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「私のしごと館」は、平成22年3月31日(水)をもちまして営業を終了いたしました。

「税金の無駄遣いの象徴」といわれた関西文化学術研究都市の職業体験施設「私のしごと館」(京都府精華町、木津川市)が平成22年3月31日(水)をもって閉館

なぜ税金を使って、採算の取れないハコモノ、展示施設を作るのだろうか? 商売をしたいのなら民間にやらせておけば良い(同種の施設に「キッザニア」がある)のであって、「官」がやるからには、それなりの立派な目的があるはずだ。しかし、その手段が解せない。
小中学生が様々な職業体験をするために、全国からわざわざ京都にある、巨大な施設を訪れる、という発想が理解し難い。
仕事は全国津々浦々どこででも行われている。地方自治体で、民間の企業・職場に協力を要請し、学校・教育委員会とも連携を取って、そのような機会を積極的に作るようにすれば良さそうに思える。(「私のしごと館」では、消防署の体験の人気が高かったそうだが、消防署なんて、それこそ全国どこにでもある)
例えば、地域によっては、高齢化が進み、さびれた商店街もあるかもしれないし、後継者の見つからない職人仕事もあるかもしれない。そういったものが、子供たちに職業体験してもらうことで、興味をもってもらえるかもしれないし、活性化させることができるかもしれない。農林水産業も立派な仕事だし、都会の子供には貴重な体験になるのではないだろうか。田舎と都会が連携して職業体験を交換するといった、地域間の交流も可能だろう。
「官」がやるべきことは、税金を使ってご立派なハコモノを作ることではない。柔軟な発想と行動力で社会に調和をもたらすことである。

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