« '07/09/07 ゴミ箱から拾ってきた映画『リストマニア』(英75年) LISZTOMANIA | トップページ | ひねくれ、わざとらしさ、思い上がり »

'07/09/09 ゴミ箱から拾ってきた映画『大沈没』(仏72年) LE PETIT BAIGNEUR

フランスの喜劇役者ルイ・ド・フュネスの主演作。ルイ・ド・フュネスと言うと、個人的には「ファントマ」シリーズの印象が強いが、他にも色々な出演作がある。
この映画は昔々テレビの吹替え版を見たので、ビデオ化されているのを知ったとき、思わず買ってしまった。日本ではフュネスの知名度は低いが、この映画を見るとその理由がよくわかる。あまりに「フランス臭い」のである。
要するに、その国では人気があっても、他の国ではさっぱり、というもので、地域色が強すぎるのである。しかし、逆に、なるほど、フランスというのはこういう感じなのか、というのが感じられるのがとてもよい。都会的で洗練されたイメージは一面であって、日本でも、東京もあれば、コテコテの大阪もあれば、古都京都もあれば、北海道の大地も、沖縄の島もあるのであって、どの国でも一面的に捕えるのは間違いだということがよくわかる。
ハリウッド映画に慣らされていると、かなりとっつきにくい感じはある。しかも、ギャグは決して強烈ではなく、あくまでのん気でのんびりしている。それでも、私は、見ているうちにぐいぐい引き込まれてしまった。
おフランスはルイ・ヴィトンだけではない。ルイ・ド・フュネスを見よ、ということだ。

|

« '07/09/07 ゴミ箱から拾ってきた映画『リストマニア』(英75年) LISZTOMANIA | トップページ | ひねくれ、わざとらしさ、思い上がり »