安直な英語の使用には眉をひそめたい
テレビをつけていたら、ワニが逃げたニュースで「ケージ」という言葉が出てきたので、おやっと思ったのだが、恐らく、英語の cage(檻)のことだろうが、どれだけの視聴者がそれを理解できたのだろうか? なぜ「檻」と言わないのだろうか?
ちなみに中日新聞の記事「引き取り手未定 立ち往生 金沢ワニ騒動 東署捕獲の2匹」でも、「檻」ではなく、「ケージ」と表記されているところを見ると、これはある種の専門用語として区別して利用されている可能性はある(例えば、わかりやすいところでは、Microsoft 社の PC 用 OS である Windows は、まさしく「窓」であるが、製品名として「ウィンドウズ」と呼ばれる)。それにしても、英語にそれほど詳しくない人にしてみれば、「ケージ」と言われると、そのイントネーションから、「刑事」に聞こえることが多いのではないだろうか?
それを「檻」と言わず、あえて「ケージ」と言わなければならない理由が釈然としない。たとえ、その檻が特殊なものであって「ケージ」と呼んで区別すべきものであったとしても、全体の内容からすれば、それは大して重要なことではないと思われる。わかりやすさを優先して、やはり「檻」と言うべきだと思える。
スキームやら、レジームやら、言いたがるのは政治家に任せて、報道は万人にわかりやすいよう努めてもらいたいものだと思う。
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ちなみに、アンシャン・レジーム・トリコロールと言えば、矢吹春奈であるが、この言葉に深い意味はないと思われるので、あまり追求しないほうがよいと思う。
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ある政治家がある法案か何かの今後について「ナロー・パス」だと言っていたが、このような大衆に伝わらない言葉を使いたがる人間はあまり信用できないと感じる。真に教養のある人であれば、きちんと「茨の道」であると言うだろう。
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カリフォルニア州知事にして、ヒットラー信奉者であるドイツ系アメリカ人、アーノルド・シュワルツェネッガー主演の映画の邦題は意味不明なものが多いが、その中でも最もわかりにくいのが、「コラテラル・ダメージ」Collateral Damage で、これは「英語タウン」によると、「目的の為の犠牲」(政治的にやむを得ない犠牲)という意味らしい。直訳で「付随的被害」では意味がわかりにくいが、要するに、「被害」damage はあったが、それは「副次的な」collateral ものに過ぎない、ということらしい。
この映画のDVDのストーリー解説では、「...やがて彼は疑い始める。妻子の死は国家にとって”コラテラル・ダメージ=目的の為の犠牲”なのではないかと」なっている。
英語の勉強になるのはよいが、安直に英語をそのままカタカナ表記するばかりが能でないと思う。久間元防衛相ならば、この邦題について「しょうがない」と言うだろう。

