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ゴミ箱に捨てられない新作ドラマ

ここのところの社会情勢により、新作ドラマが撮影中断され、再開見込みが立たず、放送開始延期になったものや、何話か放送したものの、撮り貯めたものがなくなって、次回放送延期になったものがほとんどという状況である。
そんな中、「テレワーク」で新作ドラマを作成しようという試みもいくつかあり、…

NHK「今だから、新作ドラマ作ってみました」
第1夜「心はホノルル、彼にはピーナツバター」満島真之介×前田亜季
第2夜「さよならMyWay!!!」小日向文世×竹下景子
第3夜「転・コウ・生」柴咲コウ×ムロツヨシ×高橋一生

NHKリモートドラマ「Living」壇蜜(声)/阿部サダヲ
第1話 広瀬アリス×広瀬すず(姉妹)
第2話 永山瑛太×永山絢斗(兄弟)
第3話 中尾明慶×仲里依紗(夫婦)
第4話 青木崇高×優香(声)(夫婦)

NHK大阪発リモートドラマ「ホーム・ノット・アローン」桜庭ななみ×松下洸平

と見てみたが、いずれも完成度が低いと言わざるを得ず(それぞれ見どころはあったとはいえ)。唯一、例外として、5月29日(金)放送、

「家政夫のミタゾノ 特別編 ~今だから、新作つくらせて頂きました~」(ミタゾノ営業再開!リモート家政夫が“ステイホームしなかった男の不倫”を覗く!?)

の完成度の高さが抜きん出ており、普通に見ることができたぐらい。とはいえ、気になったのは、ほとんどが内容的には、現在の世相を反映した、ネット利用のビデオ通信を題材にしたものばかりということである。
個人的には、世相とは無関係に、現在の状況において、どのようなドラマが製作できるか、というところを主眼において製作されたものこそ見たいと思うのである。例えば、

シドニー・ポワチエ主演『いのちの紐』(米1965年)THE SLENDER THREAD(シドニー・ポラック監督の第一作)はどうだろう。

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[Amazon商品ページから引用]

自殺志願者たちを救うホットライン「いのちのダイヤル」。シアトルの大学生のアラン・ニューウェル(シドニー・ポワチエ)は、コバーン博士(テリー・サヴァラス)のもと、ここで電話対応のアルバイトをしていた。
コバーン博士が帰宅した後、かかってきた電話口の女性の声を聞いて、アランはすぐに異変を感じ取った。彼女は致死量の睡眠薬を飲んだという。名前はインガ(アン・バンクロフト)だと分かったが、アラン一人で会話を続けながら命を救わなければならなくなった。そのためには、まずなんとしてもインガの居場所をつきとめなければならない。
別の電話で交換台に通話中の逆探知を依頼すると、インガは空港近くの交換局付近にいるとわかり、すぐに警察に連絡した。そしてアランはインガと少しずつ信頼関係を構築し、自殺に至った原因を聞き出してゆく。だが、睡眠薬の効果が現れはじめ、彼女は徐々に朦朧とし始めた。

こういった内容であれば、十分「ソーシャル・ディスタンス」(社交的間合い?)を確保できるのではないだろうか。
他に考えたのは、複数の定点監視カメラの映像を繋ぎ合わせたようなもの、そこからドラマが読み取れるような。編集の妙が試される。あと、ありふれているが、一人芝居相当のドラマとか?(リモートでやり取りした相手の視点から描き、相手によって態度が違うどころか、ほとんど別人というのが面白そう。役者の演技力が試される)

[追記]5/26(火)19:33配信 JCASTニュース「「2代目ドクターX」を勝手に予測」について

米倉涼子が主演ドラマ「ドクターX」シリーズを降板するという噂から、このテレビ朝日のドル箱ドラマの代役予想が行われているという。こういった「くだらない」(とコメントで揶揄あり)勝手な盛り上がり、嫌いでない。(誰の迷惑にもならないし、よいのではないか)
名前の挙がっている女優では、唯一、「ダー子」「都市伝説の女」長澤まさみはありかなと思うが、他はどうかと。にゃにゃおさんは嫌いでないが、いつも言うように、こういう人間味あふれる役柄は似合わない、という持論。(むしろ、患者として、後遺症に悩む全身成形美女役とか、ロボットみたいに超几帳面な看護師役とかどうか)
主役交代で他はそのままというわけにもいかないだろうから、基本的にキャストはほぼ全部入れ替え。残すのであれば、城之内さん(内田有紀)がせいぜいではないかと。(普通だと、晶さん(岸部一徳)を残すところだろうが、役者が年取りすぎたと思う)
タイトルも変更して「ドクターXX」(ダブルエックス)、もちろん、XXX=トリプルエックスまで見据えて。(「ドクターY」はスピンオフで使ってしまったし、「ドクターZ」では「マジンガーZ」みたいでどうかということで)
米倉涼子というと、大柄で、あっけらかん、といったイメージがあり、そういった感じは引き継ぎたいかと。個人的には、木村文乃びいきだが、小さい感じがする。でかい感じがする女優というと、「黒の女教師」榮倉奈々はどうだろう。あの回し蹴りは米倉涼子に引けを取らないのではないか。
話題先行なら沢尻エリカさま。大河ドラマよりお似合いの役だろう。

しかしいずれもすでに結構キャリアを積んだ女優ばかりで新鮮味に欠けるか。

大穴は、CBC製作の「こんなところに運命の人」(2018年)主演の松井愛莉。最近だと、多部未華子主演「これは経費で落ちません!」(2019年)の営業部女子、速水もこみちと共演した「この男は人生最大の過ちです」(2020年)ではあっぱれな暴れっぷりを披露している。でかさ、あっけらかんとした態度は問題なし。

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