何が言いたいのかよくわからないが、状況は変化した、ということでしょうか?

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資本主義社会とは(政治経済入門)

COVID-19ウィルスが大流行していた当時、もっと牛乳を飲もうといった販売促進が行われていた。なぜ牛乳と思ったものだ。これは、ウィルス感染拡大対策として、学校が閉鎖され、給食がなくなったため、牛乳の消費量が落ち込んだからだったそうだ。自分はコロナ以前と変わらず定期的に牛乳を飲んで(コーヒーに入れて)いたので、給食での一定の消費がなくなると、牛乳の消費量が現象するというのが信じられなかった。育ち盛りの小中学生は、給食以外では、それほど牛乳を飲まない、というのが事実だったわけだ。
疑問に思ったのは、牛乳の販売促進は、少年少女の発育を心配して行われたのではなく、畜産業者の経済状況の改善を目的として行われたということだ。その暗い背景が興味深いと思った。
燃料代が高騰して収入が激減した水産業者(漁師)を救うための、もっと魚を食べようといった販売促進があっただろうか? あったのかもしれないが、自分の普段の生活の中では、牛乳のそれのように気がつくことはなかった。

個人的に、解決しないまま、ずっと持ち続けている課題がある。それは、たまに聞くことがありそうな、つぎのような状況についてのものである。
幹線道路沿いのある販売店あるいは飲食店が、以前よりずっと売上げが下がって困っているという。聞けば、その理由は、バイパスができたおかげで、道路の交通量が減ったからだという。さて、それは誰が悪いのか、誰のせいで、どうすべきなのか。
バイパスができて、道路の混雑が緩和されたのであれば、それは道路を利用する多くの人にとって、役立つ、ありがたいことであって、悪いことではない。が、そこで商売を営んでいた個人事業者にとっては、死活問題を引き起こした、悪いことである。そんな話を聞いたことはないが、もし、この商売人が、バイパスを作った地方自治体、あるいは国を相手取って訴訟を起こしたらどうなるか? 自由経済の資本主義社会では、勝ち目はないのではないか?
解決策としては、バイパス沿いにも店を出店すればよいと思える。だが、現実的には、もう一店舗出店するのが困難(第一、土地がない、店を建てる金がない)で、できたとしても、それを維持していける算盤(そろばん)勘定は成り立たないのだろう。

このような考察は、政治経済入門ということか。

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シェイクスピアの百三十六番そねっと

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シェイクスピアの百三十三番そねっと
シェイクスピアの百三十四番そねっと
シェイクスピアの百三十五番そねっと
に続けて。

英語版Wikipediaの解説より(Google翻訳結果を多少修正したもの):

ソネット135とともにソネット136は「ウィル」ソネットの一つに数えられます。この二編は、その下品な性質と、話し手側の自虐的なユーモアが目立つ。"Will" という単語が三つの異なる方法で使用されています。最初の言及は詩の語り手としてのウィリアム・シェイクスピアについてであり、二番目の言及は人の願望や願いを表しています。そして、シェイクスピアの時代によく使われていた性的欲求の意味も含んでいます。

Shakespeare

//--- 原文と拙訳(定形をやめて、訳し直した。意味を読み取ること重視で直訳っぽい)

If thy soul check thee that I come so near,
Swear to thy blind soul that I was thy "Will,"
And will, thy soul knows, is admitted there;
Thus far for love, my love-suit, sweet, fulfil.

私が近づくのを止めようとする、君の
盲いた魂に、君の「ウィル」だと言いつけよ
魂は、君への思いがそこに入るのを許す
このように、私の求愛が、甘く、かなえられる

"Will" will fulfil the treasure of thy love,
Ay, fill it full with wills, and my will one.
In things of great receipt with ease we prove
Among a number one is reckon'd none:

「ウィル」は君への愛という財宝になる、そう、
君への思いでいっぱいにする、私のもその一つ
楽にたくさん受け取ったものともなれば
数ある中の一つなど、ないに等しいはず

Then in the number let me pass untold,
Though in thy store's account I one must be;
For nothing hold me, so it please thee hold
That nothing me, a something sweet to thee:

ではその数の中に、私を数に入れずに入れてくれ
君の貯蔵品勘定に私が一つあることになるけれど
私を引き止めず、私を無(なし)と数えるのは
君のお気に召す、君の甘いものにする

Make but my name thy love, and love that still,
And then thou lov'st me, for my name is "Will."

私の名前だけを恋人にして、なお愛せ、ならば
君は私を愛することになる、私の名前は「ウィル」だから

//--- イディオム、例文、単語など
thus far
そんなにまで、今までのところでは、ここまで、ここ[今]までは、ただいままでのところでは
suit 訴訟;請願,懇願;求婚

fulfil
〈義務・職務などを〉果たす、遂行する;〈約束などを〉履行する、守る;〈命令・条件などを〉果たす、実行する
〈願望・野心などを〉全うする、〈予言・夢などを〉実現する《通例受身で用いる》;〈必要・要件などを〉満たす
〈期限・仕事などを〉終える
[fulfil oneself で]自分の素質を十分に発揮する、自己を実現する

(次の二つは、色々意味がある中の一例として)
will【法律, 法学】遺言;遺言書《【用法】しばしば last will and testament という》
prove【法律、法学】〈遺言を〉検認する

tell〈…を〉数える
stores account 貯蔵品勘定
hold
〔+that〕〈…と〉思う、考える;〔+目的語+(to be)補語〕〈…を〉〈…だと〉思う;〈…を〉〈…と〉判決する
- hold a person dear 人をいとしく思う、人を愛する
[様態の副詞を伴って]〈…を〉(…に)みる、考える
something sweet 甘いもの

still まだ、今までどおり

//--- 拙訳について
ちょっと何言ってるか分からない、というのが正直なところで、とりわけ、11、12行目が、よく分からない。英文の解説も読んでいるし、翻訳本も参考にしているが、この原文をどう読んだらそうなるのか、理解できない。

For nothing hold me, so it please thee hold
"hold" という単語の意味は、辞書サイトの引用とおりだが、"nothing hold me" というと、現代的な思考(?)では、「とどめる(動かないように押さえる)ものなし」というように聞える。
Then in the number let me pass untold,
9行目で "let me pass"(「通してくれ」)と言っているので、それに呼応して、通してくれるなら、みたいに自分は読んだ。

Make but my name thy love, ... / And then thou lov'st me, for my name is "Will."
ここまでくると、完全にフラれて、負け惜しみに近いような...

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拙訳トラヴェリング・ウィルベリーズ「ハンドル・ウィズ・ケア」my poor translation of "Handle with Care" by Traveling Wilburys

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まず、オンライン辞書の記載内容を無断転載していると非難されないように、調べた単語や例文などの出典を、再度、明確にしておきたい。基本的に、weblio 英和辞典・和英辞典を利用しています。詳細については、「拙訳タンジェリン・ドリーム「タイガー」my poor translation of "Tyger" by Tangerine Dream」に記載したとおりです。

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ほんといい曲だなあと思う。歌詞は何言ってるのかようわからんが。

//--- 原文と拙訳(旋律に合わせて)
"Handle with Care" by Traveling Wilburys (Track 1 on "Traveling Wilburys Vol. 1", 1988)
トラヴェリング・ウィルベリーズ「取扱注意」(『旅するウィルベリーたち、第一集』収録)

[Verse 1: George Harrison]
Been beat up and battered around
Been sent up, and I've been shot down
You're the best thing that I've ever found
Handle me with care

集められて、小突かれ(き回され)て
送られて、撃たれて
君はこれまでで最高
取扱注意

[Verse 2: George Harrison]
Reputation's changeable
Situation's tolerable
But, baby, you're adorable
Handle me with care

評判は変わりやすい
状況は耐えがたい
けど君は愛おしい
取扱注意

[Pre-Chorus: Roy Orbison]
I'm so tired of being lonely
I still have some love to give
Won't you show me that you really care?

ひとりには耐えられない
恋したい気持ち
気にかけていてくれるよね

[Chorus: Bob Dylan and Tom Petty]
Everybody's got somebody to lean on
Put your body next to mine, and dream on

もたれかかる人がいる
体を寄せて、夢を見る

[Verse 3: George Harrison]
I've been fobbed off, and I've been fooled
I've been robbed and ridiculed
In daycare centers and night schools
Handle me with care

かつがれて、だまされて
うばわれて、嘲笑われて
託児所で、定時制で
取扱注意

[Verse 4: George Harrison]
Been stuck in airports, terrorized
Sent to meetings, hypnotized
Overexposed, commercialized
Handle me with care

空港で立ち往生、テロ発生
会合に行かされ、眠気差す
露出過度に、営利化
取扱注意

[Pre-Chorus: Roy Orbison]
I'm so tired of being lonely
I still have some love to give
Won't you show me that you really care?

ひとりには耐えられない
恋したい気持ち
気にかけていてくれるよね

[Chorus: Jeff Lynne and Roy Orbison]
Everybody's got somebody to lean on
Put your body next to mine, and dream on

もたれかかる人がいる
体を寄せて、夢を見る

[Verse 5: George Harrison]
I've been uptight and it made a mess
But I'll clean it up myself, I guess
Oh, the sweet smell of success
Handle me with care

緊張して、ヘマをして
でもちゃんと片付けて
成功の甘き香り
取扱注意

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//--- イディオム、例文、単語など
beat up
〈卵などを〉強くかきまぜる、 《口語》 (たたいて)〈人を〉ひどい目にあわす、傷つける
〈…を〉集める - beat up recruits 新兵を募集する
batter〈人・ものを〉乱打する;〈雨・風などが〉〈…に〉強く当たる;〈…を〉打ち壊す、たたきつぶす〈down,in〉
〔…を〕続けざまに[荒々しく]たたく〈away〉〔at,on〕
send up
〈…を〉(上に)上げる、上昇させる;〈ロケットなどを〉打ち上げる
〈要望書などを〉〔上役・上の機関などに〕提出する〔to〕
《主に米国で用いられる》〈人を〉刑務所に送る、投獄する
《英口語》〈人・ものを〉(まねして)からかう、ちゃかす

adorable 崇敬[崇拝]すべき
ほれぼれするような,かわいらしい《主に女性が用いる》
- What an adorable hat she's wearing! 彼女は何とすてきな帽子をかぶっているんでしょう

fob off
〈人を〉(だまして)〔不良品・偽物などを〕つかませる〔with〕;〈不良品・偽物などを〉(だまして)〔人に〕つかませる〔on, upon〕
[fob+目+off]〔偽りの約束などをして〕〈人を〉うまくはぐらかす〔with〕
〈要求・人などを〉避ける、無視する
rob
〔+目的語(+of+(代)名詞)〕〈人から〉〔もの・金を〕強奪する、略奪する、奪う《【類語】⇒steal》
day-care center 保育園、託児所;(おもに英)デイケアセンター(高齢者などを昼間預り介護する施設)

send(命令・依頼などによって)行かせる
〈人・軍隊などを〉行かせる,派遣する;
〔+目的語+副詞(句)〕〈人などを〉(…へ)行かせる、派遣する
- send a son to school 息子を学校にやる
〔+間接目的語+直接目的語〕〈人に〉〈使いなどを〉出す
〔+目的語+for+(代)名詞〕〈人を〉〔…を求めに[呼びに]〕やる
〔+目的語+to do〕〈人を〉〈…するために〉行かせる
hypnotize
〈…に〉催眠術をかける;(催眠術をかけたように)〈…を〉動けなくする
〈…を〉魅する、うっとりとさせる
overexpose【写真】〈フィルムなどを〉露出過度にする

make a mess 散らかす、仕出かす、へまをする
uptight(口)〈…に〉いらいらした、ぴりぴりした、不安になっている;〈…のことを〉ひどく心配している〈about〉
I guess 推測ですが、だろうね、たぶん、おそらく、私の考えでは
a sweet smell [taste] of success 成功の甘い香り[味](smellは成功に近いときに,tasteは実際に成功したときに用いる)

//--- 拙訳について
歌詞サイト "Genius" に掲載されていた解説(を「Google翻訳」した結果[無修正])

"Handle With Care" was written by George Harrison and originally intended as the B-side for his 1988 "This Is Love" single (yes, with four featured artists). But when the record label deemed it "too good", the Wilburys formed to record more songs for an album.

The song's title was decided after initially coming up with a few lines, when Dylan asked "What's the song called and what is about?" and Harrison saw a box with a "Handle With Care" sticker.

"Handle With Care" was the supergroup's debut single, reaching the top 40 in seven countries including a #2 peak in Canada. In the US, it peaked at #45 in December 1988.

「ハンドル・ウィズ・ケア」はジョージ・ハリスンによって書かれ、当初は彼の1988年のシングル「ディス・イズ・ラブ」のB面として意図されていた(そう、フィーチャリング・アーティストは4人だった)。 しかし、レコードレーベルがそれが「良すぎる」と判断したため、アルバム用にさらに多くの曲を録音するためにウィルベリーズは結成されました。

この曲のタイトルは、最初に数行思いついた後、ディランが「この曲は何という名前で、どんな内容ですか?」と尋ねて決定したという。 そしてハリソンは「取り扱い注意」のステッカーが貼られた箱を見つけました。

「ハンドル・ウィズ・ケア」はスーパーグループのデビューシングルで、カナダで最高2位を含む7カ国でトップ40に到達した。 米国では1988年12月に最高45位となった。

Handle me with care
荷物に貼る「"fragile" 壊れ物」シール同様、そういうシールがあると思う。かみ砕けば、やさしく取り扱ってくれ、乱暴に取り扱わないでくれ、といったところ。

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You're the best thing that I've ever found
第一節のこれは、皮肉ですかね。

Oh, the sweet smell of success
成功の甘き香り』Sweet Smell of Success(米1957年)アレクサンダー・マッケンドリック監督、出演トニー・カーティス、バート・ランカスター、スーザン・ハリソン他

この映画、多分、自分は見てない。国内盤DVDあり。

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拙訳ジョージ・ハリスン「ブロー・アウェイ」my poor translation of "Blow Away" by George Harrison

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ジョージの「よく聴くアルバムのランキング」で、個人的には、一位、二位を争うのが『慈愛の輝き』"George Harrison"(もう一枚は『ジョージ・ハリスン帝国』"Extre Texture")で、すでに一曲、記事にしている。

拙訳ジョージ・ハリスン「愛はすべての人に」my poor translation of "Love Comes to Everyone" by George Harrison

これも良い曲だなあ、と思うんですね。(ただし、ジョージの歌詞は大したことないというか、他の曲含めて、全般的に、感心しない)

旋律に合わせて訳すと、どうしても、端折ったり、少し変えたりしないといけないが、直訳に近い「和訳」があったほうがよいかもしれないので、比較参考のために、無加工のGoogle翻訳結果を付けた。

//--- 原文と拙訳(旋律に合わせて、と、Google翻訳そのまんま)
"Blow Away" by George Harrison (Track 5 on "George Harrison", 1979)
ジョージ・ハリスン「吹き飛ばせ」(『ジョージ・ハリスン』[国内盤の邦題は『慈愛の輝き』]収録)

Day turned black, sky ripped apart
Rained for a year 'til it dampened my heart
Cracks and the leaks, the floorboards caught rot
About to go down, I had almost forgot

日は陰り、空は千切れ
止まない雨は、心まで滲みる
床は避け、腐り落ちる
倒れそうで、忘れかけてた
日は真っ暗になり、空は引き裂かれました
一年の間雨が降って、心が湿るまで続いた
ひび割れや雨漏り、床板の腐れ
下りるところだった、ほとんど忘れていた

All I got to do is to, to love you
All I got to be is, be happy
All it's got to take is some warmth to make it
Blow away, blow away, blow away

すべきことは君を愛すこと
幸せに暮らしていくこと
少しの温もり[さえ]あればいい
吹き飛ばせ、吹き、飛ばせ

All I got to do is to, to love you
All I got to be is, be happy
All it's got to take is some warmth to make it
Blow away, blow away, blow away
私がしなければならないのは、あなたを愛することだけです
私がしなければならないのは、幸せになることだけです
それを実現するために必要なのは、暖かさだけです
吹き飛ばせ、吹き飛ばせ、吹き飛ばせ

Sky cleared up, day turned to bright
Closing both eyes now the head filled with light
Hard to remember what a state I was in
Instant amnesia, Yang to the Yin

空は澄み、明るくなって
目を閉じれば、光あふれ、
新たな境地に入る
即忘我、「陰」足す「陽」
空が晴れて、日が明るくなりました
両目を閉じると頭が光で満たされる
自分がどのような状態にあったかを思い出すのは難しい
即時記憶喪失、陽から陰へ

All I got to do is to, to love you
All I got to be is, be happy
All it's got to take is some warmth to make it
Blow away, blow away, blow away

All I got to do is to, to love you
All I got to be is, be happy
All it's got to take is some warmth to make it
Blow away, blow away, blow away

Wind blew in, cloud was dispersed
Rainbows appearing, the pressures were burst
Breezes a-singing, now feeling good
The moment had passed like I knew that it should

風が吹き、雲を散らし
虹が出て、困難は消えた
そよ風は歌う、いい気分
そうなると知ってたかのよう
風が吹いて雲が散った
虹が現れて プレッシャーがはじけた
そよ風が歌ってる、今は気分がいい
こうなるはずだと分かっていたかのようにその瞬間は過ぎた

All I got to do is to, to love you
All I got to be is, be happy
All it's got to take is some warmth to make it
Blow away, blow away, blow away

All I got to do is to, to love you
All I got to be is, be happy
All it's got to take is some warmth to make it
Blow away, blow away, blow away

All it's got to take is some warmth to make it
Blow away, blow away, blow away

All I got to do is to, to love you
All I got to be is, be happy
All it's got to take is some warmth to make it
Blow away, blow away, blow away

//--- イディオム、例文、単語等
dampen〈…を〉湿らせる;〈意気・熱意などを〉くじく、そぐ
go down
〔…へ〕下へ行く、下りていく;〈幕などが〉下りる〔to〕
〈飛行機などが〉墜落する、落ちる;〈船・乗員が〉沈む
〈太陽・月などが〉沈む
〈人・建物が〉倒れる;〔相手に〕屈服する、敗れる〔before、to〕
《主に英国で用いられる》〔病気で〕倒れる、〔病気に〕かかる〔with〕
〈計器(の水銀)・温度・水位・標準などが〉下がる;〈物価・税などが〉下がる
〈ものが〉(質が)低下する;〈人・土地などが〉(評価が)低落する;〔…まで〕値下がりする〔to〕
〈波・風・火などが〉(勢いが)衰える、静まる
〈腫(は)れが〉引く;〈タイヤ・風船などが〉空気が抜ける
〈本・記事などが〉〔ある点まで〕(説き)及ぶ 〔to〕
〔後世に〕伝わる〔to〕;〔歴史などに〕残る、記録される、書き留められる〔in〕
〈食べ物・薬などが〉飲み込まれる、のどを通る
〈人・言動・案などが〉〔他の人に〕受け入れられる;〈劇などが〉〔観客などに〕受ける〔with〕
《英口語》(休暇・退学・卒業などで)大学を去る;〔…へ〕帰省する、退学する〔to〕
《口語》投獄される、刑務所に送られる

about to ~しそうである

amnesia【医学】記憶喪失、健忘(症)
disperse
〈人々を〉(あちこちに)散らす、散乱させる;〈風が〉〈雲・霧などを〉消散させる;〈種子・病気・知識などを〉まき散らす、広める
〈軍隊・警官隊などを〉分散配置する、【光学】〈光を〉分散させる

//--- 拙訳について
歌詞サイト "Genius" に掲載されていた解説(を「Google翻訳」した結果[無修正])

George explained “Blow Away" to Rolling Stone shortly after the album’s release:

"Blow Away" I like because it’s so catchy; in fact, I was a bit embarrassed about it at first, but it turned our good and people seem to like it. That was the first new tune I wrote. I was in the garden and it was pouring down with rain, and I suddenly became aware that I was feeling depressed, being affected by the weather. And it’s important to remember that while everything else around you changes, the soul within remains the same; you have to constantly remember that and fight for the right to be happy.

ジョージはアルバムのリリース直後にローリングストーン誌に「Blow Away」について次のように説明した。

「Blow Away」はとてもキャッチーなので好きです。 実際、最初は少し恥ずかしかったのですが、それが良い方向に向かい、人々も気に入ってくれたようです。 それが私が初めて書いた新しい曲でした。 庭にいると土砂降りの雨が降っていて、ふと自分が天候に左右されて憂鬱な気分になっていることに気づきました。 そして、あなたの周りのすべてが変化しても、内なる魂は変わらないということを覚えておくことが重要です。 そのことを常に思い出して、幸せになる権利のために戦わなければなりません。

All it's got to take is some warmth to make it / Blow away, blow away, blow away
構文としては、
 All it's got to take 
 is 
 some warmth 
 to make it blow away
と区切って読めばよい(ですよね、英語の先生)。
"to make it blow away" (「それを吹き飛ばすために」)の "it"(「それ」)は、そこまでに述べてきたような状況(「憂鬱な気分」とか)ですかね。
詩で句読点が省略されて改行が入ると、うまく機械翻訳できないので、原文を修正して「Google翻訳」にかけ直したところ、「必要なのはそれを吹き飛ばすような暖かさだけだ」となった。

Closing both eyes now the head filled with light
この "light"(「光」)は、"inner light" に近いものでしょう。

   inner light 精神を啓発し導くとクエーカー教徒によって信じられた神の存在 a divine presence believed by Quakers to enlighten and guide the soul

ちなみに、ビートルズ時代のジョージは「ジ・インナー・ライト」という曲を作っている。

Hard to remember what a state I was in
直訳すると「私がそうなった状態がなんだったのかほとんど思い出せない」みたいな感じだが、要するに、「[これまであったかどうか]記憶にない[ような]状態に私はなった」ということだと思いますけど… どうなったのか思い出せない、みたいな「和訳」は誤解を与えかねないのでは?

Instant amnesia, Yang to the Yin
"amnesia" は、辞書によると、医学用語で「記憶喪失」のことだそう。"instant amnesia" という、宗教用語か、哲学用語があるのかと調べたのだが、見つからず。よくわからないので、適当に「でっち上げて」おいた。(おい、おい。「忘我」だと、「トランス」とか、「エクスタシー」とかになってしまいそうだが…)
なお、「goo辞書」によると、

そく【即】 の解説
[名]仏語。二つのものが互いに表裏の関係にあって分離できない状態。
[副]ただちに。すなわち。「言われたら—実行する」
[接]前者と後者とが同じであることを表す語。とりもなおさず。すなわち。「学者—教養人とは言えない」

だそうで、この「仏語」(フランス語ではない。「仏教用語」)の意味と、副詞の意味を取り入れたつもり(君と僕、う~む、弱いか)。

"Yin-Yang"(「陰陽」)は、おなじみの印(個人的には「スマイル」やストーンズの「ベロだし」より愛着あり)を思い出してほしいが、上記「ジ・インナー・ライト」の「歌詞は老子道徳経から引用」するほどのジョージですから、当然、それなりに「タオ(道)」にも通じていたはず。
個人的に、道教は門外漢ながら、"Yang to the Yin" は、多分、「陽から陰へ(移る "move"、変わる "change")」ということではなく、「陽を陰に(加える "add"、"put")」ということですよね!(機械翻訳を信用しすぎないように! 助けにはなるが、ちゃんと自分で調べて確認するのが大事です)
「タオ」はよく知らないが、とにかく、陽=〇、陰=×、みたいな図式ではないはず。イタリア語やフランス語では単語に性別があるように、「タオ」では、事物を陰と陽に分けるのではないかと。中庸、調和、じゃあないの?

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シェイクスピアの百三十五番そねっと

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シェイクスピアの百三十三番そねっと
シェイクスピアの百三十四番そねっと
に続けて。

Shakespeare

//--- 原文と拙訳(定形をやめて、訳し直した。意味を読み取ること重視で直訳っぽい)

Whoever hath her wish, thou hast thy “Will,"
And “Will" to boot, and “Will" in overplus;
More than enough am I that vex thee still,
To thy sweet will making addition thus.

他の女がどうであれ、君には「ウィル」がいる
その上、別の「ウィル」も、他の「ウィル」もいる
君にせがみ続ける、この私[を]
その心地よいお心に、付け加えるのは余分だろう[が]

Wilt thou, whose will is large and spacious,
Not once vouchsafe to hide my will in thine?
Shall will in others seem right gracious,
And in my will no fair acceptance shine?

どうか、その大きく広いお心に
一度と言わず、私の心を入れさせてはくれまいか
他(た)の者に恵み深くあるのであれば、私の[もの]も
公平に受け入れて、輝かせてはくれまいか

The sea, all water, yet receives rain still,
And in abundance addeth to his store;
So thou, being rich in “Will," add to thy “Will"
One will of mine, to make thy large “Will" more.

海は、水に溢れて、なお雨を受け止める
貯えをなお豊富に追加する
「ウィル」がいっぱいでも、ならば、君の「ウィル」に
私のを一つ加えて、もっと「ウィル」を大きくできよう

Let no unkind, no fair beseechers kill;
Think all but one, and me in that one “Will."

親切であってくれ、正当な慈悲を求める者を殺すでない、
一まとめにして考えよ、私を一つの「ウィル」に入れよ

//--- イディオム、例文、単語など
your wish
御意
- Have, then, your wish! しからばお望みに任せん
overplus 過多、過剰
vex
〈人を〉いらだたせる、じらす、うるさがらせる《しばしば過去分詞で形容詞的に用いる→vexed》
〈人を〉悩ます、当惑させる
to boot[成句]そのうえに、おまけに

(あくまで「参考までに」ですが、…)
at one's sweet will 勝手放題
sweet william
A flowering plant, Dianthus barbatus, in the family Caryophyllaceae, native to the mountains of southern Europe from the Pyrenees east to the Carpathians and the Balkans.[Synonym: bunch pink]
1912, Katherine Mansfield, The Woman At The Store: Of flowers there were double poppies and sweet-williams.

vouchsafe
(厚意またはお情けで)〈…を〉与える、賜わる
〈地位の低い人に〉〈…を〉与える、賜わる;〔地位の低い人に〕〈…を〉与える、賜わる〔to〕
親切にも〈…して〉くださる〈to do〉
〔安全などを〕保証する、請け合う
will
[しばしば the will]意志;〔+to do〕[the will]〈…しようとする〉決意、決心;意欲
意志の力、自制心
[God's will で](神の)意、御旨(みむね)
[通例 one's will](人の)望み、願い、欲するところ
(他人に対して持つ好意・悪意の)気持ち;意向
【法律, 法学】遺言;遺言書《【用法】しばしば last will and testament という》
gracious
(偉い人が下の者に対して寛大な心で)丁重な、親切な、やさしい
〈神が〉恵みあふれる、慈悲深い
[慣例的に王・女王に用いて]恵み深い
〈暮らしぶりなど〉優雅な、上品な

in abundance 多量に、豊富に

beseech
〈人に〉〔慈悲などを〕嘆願する〔for〕、〈…するように〉懇願する〈to do〉〈that〉;〈慈悲などを〉求める〔of〕

//--- 拙訳について
"Will" が連呼され、それは、単に "William" の愛称だけでなく、ほかの意味も重ねられている。
("will" という単語が、[主に男性の?]生殖器を指すことがあるのを知らないわけではなく、それを念頭に置いて「拙訳」したが、英文のいくつかの解説サイトのような、そう断言した現代語訳にするのは「お門違い」だと思う)
一般的な解釈に従って、"Will" はカギカッコで囲んでカタカナ表記とした。岩波文庫の高松雄一先生の注釈を引用:

一六〇九年版の原文では、大文字で始まるイタリックス体のウィル(Will)が七箇所で、小文字で始まるふつうのウィル(will)が六箇所で使われ(…中略…)、徹底してこの言葉のもじりが行われている。このウィルには、心、願望、意思、欲情、男根、女陰、ウィリアムの愛称など、さまざまな意味が絡みあっていて解きほぐしがたい。(…後略)

第一節(正確には、原文は節として区切られてはいないが便宜上)の三つの "Will" については…:

この最初の二行のウィルは、他の意味も含んではいるが、おもに人名として用いられたものと解する。これら三人のウィルのなかに、ウィリアム・シェイクスピア自身が含まれていることはほぼ確かだが、他の二人は明らかではない。第一部の若い友人、および女の夫と取る説もある。

To thy sweet will ...
この "will" は、「≒ "heart"」と受け取った。その上で、「あいまいな日本」らしい「魔法の言葉」、「心」を当てた。

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シェイクスピアの百三十四番そねっと

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まず、オンライン辞書の記載内容を無断転載していると非難されないように、調べた単語や例文などの出典を、再度、明確にしておきたい。基本的に、weblio 英和辞典・和英辞典を利用しています。詳細については、「拙訳タンジェリン・ドリーム「タイガー」my poor translation of "Tyger" by Tangerine Dream」に記載したとおりです。

シェイクスピアの百三十三番そねっと」の次の一遍で、続けて、「美男子(Fair Youth)」と、「暗い女(The Dark Lady)」との「三角関係」が、『ヴェニスの商人』を思い出させる、特徴的な喩え方で詠われている。

Shakespeare

//--- 原文と拙訳(定形をやめて、訳し直した。意味を読み取ること重視で直訳っぽい)

So, now I have confess'd that he is thine
And I myself am mortgag'd to thy will,
Myself I'll forfeit, so that other mine
Thou wilt restore, to be my comfort still:

認めよう、友がおまえのもので、私は
私自身を、おまえの思うがままの、抵当に入れていると
自分自身に対する権利を失っても、他の私のものを
おまえが返してくれれば、癒されもしよう

But thou wilt not, nor he will not be free,
For thou art covetous and he is kind;
He learn'd but surety-like to write for me,
Under that bond that him as fast doth bind.

だがおまえはそうはしない、友は解放されない
おまえは貪欲で、思いやり深い友は
保証人にでもなったつもりか、私の代わりに
署名して、その証文にしっかり縛られた

The statute of thy beauty thou wilt take,
Thou usurer, that put'st forth all to use,
And sue a friend came debtor for my sake;
So him I lose through my unkind abuse.

おまえは美しさという法令を盾に取る
使えるものはなんでも使う高利貸しめが
私のために債務者になった友を訴えるとは
私へのひどい仕打ちで友を奪うとは

Him have I lost; thou hast both him and me:
He pays the whole, and yet am I not free.

私は友を失った、おまえは友と私を手に入れた
友はすべてを払ったが、なおも私は解放されない

 

//--- イディオム、例文、単語など
mortgage

〈土地・財産を〉抵当に入れる
〔+目的語+前置詞+(代)名詞〕〔人に〕〔…を借りるために〕〈土地・財産を〉抵当に入れる〔to〕〔for〕]
forfeit
(罰として)〈財産・権利などを〉失う、没収される
〈…を〉喪失する、〈権利を〉失う
restore
〔+目的語(+to+(代)名詞)〕〈失くしたもの・盗まれたものを〉〔…に〕返す、返還する
〔+目的語(+to+(代)名詞)〕〈人・ものを〉〔もとの地位・状態などに〕復させる、復職させる
〈制度・習慣・秩序などを〉復活させる,復興[再興]する;再建する
〔+目的語+to+(代)名詞〕〈古い建物・美術品などを〉〔もとの状態に〕修復する;〈古生物などを〉〔もとの形に〕復元する.
〈健康・美しさ・信頼などを〉取り戻す.
〔+目的語(+to+(代)名詞)〕〈人を〉〔健康な状態などに〕戻す《通例受身で用い、「〈人が〉〔健康な状態などに〕戻る、健康[元気]が回復する」の意になる》

covetous 非常に欲しがる;強欲な;〔他人のものなどを〕むやみに欲しがって〔of〕
surety 保証、抵当;引き受け人、(保釈)保証人
learn to do
(悟って[努力して])〈…〉できる[する]ようになる、〈…の仕方を〉学ぶ、覚える
bond
縛る[結ぶ、つなぐ]もの《ひも・なわ・帯など》;[通例複数形で]束縛、拘束;かせ
[しばしば複数形で]結束;きずな、ちぎり、縁
契約、約定、盟約;同盟、連盟
(借用)証書、証文;公債証書、債券、社債;保証人;保証;保証[保釈]金

statute【法律、法学】制定法;法令、成文法、法規
usurer 高利貸し
debtor 借り主、債務者(⇔creditor)

//--- 拙訳について
これまたかなり手ごわいと思った。昔自分で訳したものを読み返したら、何を言っているのかさっぱりわからず(多分しっかり理解できてなかった)、手持ちの翻訳本を読んでもピンとこないほどだった。ネット検索で、いくつか現代語訳されているものや、解説を読んでみたりして、なんとか「噛み砕けた」と感じた。
こんな調子だから、この「拙訳」が、日本語で詩になっているかどうか、怪しい。
最初は、曲を付けられるぐらいにしたかったのだが、この一編で特徴的に使われている金融関連の用語等を無視するわけにはいかず、そうすると、それだけで、かなり語数を取って膨らんでしまうのが難しい。

And I myself am mortgag'd to thy will,
最近のよくない風潮として、英語をそのままカタカナ語として[怪しげな意味で]使い回すことが多いが、"mortgage" という単語も、そのまま「モーゲージ」として、中でも「リバースモーゲージ」はよく聞く。これは、(主に老後の生活のために)「現在住んでいる自宅を担保に生活資金等を借り入れし、契約者死亡時に担保不動産を売却することで借入を返済する仕組み」(みずほ銀行)のこと。
銀行に "mortgage" すると金を貸してくれるわけで、「おまえ[のご意向、意思]」にそうするとなにをしてくれるか、と考えると、「愛 "love"」をくれるのだろう。続く、
Myself I'll forfeit, ...
「私自身の所有権を失うことになる」と合わせて、要するに、自分の意思を放棄し、おまえの言うがままになる、ということでしょう。惚れた弱み。

...so that other mine / Thou wilt restore, ...
他の私のもの(所有物)、とは、一行目で "he is thine" と言われている、今や、おまえのもの(虜[とりこ])となっている「美男子(Fair Youth)」のこと。restore = return

Thou usurer, that put'st forth all to use,
手持ちの翻訳本では、すべてに利子を付ける、みたいな訳になっていたが、辞書で調べても、どこから「利子 "interest"」が出てきたのかよくわからなかった("put" から? "put" は「[金を]つぎ込む」みたいな感じではないかと?)ので、参考にせず、ネット検索で調べた読み方(英文)を参考にした。
自分の「拙訳」では「使えるものはなんでも使う」としているが、どこにも、想像される、"whatever" といった語はない。「なんでも」というべきか、一言で言えば、要は「女を使う」ということなんでしょうけど、「体」だけじゃあない、まあ、他にも「手練手管」とか、色々ありそうなので。最近比較的良く聞く言い回しで、「金で解決した」みたいな感じで訳してみた。

my unkind abuse
「私が」"abuse" するということではなく、[おまえが]「私を」"abuse" するということ、ですね。

「私」は「おまえ」の愛を得るために、「私自身」を担保にした(お前の言いなりになった)が、心優しい「友」が、私に代わって返済を引き受けようと「保証人」になって(借用証書の保証人欄に保証人として署名捺印したばかりに借金取りに追い回されるといった状況を想像してみよう)、「おまえ」に返済を続けている(「おまえ」と関係を結んでいる)。全額返したはずなのに(例えば、「十一(といち)」の利子がどうとか言って)、完済を認めない、「おまえ」は貪欲な高利貸しだと非難している。
わが「友」が「おまえ」と通じたのは、彼が "kind" で、「私」のためにそうしたのだというのは、「友」を愛する「私」の希望的観測・楽天的解釈であって、実際のところはどうなのか、わからない。ドロドロした△関係。

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