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拙訳ヴェルヴェット・アンダーグラウンド&ニコ「僕は待ち人」my poor translation "I'm Waiting for the Man" by The Velvet Underground & Nico

過去記事(「2004年2月」〜)は、左側の「バックナンバー」の文字をクリック!
まず、オンライン辞書の記載内容を無断転載していると非難されないように、調べた単語や例文などの出典を、再度、明確にしておきたい。このブログにおいて引用しているオンライン辞書は、「拙訳タンジェリン・ドリーム「タイガー」my poor translation of "Tyger" by Tangerine Dream」に記載したとおりです。

以前の記事で書いたとおり、「このレコードだけは売り払わず、今もずっと飾ってある。バナナの皮は剥かないまま(*1)。」

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(*1) バナナはシールになっていて、ヘタのところに、"< PEEL SLOWLY AND SEE" と説明書きがある。

//--- 原文と拙訳(旋律に合わせて)←ちょい「テキトー」です
"I'm Waiting for the Man" by The Velvet Underground (Track 2 on "The Velvet Underground & Nico", 1967)
ヴェルヴェット・アンダーグラウンド「男を待っている」(『ヴェルヴェット・アンダーグラウンドとニコ』収録)

I'm waiting for my man
Twenty-six dollars in my hand
Up to Lexington, 1-2-5
Feel sick and dirty, more dead than alive
I'm waiting for my man

男を待っている
手に札を握りしめて
あの通りの角に向って
最悪の気分、死にそうで
男を待っている

Hey, white boy, what you doin' uptown?
Hey, white boy, you chasin' our women around?
Oh, pardon me, sir, it's furthest from my mind
I'm just lookin' for a dear, dear friend of mine
I'm waiting for my man

やあ、しろんぼ、まちでなにしてる
おい、しろんぼ、女を追いかけてるのか
すみません、そんな、めっそうもない
大切な友達を探してるんです
男を待っている

Here he comes, he's all dressed in black
PR shoes and a big straw hat
He's never early, he's always late
First thing you learn is that you always gotta wait
I'm waiting for my man
Oh, work it now

やってきた、黒づくめ
尖った靴に[大きなつばの]麦わら帽子
いつも遅れてやってくる
待たされるのは覚悟して
男を待っている
いっちょやっか

Up to a brownstone, up three flights of stairs
Everybody's pinned you, but nobody cares
He's got the works, gives you sweet taste
Ah, then you gotta split because you got no time to waste
I'm waiting for my man

茶色いとこまで三段上がる
みな[の冷たい視線]に釘付け、誰も気にしちゃないが
甘い味を売りさばくのが奴の仕事
[用事が済んだら]すぐ行くさ、無駄にする時間はない
男を待っている

Baby don't you holler, darlin' don't you bawl and shout
I'm feeling good, you know I'm gonna work it on out
I'm feeling good, I'm feeling, oh, so fine
Until tomorrow, but that's just some other time
I'm waiting for my man
Walk it home

大声を上げるな、わめくんじゃない
いい気分だ、うまくやれるさ
いい気分だ、ああ、とてもいい
明日はまた明日のこと
男を待っている
歩いて帰ろ

Oh, it's alright
Huh huh

いいね
へへっ


//--- イディオム、例文、単語など
flight of stairs 1つの階、または踊り場と次の階の間の階段(ステップのセット)a stairway (set of steps) between one floor or landing and the next
- a flight of stairs 階段、ひと続きの階段
- of a flight of stairs, a step 階段の段板
- Each flight of stairs has 20 steps. 各階段には 20 の段がある

(I've) got to split. もう行かなきゃ。

holler 叫ぶ、どなる、大声で言う;〔…に〕叫ぶ,どなる;〔…を〕しかる〔at〕
bawl 〔…に向かって〕どなる、わめく〔at,to〕;〔…を求めて〕どなる、わめく〔for〕;ワーワー[オイオイ]泣く、泣きわめく

huh[驚き・不賛成・疑問・軽蔑などを表わして]ふん!、何だって?

//--- 拙訳について
まず、歌詞サイト "GENIUS" のこの曲の解説から。(Google翻訳結果ほぼ無修正)

アイム・ウェイティング・フォー・ザ・マン」は、ニューヨーク市のレキシントン通りと125番街の交差点近くで、売人からヘロイン、具体的には26ドル相当のヘロインを購入する体験を視覚的に描いている。
「I'm Waiting For The Man」は、ベルベット・アンダーグラウンドとニコ全体に流れる共通のモチーフの始まりであり、その後のいくつかのトラックでヘロインの主題が登場します。

全体に関するルー・リードの声明
「この曲については、価格 (26 ドル) を除けばすべてが当てはまります。」
ジョン・ケイルは、2006年に『アンカット』誌でこの曲を思い出した。
「ドローンの曲の 1 つ One of our drone songs …ロックンロールだったので気に入りました。 私はピアノをハンマーでたたいたり、こぶしで叩いたりしましたが、モーリーンのドラムには裏拍がありませんでした。 ザ・ハニカムズの「Have I The Right?」のような、非常にブリティッシュなサウンドの60年代半ばのポップです。 ルーがリフを思いつき、彼のソロはクレイジーだった。 スターリングはライブでソロを弾いていた。 彼の手法は、糸のボールをほどくようにプレイし、適切な場所に到達するというものでした。

drone(蜂などの)ブンブンうなる音;【音楽】 持続低音(管);〔…について〕低い単調な声で[ものうげに]語る〈on〉〔about〕
←空中撮影用のラジコン・ヘリコプターではありません!

ヴァネッサ・パラディのカバーを聴いたことがあると、余計に、「私の男を待っている」、男とは、恋人のことかと思ってしまうが、そういう内容では全然ない。ハーレムの情景を描いているそうな。良い子は聴くべきではないかも。

Lexington, 1-2-5
125番街とレキスティントン・アベニューの角、だそうだ。(地図で調べてはいない)

white boy
反対の肌の色の少年を表す語をもじって訳した。これも「差別用語」になるのか?

Oh, pardon me, sir,「ああ、失礼しました、先生」
目上の人に話す感じですかね。"sir" は、実際、学校の先生の呼びかけに使われる語だと思うが、日本語で「先生」というと、いったいのなんの先生なのかわからないが、とにかくなんでも「先生」という感じですね。「先輩」でもよいかも。確か、『ピーナッツ』に出てくるメガネっ子が "sir" を多用していて、NHK放送の吹替えアニメでは「先輩」と訳されていたような?

PR shoes
PR は、Public Relations(広報活動)のことではなく、Puerto Rico(Puerto Rican)の略。Gogleで検索したら、どこぞやの掲示板に書かれていた。
このプエルトリカン・シューズは、先の尖った、光沢のある革靴だそうで、金網のフェンスをよじ登るのに都合が良いらしい。(う~ん、いかにも、情景が目に浮かぶようだ)
黒ずくめの服装で、こういう靴を履いて、つばの広い麦藁帽を被っているというのが、この歌が作られた当時のハーレムの薬[ヘロイン]の売人の定番の恰好だったらしい。

Everybody's pinned you, but nobody cares
白人が一人でこの辺りに来ると、そこら辺にたむろしている連中の視線に「釘付け」にされるのでしょう。だけど、冷たい視線を浴びせかけても、皆、そんな白人がどうなろうと知ったこっちゃない、感じですかね。(う~ん、いかにも、情景が目に浮かぶようだ、この歌詞、T.S.エリオットかと思った!)

自分のもつ都会のイメージは、以前記事にした、映画『ウォリアーズ』なのだが、プエルトリカンと言えば、大昔にテレビの吹替洋画番組で見た、ジャン=マイケル・ヴィンセント主演の『摩天楼ブルース』(DEFIANCE(米1979年)監督:ジョン・フリン、出演:ジャン=マイケル・ヴィンセント、テレサ・サルダナ、ダニー・アイエロ他)をどうしてもまた見たくなってきた。この映画、国内DVD化されている。

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拙訳ピンク・フロイド「エンブリオ」my poor translation of "Embryo" by Pink Floyd

過去記事(「2004年2月」〜)は、左側の「バックナンバー」の文字をクリック!
まず、オンライン辞書の記載内容を無断転載していると非難されないように、調べた単語や例文などの出典を、再度、明確にしておきたい。このブログにおいて引用しているオンライン辞書は、「拙訳タンジェリン・ドリーム「タイガー」my poor translation of "Tyger" by Tangerine Dream」に記載したとおりです。

自分がピンク・フロイドの曲を聴き出したのは、NHK−FMが、五(?)夜連続で、いくつかのバンド(レッド・ツェッペリン、ピンク・フロイド、ジェネシス、クイーン、ここまでは間違いない、もう一つはロキシー・ミュージックだったか、記憶があやふや)のライブ演奏を放送したのを、当時は自由に使えるお金があまりなく、カセットテープに録音したものが、きっかけで、この特別番組は、音楽評論家、渋谷陽一と東郷かおる子(だったっけ?)が司会を務めていて、渋谷陽一氏がレッド・ツェッペリンの大ファンであることを知った。繰り返し、何度も聴いた、このカセットテープは、他にお気に入りだった、エコー&バニーメンの東京・中野サンプラザホールでのライブその他ともども、まとめて処分してしまったらしい。(カセットテープは数本残っているのみ)
さて、ピンク・フロイドである。このとき放送されたライブの演目は、これまた記憶が曖昧で困るが、

  • エンブリオ
  • グリーン・イズ・ザ・カラー
  • ユージン、斧に気をつけろ
  • 吹けよ風、呼べよ嵐
  • エコーズ

ではなかったかと?「エンブリオ」、「グリーン・イズ・ザ・カラー」、「エコーズ」は間違いない。
現在、自分のiTunesライブラリで聴いてみると、恐らく、これらは、"Secrets: Live At Paris Theatre London, Oct 3, 1971" として出回った音源ではないかと思う。

自分にとってのピンク・フロイドは、この曲目のイメージが定着しており、当時、『ザ・ウォール』が発売されたが、長らく聴いたことがなく、こちらから聴き始めた場合と、随分、印象が異なるのではないかと思う。ざっくり言えば、デイヴ・ギルモアのギターより、リック・ライトの演奏するオルガンが基調になっている感が強い。

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歌詞サイト"GENIUS"掲載の「エンブリオ」解説(Google翻訳にかけたもの、ほぼ無修正)

An obscure song by the group (sometimes called "The Embryo") that frequently made it into concerts in 1970-1. This is the only known studio version, dating from 1968. Originally released on a compilation in 1970, it didn't appear on a proper Pink Floyd album until 1983, and is drastically different than the much longer live versions of the early 1970's.

1970年から1年にかけてコンサートで頻繁に披露された、このグループの知られざる曲 (「ジ・エンブリオ」とも呼ばれる)。これは1968年に遡る唯一の既知のスタジオ・バージョンです。元々は1970年にコンピレーションでリリースされましたが、正式なピンク・フロイドのアルバムに収録されたのは1983年になってからであり、1970年代初頭のはるかに長いライブ・バージョンとは大きく異なります。

//--- 原文と拙訳(旋律に合わせて)
"Embryo" by Pink Floyd (Track 10 on "Works", 1970)
"ピンク・フロイド「胚」(『仕事』[にスタジオ録音版]収録)

All is love, is all I am
A ball is all I am
I'm so new compared to you
And I am very small

愛がすべて、ぼくのすべて
この丸い、部屋のなか
きみとくらべて、とても新しく
とても小さい

Warm glow, moon bloom
Always need a little more room
Waiting here seems like years
Never seen the light of day

暖かく[なり」、月は満ち[る]
いつも部屋はせまい
何年も待ち続けているよう
陽の光[を]見ることなく

All around I hear strange sounds
Come gurgling in my ear
Red the light and dark the night
I feel my dawn is near

あたりから、奇妙な音が
耳にごろごろ響く
赤い光、暗い夜
(ぼくの)夜明けは近い

Warm glow, moon gloom
Always need a little more room
Whisper low, here I go
I will see the sunshine show

暖かく[なり」、月は満ち[る]
いつも部屋はせまい
低く、ささやいて、さあ
陽の光を見よう

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//--- イディオム、例文、単語など
embryo

1.【生物】胎芽《人間の受胎後8週(約2か月)以内の個体;cf. fetus》;【動・植】胚(はい)、胚子
2.(発達の)初期のもの、萠芽(ほうが)
embryo〔人間の〕胎芽、胚
受精卵が分裂を始めてから8週目の終わりまでの、分化が終了する前の状態を指す。9週目以降は胎児(fetus)と呼ばれる。

「胚」について、詳しくは、Wikipediaの記事などを参照されたい。

ball(ここでは子宮のことか?)

the first light of day 日の出
the light of day 日中の光

all around あたり一面に、皆に

gurgle
1.〈水などが〉どくどく流れる、ゴボゴボ音を立てる
2.〈赤ん坊などが〉(うれしそうに)のどをごろごろ鳴らす

red light(停止信号・危険信号としての)赤信号
- see the red light 危険に気づく
(この歌詞ではこの意味ではないが、参考までに)

speak low 低い声で話す、声を低くして話す

Here I go. さぁ行くぞ、行きます

//--- 拙訳について
ひっそりした感じの曲で、少し居心地が悪くさえ感じる。間奏部分では、(テープ再生による?)赤子の笑い声の音響効果(サウンド・エフェクト)、続けて、遊びに興じる子供たちの歓声が入る。
作者はベース担当のロジャー・ウォーターズ。
言葉を知らない、お腹の中の赤ん坊の気持ちを歌っているらしい。残念ながら、あまり、うまく翻訳できなかったが、もともと「ちょっと何言ってるか分からない」歌詞ではないだろうか?
とはいえ、題材的、全体的に「目の付け所が良い」感じを受ける、とともに、「引きこもり」感もある。あまり楽しくはない。

"Embryo" と言えば、すぐに、SF映画『エンブリヨ』(EMBRYO(米1976年)監督:ラルフ・ネルソン、出演:ロック・ハドソン、ダイアン・ラッド、バーバラ・カレラ、ロディ・マクドウォール他)が思い出される。この映画、見ているはずだが、さっぱり記憶に残っていない。これは、オリジナル脚本の作品のようで、個人的には、…

ディーン・クーンツの古典的SF小説を映画化した、『デモン・シード』(DEMON SEED(米1977年)監督:ドナルド・キャメル、出演:ジュリー・クリスティ、フリッツ・ウィーヴァー他)と、混同しているかもしれない。

過去記事「'04/11/04 ゴミ箱から拾ってきた映画『地球爆破作戦』」で紹介している、『地球爆破作戦』(COLOSSUS: THE FORBIN PROJECT(米1970年)監督:ジョセフ・サージェント、出演:エリック・ブレーデン、スーザン・クラーク他)ともども、必見の古典SF映画ではないだろうか。

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IPv6(IPoE)対IPv4(PPPoE)接続環境

先日の記事「古いMacBookの活用方法http://eiji-takagi.cocolog-nifty.com/notebook/2023/07/post-383a2f.html」で、もはや「レガシー」な(旧態依然とした)、IPv4・PPPoE接続環境を復活、再導入したことを報告している。ファイアーウォール・アプライアンスを繋いでいるが、実用的な利用はない。今回、試したかった、IPv6(IPoE)環境との速度比較を行ってみた。
しょっちゅう接続するアクセスポイントへの応答接続を比較したところ、IPv4・PPPoE接続環境は相当遅い。PINGが「パケ落ち」するわ、リモートデスクトップが落ちるぐらい。信じられなかった、以前はこういった環境を利用していたのに。
本当は用途に応じて、接続環境を厳密に分けたく、以前はフレッツ光ネクストのPPPoE接続×2チャンネルを活用していたのだが、IPv6(IPoE接続)は、回線に「紐づく」ため、インターネット接続環境を分けようとすると、もう一回線必要になり費用が嵩む。これは無理。そのため、併用できる、PPPoE接続環境を準備し直したのだが、実用にならないことが判明した。
この遅さの原因が、接続方式にあるのか、プロバイダの問題なのか、経路の問題なのか、まだ通信先一か所でしか試してないので、明確でない。利用検討していた用途に使えないことだけは、はっきりした。他に利用用途があるか?

[追記]
さらに、一番よくアクセスするWebサイトと、国内の代表的なFTPサイトへの、PINGの応答速度を比較してみたが、やはり、圧倒的にIPv4・PPPoE接続環境が遅い。IPv4だろうが、IPv6だろうが、原理的には、通信速度には関係ないと思うが、諸事情が絡んでいるのだろうか? 安かろう悪かろう?(混雑状況の差?)

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拙訳ピンク・フロイド「デブでよろよろの太陽」my poor translation of "Fat Old Sun" by Pink Floyd

過去記事(「2004年2月」〜)は、左側の「バックナンバー」の文字をクリック!
まず、オンライン辞書の記載内容を無断転載していると非難されないように、調べた単語や例文などの出典を、再度、明確にしておきたい。このブログにおいて引用しているオンライン辞書は、「拙訳タンジェリン・ドリーム「タイガー」my poor translation of "Tyger" by Tangerine Dream」に記載したとおりです。

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//--- 原文と拙訳(旋律に合わせて)
"Fat Old Sun" by Pink Floyd (Track 4 on "Atom Heart Mother", 1970)
ピンク・フロイド「でぶオヤジ太陽」(『原子心母』収録)

When that fat old sun in the sky is falling
Summer evening birds are calling
Summer Sunday and a year
The sound of music in my ears

空のでぶオヤジ太陽が沈む
夏の宵の鳥が鳴きだす
夏の日曜、一年ぶりの
心地よい音が聞える

Distant bells, new mown grass
Smells so sweet
By the river holding hands
Roll me up and lay me down

遠くの鐘の音(ね)、刈られた草の
甘い匂いがする
川のそばで手を引いて
立ち上がらせて寝そべらせて

And if you see, don't make a sound
Pick your feet up off the ground
And if you hear as the warm night falls
The silver sound from a tongue so strange
Sing to me, sing to me

そんなとき、音を立てないで
そうっと歩けば
暖かな夜のとばりのなか
銀色の曲の知らない言葉が
ぼくに、歌いかける

When that fat old sun in the sky is falling
Summer evening birds are calling
Children's laughter in my ears
The last sunlight disappears

空のでぶオヤジ太陽が沈む
夏の宵の鳥が鳴きだす
子どもの笑い声が聞える
最後の陽の明かりが消える

And if you see, don't make a sound
Pick your feet up off the ground
And if you hear as the warm night falls
The silver sound from a tongue so strange
Sing to me, sing to me

When that fat old sun in the sky is falling

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//--- イディオム、例文、単語など
[参考]ここではこの意味ではないと思うので
roll up[通例命令法で;サーカスなどの見せ物の呼び込みの言葉に用いて]いらっしゃい、入ってらっしゃい
[参考 URbaN DICTIONARY]この曲を「ドラッグ・ソング」と言う人もいるわけで
roll up - To force someone to leave a group or area, through either violence or fear
roll up - To create a marijuana cigarette

//--- 拙訳について
歌詞サイト "GENIUS" から、解説を一部参照。

Pink Floyd decided to split the work each band member would do in Atom Heart Mother. Even though the title track is attributed to all four members, the 3 songs that follow are solo contributions by Roger Waters (on “If”), Richard Wright (on “Summer ‘68”) and David Gilmour.

“Fat Old Sun” is David Gilmour's exclusive contribution to the album, all the instruments heard in the song (except Wright's organ) are also played by him. Similar to Grantchester Meadows and High Hopes (hence, “distant bells”), it is a hymn of praise to the bucolic countryside surrounding Cambridge where he and others in the band's orbit spent their youth.

Google翻訳の結果(未修整、そのまま)
ピンク・フロイドは、『アトム・ハート・マザー』で各バンドメンバーが行う作業を分割することを決定した。 タイトル曲はメンバー4人全員によるものですが、続く3曲はロジャー・ウォーターズ(「If」)、リチャード・ライト(「Summer '68」)、デヴィッド・ギルモアによるソロ作品です。

「ファット・オールド・サン」はデヴィッド・ギルモアがアルバムに独占的に貢献した曲で、曲中で聞こえるすべての楽器(ライトのオルガンを除く)も彼が演奏している。 グランチェスター・メドウズやハイ・ホープス(したがって「遠い鐘」)と同様に、この曲は彼やバンドの軌道に乗っていた人々が青春時代を過ごしたケンブリッジ周辺の牧歌的な田園地帯への賛美歌である。

この曲の日本版LPでの邦題が印象的で、「デブでよろよろの太陽」という。原題は "Fat Old Sun" なので、かなり「派手な」感がある。"old" の訳が、「よろよろの」とは珍しく、歌詞全体からの解釈ということだろうか?
個人的には、この題名は、よくある言い回し、中年太りのオヤジの汎用的な呼称である、"Fat old man" の「もじり」だろうと思っている。
近年の、ギルモアさんのお姿を見て、アルバム『ウマグマ』に写っている頃のお姿と対比、この曲を聴くと、感慨深いものがあるか?
念のためWeb検索をかけてみたところ、次の例文が引っかかってきた。

On August 6th Little Boy was dropped on Hiroshima and on August 9th Fat Man was dropped on Nagasaki.
その後,8月6日には,広島にリトルボーイが投下され,8月9日には,長崎にファットマンが投下されました。

日本人としては、全体的に、鎮魂歌(レクイエム)っぽさを感じるが(誰も "Fat Old Sun" =「原子爆弾」とは言ってない! そう感じているわけではない)、受け取り方はまさしく人それぞれ(詩なんてそんなものではないだろうか?)で、欧米では「ドラッグ・ソング」だと言う人も多いようだ。

Summer Sunday and a year
直訳するならば、「夏の日曜と一年」であって、どこにも「一年ぶり」とは書いてない。なんとなく。

And if you see, don't make a sound / Pick your feet up off the ground
直訳すると「見るならば、音を立てないで、そっと足を地面から上げて(「抜き足差し足」でといった感じか?)」
And if you hear as the warm night falls / The silver sound from a tongue so strange / Sing to me, sing to me
直訳すると「暖かな夜が降りてきて、銀色の音楽の、まったく聞きなれない言葉で、私に歌いかける、のを聞くならば」といったところだろうか?

見るなら、聞くなら、どうだと書かれているが、なにを見るのか、聞くのかは書かれていない。
私に歌いかける "The silver sound" は、小川の流れのことか?「ムーン・リバー」(で歌われているのは、もっと幅の広い川だが…)? そこに「蛍」でもいるのだろうか? 自分が思い起こすのはそういう風景になる。ここ何十年も、とんと、見ても聴いてもいない。
最初は、河原に座ったところから、そっと立ち上がって月を見るのかと思ったが、"Pick your feet up off the ground" は、やはり、立ち上がるだけではなく、移動を伴う感じかと。
作者が若い頃、慣れ親しんでいた風景を描いたものならば、どんな感じなのか、調べればわからなくもないと思うが、詩を味わうのにそんなことは必要ないと思う。

歌詞サイト "GENIUS" から、解説の続き。

This song was a live staple from 1970 to 1971 and it has also been performed by David Gilmour frequently during his tours to promote his solo albums. During most live performances, it was extended to 14 minutes instead of the original 5:23.

The song was also one of several to be considered for the band's “best of” album, Echoes: The Best of Pink Floyd (2001).

Google翻訳の結果(未修整、そのまま)
ギルモアはソロアルバムのプロモーションのためツアー中に頻繁に参加した。 ほとんどのライブ パフォーマンスでは、元の 5 分 23 秒ではなく 14 分に延長されました。

この曲は、バンドの「ベスト」アルバム『エコーズ:ザ・ベスト・オブ・ピンク・フロイド』(2001年)に収録される予定だった数曲のうちの1曲でもあった。

14分ほどあるという、生演奏(ライヴ・パフォーマンス)は、YouTube で簡単に聴くことができる。

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