« エコ・エコ・アニヤ・プリウス | トップページ | 駄熊猫的日記 »

児童ポルノ禁止令

やしきたかじん司会の番組で、わが国は、児童ポルノ輸出大国になっていること、児童ポルノは所持しているだけ処罰の対象とすべきだと議論されていた。
私は「児童ポルノ」というものがどういうものかよくわからないのだが、書店で堂々と売られている成人女性のヘアヌード写真集はポルノではないのであれば、少女の「アンヘア(?)」ヌード写真集もまたポルノではないことになるのだろうか?
参考までに児童ポルノ法での、「児童ポルノ」の定義は「衣服の全部又は一部を着けない児童の姿態であって性欲を興奮させ又は刺激するもの」ということらしい。では、デイヴィッド・ハミルトンの写真集や映画は児童ポルノとみなされるのだろうか?
これは「わいせつ」同様、あいまいなものでしかない。児童ポルノに性欲を刺激されるのは、児童ポルノ愛好者だけであって、一般人はそんなことはあり得ないから、あるものを児童ポルノであると判定するのは難しい、との議論だった。しかし、NHKの体操番組に興奮する特殊な嗜好の持ち主がいるからといって、それがポルノとはなりえないように、判定の根拠は製作者の意図にあると思われる。

番組中の議論で気になったのは、児童に被害を及ぼした犯罪者が、児童ポルノを所有していたという事実があるので、所持を禁止すべきといったものだ。その理屈から言えば、成人女性に乱暴を働いたり、痴漢行為を行った男が、「アダルト」な品物を多く所有していることは少なからずあり得るから、その種のポルノの所持もまた禁止されるべきことになる。だが、そのような性的犯罪を行わない男性がそのようなものを所有していることもまた大いにあり得る(当然っ)!
つまり、そのような所有物は、犯罪者の興味の対象を如実に示してはいるが、必ずしも、犯罪を誘発するものとは言えない、ということである。

では、児童ポルノを禁じるべき理由が、性的犯罪の誘発と関連がないのであれば、それは何なのだろうか?
児童ポルノの製作過程にこそ犯罪的行為がある。
何もわかっていない子供を利用している、玩具にしている、道具にしている。そこで、子供の心に深い傷をつける。
(といっても、わが子をアイドルにして自分はマネージャに収まる親も大差ないような気がするが...)
そういった計算高い大人の汚い手から子供たちを保護しなければならない。子供は純粋で汚れなきものである...
そういった意見は、現場を知らない素人のものと言われそうな気がしなくもない。(空回りする正義)

そういった理屈はすべて後からとってつけられたものでしかないように思える...

要するに、アブノーマルは悪なのである。少数派は悪である。けしからんっ!のである。
ホモもレズもサディストもマゾヒストもフェティシストも変態であり異常者である。そして、そういった特殊嗜好の自覚症状のある連中は、市民権を得んとして努力する。ならば「児童愛」というものが、ダーティーなものではなく、真っ当なものとして見られる文化・時代が来ないとも限らない。(古代ギリシアでは少年愛こそ純粋なものであり、男女の関係はダーティーなものと見なされていた)

個人的には児童ポルノの禁止に反対する理由はない、誤解なきよう。ただ「アダルト」ものまで所持しているだけで罪ととなれば、それは禁酒法のようなものになるだろう。

|

« エコ・エコ・アニヤ・プリウス | トップページ | 駄熊猫的日記 »