« 2023年11月 | トップページ | 2024年1月 »

拙訳トラヴェリング・ウィルベリーズ「ハンドル・ウィズ・ケア」my poor translation of "Handle with Care" by Traveling Wilburys

過去記事(「2004年2月」〜)は、左側の「バックナンバー」の文字をクリック!
まず、オンライン辞書の記載内容を無断転載していると非難されないように、調べた単語や例文などの出典を、再度、明確にしておきたい。基本的に、weblio 英和辞典・和英辞典を利用しています。詳細については、「拙訳タンジェリン・ドリーム「タイガー」my poor translation of "Tyger" by Tangerine Dream」に記載したとおりです。

91riqehecl_ac_sl1400_ ← Amazonで購入できます!

ほんといい曲だなあと思う。歌詞は何言ってるのかようわからんが。

//--- 原文と拙訳(旋律に合わせて)
"Handle with Care" by Traveling Wilburys (Track 1 on "Traveling Wilburys Vol. 1", 1988)
トラヴェリング・ウィルベリーズ「取扱注意」(『旅するウィルベリーたち、第一集』収録)

[Verse 1: George Harrison]
Been beat up and battered around
Been sent up, and I've been shot down
You're the best thing that I've ever found
Handle me with care

集められて、小突かれ(き回され)て
送られて、撃たれて
君はこれまでで最高
取扱注意

[Verse 2: George Harrison]
Reputation's changeable
Situation's tolerable
But, baby, you're adorable
Handle me with care

評判は変わりやすい
状況は耐えがたい
けど君は愛おしい
取扱注意

[Pre-Chorus: Roy Orbison]
I'm so tired of being lonely
I still have some love to give
Won't you show me that you really care?

ひとりには耐えられない
恋したい気持ち
気にかけていてくれるよね

[Chorus: Bob Dylan and Tom Petty]
Everybody's got somebody to lean on
Put your body next to mine, and dream on

もたれかかる人がいる
体を寄せて、夢を見る

[Verse 3: George Harrison]
I've been fobbed off, and I've been fooled
I've been robbed and ridiculed
In daycare centers and night schools
Handle me with care

かつがれて、だまされて
うばわれて、嘲笑われて
託児所で、定時制で
取扱注意

[Verse 4: George Harrison]
Been stuck in airports, terrorized
Sent to meetings, hypnotized
Overexposed, commercialized
Handle me with care

空港で立ち往生、テロ発生
会合に行かされ、眠気差す
露出過度に、営利化
取扱注意

[Pre-Chorus: Roy Orbison]
I'm so tired of being lonely
I still have some love to give
Won't you show me that you really care?

ひとりには耐えられない
恋したい気持ち
気にかけていてくれるよね

[Chorus: Jeff Lynne and Roy Orbison]
Everybody's got somebody to lean on
Put your body next to mine, and dream on

もたれかかる人がいる
体を寄せて、夢を見る

[Verse 5: George Harrison]
I've been uptight and it made a mess
But I'll clean it up myself, I guess
Oh, the sweet smell of success
Handle me with care

緊張して、ヘマをして
でもちゃんと片付けて
成功の甘き香り
取扱注意

61okenqbq0l_ac_ 

//--- イディオム、例文、単語など
beat up
〈卵などを〉強くかきまぜる、 《口語》 (たたいて)〈人を〉ひどい目にあわす、傷つける
〈…を〉集める - beat up recruits 新兵を募集する
batter〈人・ものを〉乱打する;〈雨・風などが〉〈…に〉強く当たる;〈…を〉打ち壊す、たたきつぶす〈down,in〉
〔…を〕続けざまに[荒々しく]たたく〈away〉〔at,on〕
send up
〈…を〉(上に)上げる、上昇させる;〈ロケットなどを〉打ち上げる
〈要望書などを〉〔上役・上の機関などに〕提出する〔to〕
《主に米国で用いられる》〈人を〉刑務所に送る、投獄する
《英口語》〈人・ものを〉(まねして)からかう、ちゃかす

adorable 崇敬[崇拝]すべき
ほれぼれするような,かわいらしい《主に女性が用いる》
- What an adorable hat she's wearing! 彼女は何とすてきな帽子をかぶっているんでしょう

fob off
〈人を〉(だまして)〔不良品・偽物などを〕つかませる〔with〕;〈不良品・偽物などを〉(だまして)〔人に〕つかませる〔on, upon〕
[fob+目+off]〔偽りの約束などをして〕〈人を〉うまくはぐらかす〔with〕
〈要求・人などを〉避ける、無視する
rob
〔+目的語(+of+(代)名詞)〕〈人から〉〔もの・金を〕強奪する、略奪する、奪う《【類語】⇒steal》
day-care center 保育園、託児所;(おもに英)デイケアセンター(高齢者などを昼間預り介護する施設)

send(命令・依頼などによって)行かせる
〈人・軍隊などを〉行かせる,派遣する;
〔+目的語+副詞(句)〕〈人などを〉(…へ)行かせる、派遣する
- send a son to school 息子を学校にやる
〔+間接目的語+直接目的語〕〈人に〉〈使いなどを〉出す
〔+目的語+for+(代)名詞〕〈人を〉〔…を求めに[呼びに]〕やる
〔+目的語+to do〕〈人を〉〈…するために〉行かせる
hypnotize
〈…に〉催眠術をかける;(催眠術をかけたように)〈…を〉動けなくする
〈…を〉魅する、うっとりとさせる
overexpose【写真】〈フィルムなどを〉露出過度にする

make a mess 散らかす、仕出かす、へまをする
uptight(口)〈…に〉いらいらした、ぴりぴりした、不安になっている;〈…のことを〉ひどく心配している〈about〉
I guess 推測ですが、だろうね、たぶん、おそらく、私の考えでは
a sweet smell [taste] of success 成功の甘い香り[味](smellは成功に近いときに,tasteは実際に成功したときに用いる)

//--- 拙訳について
歌詞サイト "Genius" に掲載されていた解説(を「Google翻訳」した結果[無修正])

"Handle With Care" was written by George Harrison and originally intended as the B-side for his 1988 "This Is Love" single (yes, with four featured artists). But when the record label deemed it "too good", the Wilburys formed to record more songs for an album.

The song's title was decided after initially coming up with a few lines, when Dylan asked "What's the song called and what is about?" and Harrison saw a box with a "Handle With Care" sticker.

"Handle With Care" was the supergroup's debut single, reaching the top 40 in seven countries including a #2 peak in Canada. In the US, it peaked at #45 in December 1988.

「ハンドル・ウィズ・ケア」はジョージ・ハリスンによって書かれ、当初は彼の1988年のシングル「ディス・イズ・ラブ」のB面として意図されていた(そう、フィーチャリング・アーティストは4人だった)。 しかし、レコードレーベルがそれが「良すぎる」と判断したため、アルバム用にさらに多くの曲を録音するためにウィルベリーズは結成されました。

この曲のタイトルは、最初に数行思いついた後、ディランが「この曲は何という名前で、どんな内容ですか?」と尋ねて決定したという。 そしてハリソンは「取り扱い注意」のステッカーが貼られた箱を見つけました。

「ハンドル・ウィズ・ケア」はスーパーグループのデビューシングルで、カナダで最高2位を含む7カ国でトップ40に到達した。 米国では1988年12月に最高45位となった。

Handle me with care
荷物に貼る「"fragile" 壊れ物」シール同様、そういうシールがあると思う。かみ砕けば、やさしく取り扱ってくれ、乱暴に取り扱わないでくれ、といったところ。

71kuoy8akwl_ac_sl1500_ Amazon で買えます!

You're the best thing that I've ever found
第一節のこれは、皮肉ですかね。

Oh, the sweet smell of success
成功の甘き香り』Sweet Smell of Success(米1957年)アレクサンダー・マッケンドリック監督、出演トニー・カーティス、バート・ランカスター、スーザン・ハリソン他

この映画、多分、自分は見てない。国内盤DVDあり。

|

拙訳ジョージ・ハリスン「ブロー・アウェイ」my poor translation of "Blow Away" by George Harrison

過去記事(「2004年2月」〜)は、左側の「バックナンバー」の文字をクリック!
まず、オンライン辞書の記載内容を無断転載していると非難されないように、調べた単語や例文などの出典を、再度、明確にしておきたい。基本的に、weblio 英和辞典・和英辞典を利用しています。詳細については、「拙訳タンジェリン・ドリーム「タイガー」my poor translation of "Tyger" by Tangerine Dream」に記載したとおりです。

81bxq8roiyl_ac_sl1500_

ジョージの「よく聴くアルバムのランキング」で、個人的には、一位、二位を争うのが『慈愛の輝き』"George Harrison"(もう一枚は『ジョージ・ハリスン帝国』"Extre Texture")で、すでに一曲、記事にしている。

拙訳ジョージ・ハリスン「愛はすべての人に」my poor translation of "Love Comes to Everyone" by George Harrison

これも良い曲だなあ、と思うんですね。(ただし、ジョージの歌詞は大したことないというか、他の曲含めて、全般的に、感心しない)

旋律に合わせて訳すと、どうしても、端折ったり、少し変えたりしないといけないが、直訳に近い「和訳」があったほうがよいかもしれないので、比較参考のために、無加工のGoogle翻訳結果を付けた。

//--- 原文と拙訳(旋律に合わせて、と、Google翻訳そのまんま)
"Blow Away" by George Harrison (Track 5 on "George Harrison", 1979)
ジョージ・ハリスン「吹き飛ばせ」(『ジョージ・ハリスン』[国内盤の邦題は『慈愛の輝き』]収録)

Day turned black, sky ripped apart
Rained for a year 'til it dampened my heart
Cracks and the leaks, the floorboards caught rot
About to go down, I had almost forgot

日は陰り、空は千切れ
止まない雨は、心まで滲みる
床は避け、腐り落ちる
倒れそうで、忘れかけてた
日は真っ暗になり、空は引き裂かれました
一年の間雨が降って、心が湿るまで続いた
ひび割れや雨漏り、床板の腐れ
下りるところだった、ほとんど忘れていた

All I got to do is to, to love you
All I got to be is, be happy
All it's got to take is some warmth to make it
Blow away, blow away, blow away

すべきことは君を愛すこと
幸せに暮らしていくこと
少しの温もり[さえ]あればいい
吹き飛ばせ、吹き、飛ばせ

All I got to do is to, to love you
All I got to be is, be happy
All it's got to take is some warmth to make it
Blow away, blow away, blow away
私がしなければならないのは、あなたを愛することだけです
私がしなければならないのは、幸せになることだけです
それを実現するために必要なのは、暖かさだけです
吹き飛ばせ、吹き飛ばせ、吹き飛ばせ

Sky cleared up, day turned to bright
Closing both eyes now the head filled with light
Hard to remember what a state I was in
Instant amnesia, Yang to the Yin

空は澄み、明るくなって
目を閉じれば、光あふれ、
新たな境地に入る
即忘我、「陰」足す「陽」
空が晴れて、日が明るくなりました
両目を閉じると頭が光で満たされる
自分がどのような状態にあったかを思い出すのは難しい
即時記憶喪失、陽から陰へ

All I got to do is to, to love you
All I got to be is, be happy
All it's got to take is some warmth to make it
Blow away, blow away, blow away

All I got to do is to, to love you
All I got to be is, be happy
All it's got to take is some warmth to make it
Blow away, blow away, blow away

Wind blew in, cloud was dispersed
Rainbows appearing, the pressures were burst
Breezes a-singing, now feeling good
The moment had passed like I knew that it should

風が吹き、雲を散らし
虹が出て、困難は消えた
そよ風は歌う、いい気分
そうなると知ってたかのよう
風が吹いて雲が散った
虹が現れて プレッシャーがはじけた
そよ風が歌ってる、今は気分がいい
こうなるはずだと分かっていたかのようにその瞬間は過ぎた

All I got to do is to, to love you
All I got to be is, be happy
All it's got to take is some warmth to make it
Blow away, blow away, blow away

All I got to do is to, to love you
All I got to be is, be happy
All it's got to take is some warmth to make it
Blow away, blow away, blow away

All it's got to take is some warmth to make it
Blow away, blow away, blow away

All I got to do is to, to love you
All I got to be is, be happy
All it's got to take is some warmth to make it
Blow away, blow away, blow away

//--- イディオム、例文、単語等
dampen〈…を〉湿らせる;〈意気・熱意などを〉くじく、そぐ
go down
〔…へ〕下へ行く、下りていく;〈幕などが〉下りる〔to〕
〈飛行機などが〉墜落する、落ちる;〈船・乗員が〉沈む
〈太陽・月などが〉沈む
〈人・建物が〉倒れる;〔相手に〕屈服する、敗れる〔before、to〕
《主に英国で用いられる》〔病気で〕倒れる、〔病気に〕かかる〔with〕
〈計器(の水銀)・温度・水位・標準などが〉下がる;〈物価・税などが〉下がる
〈ものが〉(質が)低下する;〈人・土地などが〉(評価が)低落する;〔…まで〕値下がりする〔to〕
〈波・風・火などが〉(勢いが)衰える、静まる
〈腫(は)れが〉引く;〈タイヤ・風船などが〉空気が抜ける
〈本・記事などが〉〔ある点まで〕(説き)及ぶ 〔to〕
〔後世に〕伝わる〔to〕;〔歴史などに〕残る、記録される、書き留められる〔in〕
〈食べ物・薬などが〉飲み込まれる、のどを通る
〈人・言動・案などが〉〔他の人に〕受け入れられる;〈劇などが〉〔観客などに〕受ける〔with〕
《英口語》(休暇・退学・卒業などで)大学を去る;〔…へ〕帰省する、退学する〔to〕
《口語》投獄される、刑務所に送られる

about to ~しそうである

amnesia【医学】記憶喪失、健忘(症)
disperse
〈人々を〉(あちこちに)散らす、散乱させる;〈風が〉〈雲・霧などを〉消散させる;〈種子・病気・知識などを〉まき散らす、広める
〈軍隊・警官隊などを〉分散配置する、【光学】〈光を〉分散させる

//--- 拙訳について
歌詞サイト "Genius" に掲載されていた解説(を「Google翻訳」した結果[無修正])

George explained “Blow Away" to Rolling Stone shortly after the album’s release:

"Blow Away" I like because it’s so catchy; in fact, I was a bit embarrassed about it at first, but it turned our good and people seem to like it. That was the first new tune I wrote. I was in the garden and it was pouring down with rain, and I suddenly became aware that I was feeling depressed, being affected by the weather. And it’s important to remember that while everything else around you changes, the soul within remains the same; you have to constantly remember that and fight for the right to be happy.

ジョージはアルバムのリリース直後にローリングストーン誌に「Blow Away」について次のように説明した。

「Blow Away」はとてもキャッチーなので好きです。 実際、最初は少し恥ずかしかったのですが、それが良い方向に向かい、人々も気に入ってくれたようです。 それが私が初めて書いた新しい曲でした。 庭にいると土砂降りの雨が降っていて、ふと自分が天候に左右されて憂鬱な気分になっていることに気づきました。 そして、あなたの周りのすべてが変化しても、内なる魂は変わらないということを覚えておくことが重要です。 そのことを常に思い出して、幸せになる権利のために戦わなければなりません。

All it's got to take is some warmth to make it / Blow away, blow away, blow away
構文としては、
 All it's got to take 
 is 
 some warmth 
 to make it blow away
と区切って読めばよい(ですよね、英語の先生)。
"to make it blow away" (「それを吹き飛ばすために」)の "it"(「それ」)は、そこまでに述べてきたような状況(「憂鬱な気分」とか)ですかね。
詩で句読点が省略されて改行が入ると、うまく機械翻訳できないので、原文を修正して「Google翻訳」にかけ直したところ、「必要なのはそれを吹き飛ばすような暖かさだけだ」となった。

Closing both eyes now the head filled with light
この "light"(「光」)は、"inner light" に近いものでしょう。

   inner light 精神を啓発し導くとクエーカー教徒によって信じられた神の存在 a divine presence believed by Quakers to enlighten and guide the soul

ちなみに、ビートルズ時代のジョージは「ジ・インナー・ライト」という曲を作っている。

Hard to remember what a state I was in
直訳すると「私がそうなった状態がなんだったのかほとんど思い出せない」みたいな感じだが、要するに、「[これまであったかどうか]記憶にない[ような]状態に私はなった」ということだと思いますけど… どうなったのか思い出せない、みたいな「和訳」は誤解を与えかねないのでは?

Instant amnesia, Yang to the Yin
"amnesia" は、辞書によると、医学用語で「記憶喪失」のことだそう。"instant amnesia" という、宗教用語か、哲学用語があるのかと調べたのだが、見つからず。よくわからないので、適当に「でっち上げて」おいた。(おい、おい。「忘我」だと、「トランス」とか、「エクスタシー」とかになってしまいそうだが…)
なお、「goo辞書」によると、

そく【即】 の解説
[名]仏語。二つのものが互いに表裏の関係にあって分離できない状態。
[副]ただちに。すなわち。「言われたら—実行する」
[接]前者と後者とが同じであることを表す語。とりもなおさず。すなわち。「学者—教養人とは言えない」

だそうで、この「仏語」(フランス語ではない。「仏教用語」)の意味と、副詞の意味を取り入れたつもり(君と僕、う~む、弱いか)。

"Yin-Yang"(「陰陽」)は、おなじみの印(個人的には「スマイル」やストーンズの「ベロだし」より愛着あり)を思い出してほしいが、上記「ジ・インナー・ライト」の「歌詞は老子道徳経から引用」するほどのジョージですから、当然、それなりに「タオ(道)」にも通じていたはず。
個人的に、道教は門外漢ながら、"Yang to the Yin" は、多分、「陽から陰へ(移る "move"、変わる "change")」ということではなく、「陽を陰に(加える "add"、"put")」ということですよね!(機械翻訳を信用しすぎないように! 助けにはなるが、ちゃんと自分で調べて確認するのが大事です)
「タオ」はよく知らないが、とにかく、陽=〇、陰=×、みたいな図式ではないはず。イタリア語やフランス語では単語に性別があるように、「タオ」では、事物を陰と陽に分けるのではないかと。中庸、調和、じゃあないの?

|

シェイクスピアの百三十五番そねっと

過去記事(「2004年2月」〜)は、左側の「バックナンバー」の文字をクリック!
まず、オンライン辞書の記載内容を無断転載していると非難されないように、調べた単語や例文などの出典を、再度、明確にしておきたい。基本的に、weblio 英和辞典・和英辞典を利用しています。詳細については、「拙訳タンジェリン・ドリーム「タイガー」my poor translation of "Tyger" by Tangerine Dream」に記載したとおりです。

シェイクスピアの百三十三番そねっと
シェイクスピアの百三十四番そねっと
に続けて。

Shakespeare

//--- 原文と拙訳(定形をやめて、訳し直した。意味を読み取ること重視で直訳っぽい)

Whoever hath her wish, thou hast thy “Will,"
And “Will" to boot, and “Will" in overplus;
More than enough am I that vex thee still,
To thy sweet will making addition thus.

他の女がどうであれ、君には「ウィル」がいる
その上、別の「ウィル」も、他の「ウィル」もいる
君にせがみ続ける、この私[を]
その心地よいお心に、付け加えるのは余分だろう[が]

Wilt thou, whose will is large and spacious,
Not once vouchsafe to hide my will in thine?
Shall will in others seem right gracious,
And in my will no fair acceptance shine?

どうか、その大きく広いお心に
一度と言わず、私の心を入れさせてはくれまいか
他(た)の者に恵み深くあるのであれば、私の[もの]も
公平に受け入れて、輝かせてはくれまいか

The sea, all water, yet receives rain still,
And in abundance addeth to his store;
So thou, being rich in “Will," add to thy “Will"
One will of mine, to make thy large “Will" more.

海は、水に溢れて、なお雨を受け止める
貯えをなお豊富に追加する
「ウィル」がいっぱいでも、ならば、君の「ウィル」に
私のを一つ加えて、もっと「ウィル」を大きくできよう

Let no unkind, no fair beseechers kill;
Think all but one, and me in that one “Will."

親切であってくれ、正当な慈悲を求める者を殺すでない、
一まとめにして考えよ、私を一つの「ウィル」に入れよ

//--- イディオム、例文、単語など
your wish
御意
- Have, then, your wish! しからばお望みに任せん
overplus 過多、過剰
vex
〈人を〉いらだたせる、じらす、うるさがらせる《しばしば過去分詞で形容詞的に用いる→vexed》
〈人を〉悩ます、当惑させる
to boot[成句]そのうえに、おまけに

(あくまで「参考までに」ですが、…)
at one's sweet will 勝手放題
sweet william
A flowering plant, Dianthus barbatus, in the family Caryophyllaceae, native to the mountains of southern Europe from the Pyrenees east to the Carpathians and the Balkans.[Synonym: bunch pink]
1912, Katherine Mansfield, The Woman At The Store: Of flowers there were double poppies and sweet-williams.

vouchsafe
(厚意またはお情けで)〈…を〉与える、賜わる
〈地位の低い人に〉〈…を〉与える、賜わる;〔地位の低い人に〕〈…を〉与える、賜わる〔to〕
親切にも〈…して〉くださる〈to do〉
〔安全などを〕保証する、請け合う
will
[しばしば the will]意志;〔+to do〕[the will]〈…しようとする〉決意、決心;意欲
意志の力、自制心
[God's will で](神の)意、御旨(みむね)
[通例 one's will](人の)望み、願い、欲するところ
(他人に対して持つ好意・悪意の)気持ち;意向
【法律, 法学】遺言;遺言書《【用法】しばしば last will and testament という》
gracious
(偉い人が下の者に対して寛大な心で)丁重な、親切な、やさしい
〈神が〉恵みあふれる、慈悲深い
[慣例的に王・女王に用いて]恵み深い
〈暮らしぶりなど〉優雅な、上品な

in abundance 多量に、豊富に

beseech
〈人に〉〔慈悲などを〕嘆願する〔for〕、〈…するように〉懇願する〈to do〉〈that〉;〈慈悲などを〉求める〔of〕

//--- 拙訳について
"Will" が連呼され、それは、単に "William" の愛称だけでなく、ほかの意味も重ねられている。
("will" という単語が、[主に男性の?]生殖器を指すことがあるのを知らないわけではなく、それを念頭に置いて「拙訳」したが、英文のいくつかの解説サイトのような、そう断言した現代語訳にするのは「お門違い」だと思う)
一般的な解釈に従って、"Will" はカギカッコで囲んでカタカナ表記とした。岩波文庫の高松雄一先生の注釈を引用:

一六〇九年版の原文では、大文字で始まるイタリックス体のウィル(Will)が七箇所で、小文字で始まるふつうのウィル(will)が六箇所で使われ(…中略…)、徹底してこの言葉のもじりが行われている。このウィルには、心、願望、意思、欲情、男根、女陰、ウィリアムの愛称など、さまざまな意味が絡みあっていて解きほぐしがたい。(…後略)

第一節(正確には、原文は節として区切られてはいないが便宜上)の三つの "Will" については…:

この最初の二行のウィルは、他の意味も含んではいるが、おもに人名として用いられたものと解する。これら三人のウィルのなかに、ウィリアム・シェイクスピア自身が含まれていることはほぼ確かだが、他の二人は明らかではない。第一部の若い友人、および女の夫と取る説もある。

To thy sweet will ...
この "will" は、「≒ "heart"」と受け取った。その上で、「あいまいな日本」らしい「魔法の言葉」、「心」を当てた。

|

シェイクスピアの百三十四番そねっと

過去記事(「2004年2月」〜)は、左側の「バックナンバー」の文字をクリック!
まず、オンライン辞書の記載内容を無断転載していると非難されないように、調べた単語や例文などの出典を、再度、明確にしておきたい。基本的に、weblio 英和辞典・和英辞典を利用しています。詳細については、「拙訳タンジェリン・ドリーム「タイガー」my poor translation of "Tyger" by Tangerine Dream」に記載したとおりです。

シェイクスピアの百三十三番そねっと」の次の一遍で、続けて、「美男子(Fair Youth)」と、「暗い女(The Dark Lady)」との「三角関係」が、『ヴェニスの商人』を思い出させる、特徴的な喩え方で詠われている。

Shakespeare

//--- 原文と拙訳(定形をやめて、訳し直した。意味を読み取ること重視で直訳っぽい)

So, now I have confess'd that he is thine
And I myself am mortgag'd to thy will,
Myself I'll forfeit, so that other mine
Thou wilt restore, to be my comfort still:

認めよう、友がおまえのもので、私は
私自身を、おまえの思うがままの、抵当に入れていると
自分自身に対する権利を失っても、他の私のものを
おまえが返してくれれば、癒されもしよう

But thou wilt not, nor he will not be free,
For thou art covetous and he is kind;
He learn'd but surety-like to write for me,
Under that bond that him as fast doth bind.

だがおまえはそうはしない、友は解放されない
おまえは貪欲で、思いやり深い友は
保証人にでもなったつもりか、私の代わりに
署名して、その証文にしっかり縛られた

The statute of thy beauty thou wilt take,
Thou usurer, that put'st forth all to use,
And sue a friend came debtor for my sake;
So him I lose through my unkind abuse.

おまえは美しさという法令を盾に取る
使えるものはなんでも使う高利貸しめが
私のために債務者になった友を訴えるとは
私へのひどい仕打ちで友を奪うとは

Him have I lost; thou hast both him and me:
He pays the whole, and yet am I not free.

私は友を失った、おまえは友と私を手に入れた
友はすべてを払ったが、なおも私は解放されない

 

//--- イディオム、例文、単語など
mortgage

〈土地・財産を〉抵当に入れる
〔+目的語+前置詞+(代)名詞〕〔人に〕〔…を借りるために〕〈土地・財産を〉抵当に入れる〔to〕〔for〕]
forfeit
(罰として)〈財産・権利などを〉失う、没収される
〈…を〉喪失する、〈権利を〉失う
restore
〔+目的語(+to+(代)名詞)〕〈失くしたもの・盗まれたものを〉〔…に〕返す、返還する
〔+目的語(+to+(代)名詞)〕〈人・ものを〉〔もとの地位・状態などに〕復させる、復職させる
〈制度・習慣・秩序などを〉復活させる,復興[再興]する;再建する
〔+目的語+to+(代)名詞〕〈古い建物・美術品などを〉〔もとの状態に〕修復する;〈古生物などを〉〔もとの形に〕復元する.
〈健康・美しさ・信頼などを〉取り戻す.
〔+目的語(+to+(代)名詞)〕〈人を〉〔健康な状態などに〕戻す《通例受身で用い、「〈人が〉〔健康な状態などに〕戻る、健康[元気]が回復する」の意になる》

covetous 非常に欲しがる;強欲な;〔他人のものなどを〕むやみに欲しがって〔of〕
surety 保証、抵当;引き受け人、(保釈)保証人
learn to do
(悟って[努力して])〈…〉できる[する]ようになる、〈…の仕方を〉学ぶ、覚える
bond
縛る[結ぶ、つなぐ]もの《ひも・なわ・帯など》;[通例複数形で]束縛、拘束;かせ
[しばしば複数形で]結束;きずな、ちぎり、縁
契約、約定、盟約;同盟、連盟
(借用)証書、証文;公債証書、債券、社債;保証人;保証;保証[保釈]金

statute【法律、法学】制定法;法令、成文法、法規
usurer 高利貸し
debtor 借り主、債務者(⇔creditor)

//--- 拙訳について
これまたかなり手ごわいと思った。昔自分で訳したものを読み返したら、何を言っているのかさっぱりわからず(多分しっかり理解できてなかった)、手持ちの翻訳本を読んでもピンとこないほどだった。ネット検索で、いくつか現代語訳されているものや、解説を読んでみたりして、なんとか「噛み砕けた」と感じた。
こんな調子だから、この「拙訳」が、日本語で詩になっているかどうか、怪しい。
最初は、曲を付けられるぐらいにしたかったのだが、この一編で特徴的に使われている金融関連の用語等を無視するわけにはいかず、そうすると、それだけで、かなり語数を取って膨らんでしまうのが難しい。

And I myself am mortgag'd to thy will,
最近のよくない風潮として、英語をそのままカタカナ語として[怪しげな意味で]使い回すことが多いが、"mortgage" という単語も、そのまま「モーゲージ」として、中でも「リバースモーゲージ」はよく聞く。これは、(主に老後の生活のために)「現在住んでいる自宅を担保に生活資金等を借り入れし、契約者死亡時に担保不動産を売却することで借入を返済する仕組み」(みずほ銀行)のこと。
銀行に "mortgage" すると金を貸してくれるわけで、「おまえ[のご意向、意思]」にそうするとなにをしてくれるか、と考えると、「愛 "love"」をくれるのだろう。続く、
Myself I'll forfeit, ...
「私自身の所有権を失うことになる」と合わせて、要するに、自分の意思を放棄し、おまえの言うがままになる、ということでしょう。惚れた弱み。

...so that other mine / Thou wilt restore, ...
他の私のもの(所有物)、とは、一行目で "he is thine" と言われている、今や、おまえのもの(虜[とりこ])となっている「美男子(Fair Youth)」のこと。restore = return

Thou usurer, that put'st forth all to use,
手持ちの翻訳本では、すべてに利子を付ける、みたいな訳になっていたが、辞書で調べても、どこから「利子 "interest"」が出てきたのかよくわからなかった("put" から? "put" は「[金を]つぎ込む」みたいな感じではないかと?)ので、参考にせず、ネット検索で調べた読み方(英文)を参考にした。
自分の「拙訳」では「使えるものはなんでも使う」としているが、どこにも、想像される、"whatever" といった語はない。「なんでも」というべきか、一言で言えば、要は「女を使う」ということなんでしょうけど、「体」だけじゃあない、まあ、他にも「手練手管」とか、色々ありそうなので。最近比較的良く聞く言い回しで、「金で解決した」みたいな感じで訳してみた。

my unkind abuse
「私が」"abuse" するということではなく、[おまえが]「私を」"abuse" するということ、ですね。

「私」は「おまえ」の愛を得るために、「私自身」を担保にした(お前の言いなりになった)が、心優しい「友」が、私に代わって返済を引き受けようと「保証人」になって(借用証書の保証人欄に保証人として署名捺印したばかりに借金取りに追い回されるといった状況を想像してみよう)、「おまえ」に返済を続けている(「おまえ」と関係を結んでいる)。全額返したはずなのに(例えば、「十一(といち)」の利子がどうとか言って)、完済を認めない、「おまえ」は貪欲な高利貸しだと非難している。
わが「友」が「おまえ」と通じたのは、彼が "kind" で、「私」のためにそうしたのだというのは、「友」を愛する「私」の希望的観測・楽天的解釈であって、実際のところはどうなのか、わからない。ドロドロした△関係。

|

原付一種のエンジンの排気量が125ccになる件について

Yahoo!ニュース「「ヤマハ製の原付」が復活へ、125cc新基準で ホンダ製50ccは廃止の方向」から引用

2025年11月が適用期限となる排ガス規制に現在の50ccエンジンを搭載する原付が対応できないことから、(中略)出力を4kW(5.4ps)以下に制御した100~125ccのモデルを「新基準原付」とすることが承認された。

原付一種の規格・規制を見直すのであれば、ぜひとも、二人乗り禁止こそ見直してもらいたい、と個人的には思う。大人二人(2.0人)が無理なら、せめて大人+子供の1.5人を許可してほしい。

電動アシスト付きを含む、いわゆる「ママチャリ」に、幼児と買い物の荷物を乗せて、中には、運転者の前後に座席が付けられて、幼児二名を同乗させて(これは道路交通法違反ではないのか?!)、ペダルを漕いで走行する姿は、見るからに不安定そうで、危険そうなのが気になった。とても「モノづくり大国」とか自称している国の風景とは思えない。
もっと低重心で、幼児を同乗させても、安定して走行でき、四輪車より手軽で、駐車しておくところに困らないような乗り物があると良いと思う。例えば、「チャイルド・シート」が装備された[電動を含む]スクーターなんてどうだろうか。空想するのは、運転者の後ろではなく、ハンドルと運転者の間の空間に、幼児を乗せられるようになっていて、背もたれはいらない(母親の体にもたれかかる)、そんなスクーター…(イメージはホンダ・ジャイロ・キャノピー?)。そういう「モノづくり」は、新しい市場を(ひいては文化を)開拓してくれないだろうか。

(これまで何度もボヤいているが、)「日本のモノづくり」云々、まったく信用ならない。
海外スタンダードに合わせないと利益が上がらないという動機づけとなれば、「モノづくり大国」が聞いて呆れる。商売上がったりではやっていけないことは理解できるが、それだけしかないのか?

|

拙訳ルネッサンス「最後の思いやり」my poor translation of "Kindness (At the End)" by Renaissance

過去記事(「2004年2月」〜)は、左側の「バックナンバー」の文字をクリック!
まず、オンライン辞書の記載内容を無断転載していると非難されないように、調べた単語や例文などの出典を、再度、明確にしておきたい。基本的に、weblio 英和辞典・和英辞典を利用しています。詳細については、「拙訳タンジェリン・ドリーム「タイガー」my poor translation of "Tyger" by Tangerine Dream」に記載したとおりです。

61brcbq4sl_ac_

拙訳ルネッサンス「クローサー・ザン・イエスタデイ」my poor translation of "Closer Than Yesterday" by Renaissance」に続いて、同じアルバムから次の曲になる。ベース担当のジョン・キャンプが作った曲で、自ら歌っている。悪くないんじゃないでしょうか?
ルネッサンスと言えばお馴染みの、ベティ・サッチャー作詞、マイクル・ダンフォード作曲の曲とは毛色が違う。アルバム自体、かなり変化を感じさせる出来栄え(グループ史上最大の売り上げだったらしい)で、このアルバム以降、彼がグループの主導権を握ろうとしたのが、グループの崩壊に繋がったようだ。

//--- 原文と拙訳(旋律に合わせて)
"Kindness (At the End)" by Renaissance (Track 4 on "A Song for All Seasons", 1978)
ルネッサンス「(最後には)思いやり」(『すべての季節[向き]の歌』収録)

Watching the mist rolling over the sea
Watching the tide as it rolls into me
The ebb and flow just like my life
Continual ups and downs
It's all part of the cycle
And the cycle must be round

海に広がる霧を見て
押し寄せる波を見て
潮の満ち引きは
人生のように
上がり下がって
周って巡る

Where's the affection in words when we say
I'm leaving tomorrow, I'm going away
Do the tears in your eyes
Make the future look blind
As you wait in your room
Spinning thoughts you may lose

明日発つよ、なんて挨拶は
心残りでしかない
涙で未来が見えず
部屋に籠って
駆ける思いに
我を失う

When I think of all the times we've had
The times we've sat and thought
They were moments deep inside me
For all of my days - every way - every way

一緒に座って考えて
過ごした日々[を]思うと
生涯深く根差す
時だった、どうあっても、どうあっても

Leaving your heart is the hard thing to do
Being so close has clouded my view
Holding you near is a thing of the past
But my memories exist and I hope they will last

思い離れがたいけど
近すぎては視界が曇る
抱き寄せたのは昔のことだ
けど思い出はなくしたくない

When I think of all times I'm sad
The feel of all we've lost
They were moments I remember
For all of my days - every way
For all of my days - every way

なくした触れ合い[を]思えば
いつだって悲しい
忘れがたい時だった
生涯、どうあっても
生涯、どうあっても

//--- イディオム、例文、単語など
at the end 最後に(は)
tide 潮、潮の干満;潮流
ebb and flow 潮の満ち引き、干満
every way どの点から見ても、徹頭徹尾、あらゆる点で、完全に、全く
in every way あらゆる点で

//--- 拙訳について
かなり「ええ加減」な訳と言えばそうかもしれない。原文の「味わい」を再現できるように努めたつもり。「のだめ」が覚えきれていない曲の一部を「作曲」して弾いてしまうようなものと思ってもらえれば。

|

拙訳トッド・ラングレン「瞳の中の愛」my poor translation of "I Saw the Light" by Todd Rundgren

過去記事(「2004年2月」〜)は、左側の「バックナンバー」の文字をクリック!
まず、オンライン辞書の記載内容を無断転載していると非難されないように、調べた単語や例文などの出典を、再度、明確にしておきたい。このブログにおいて引用しているオンライン辞書は、「拙訳タンジェリン・ドリーム「タイガー」my poor translation of "Tyger" by Tangerine Dream」に記載したとおりです。

61cdi1qn0rl_ac_

以下は、直訳じみた「和訳」ではありません。意訳に近い、日本語の歌詞として成り立つように(無理があるかもしれないが)心掛けた「拙訳」です。

以前の、トッド・ラングレンの歌の「拙訳」記事は次のとおり。

凡例:
()囲みは原文にもあるとおり、バッキング・コーラス等
〈〉囲みは意味がわかりやすいように補足したもの(歌わない部分)
[]囲みは歌詞に含めても含めなくても、意味的にも、歌うにも問題なさそうなもの

//--- 原文と拙訳(旋律に合わせて)
"I Saw the Light" by Todd Rundgren (Track 1 on "Something/Anything?", 1972)
トッド・ラングレン「光が見えた」(『サムシング/エニシング? (ハロー・イッツ・ミー)』[国内盤邦題そのまま]収録)

It was late last night
I was feeling something wasn't right
There was not another soul in sight
Only you, only you

ゆうべ、おそく[に]
なんかへんなかんじ[が]した
ほかのだれもいない
きみだけ、きみだけ

So we walked along
Though I knew that there was something wrong
And a feeling hit me, oh so strong
About you

あるきつづけた
なにかおかしいまま
きゅうにつよくかんじた
きみのことを

Then you gazed up at me
And the answer was plain to see
'Cause I saw the light
In your eyes (In your eyes)
In your eyes (In your eyes)

みつめるきみに
こたえはでていた
ひかり[が]みえた
きみのめに(きみのめ~に)
きみのめに(きみのめ~に)

Though we had our fling (We had our fling)
I just never would suspect a thing (Suspect a thing)
'Til that little bell began to ring (Began to ring)
In my head, in my head

あそびのつもりで(あそびの)
かんがえもしなかった(はずが)
かねのねがひびくまで(かねのね)
あたまの、なかで

But I tried to run (I tried to run)
Though I knew it wouldn't help me none (Not help me none)
'Cause I couldn't ever love no one
Or so I said

にげようとした(にげられず)
でもあらがえなかった(あらがえず)
だれもあいせなかった
そのはず[が]

But my feelings for you
Were just something I never knew
'Til I saw the light
In your eyes (In your eyes)
In your eyes (In your eyes)

きみへのきもちは
しらなかったもの
ひかり[が]みえた
きみのめに(きみのめ~に)
きみのめに(きみのめ~に)

But I love you best
It's not something that I say in jest
'Cause you're different, girl, from all the rest
In my eyes

ほんと[に]あいしてる
じょうだんでいうんじゃない
ほかのことはちがうんだ
ぼくのめには

And I ran out before
But I won't do it anymore
Can't you see the light in my eyes (In my eyes)

もうやりつくした
あそびはおしまいだ
ぼくのめにひかりがみえるか[~い](ぼくのめに)

In my eyes (In my eyes)
...

ぼくのめに(ぼくのめ~に)
...

//--- イディオム、例文、単語など
fling (『Collins英和辞典』から引用)
8. COUNTABLE NOUN
If two people have a fling, they have a brief sexual relationship.
[informal]
9. SINGULAR NOUN
A fling is a short period of enjoyment, especially the last one that you will get an opportunity to have.

//--- 拙訳について
なんの映画だったかな、ダン・エイクロイド(だっけな?)が、車の運転中、同乗者と一緒にこの歌を歌うシーンがあって、それから察するに、米国では、かなり知られていて、わが国で言えば、カラオケの定番みたいな曲なのではないだろうか。それを念頭に置いて訳したつもりなんで。原文と少し違うとか、つまらない文句を付けられても困る。

... I saw the light / In your eyes
少女漫画の登場人物の瞳に、きらめく星が描かれているような、そんな感じを想像すればよいのではないかと?

... that little bell began to ring / In my head, ...
米国映画の中でこういう話を聞いたことがある。「あなたこそ」という相手と出会うと、頭の中で鐘の音が響くらしい。

|

拙訳アイアン・メイデン「娼婦シャーロット」my poor translation of "Charlotte the Harlot" by Iron Maiden

過去記事(「2004年2月」〜)は、左側の「バックナンバー」の文字をクリック!
まず、オンライン辞書の記載内容を無断転載していると非難されないように、調べた単語や例文などの出典を、再度、明確にしておきたい。このブログにおいて引用しているオンライン辞書は、「拙訳タンジェリン・ドリーム「タイガー」my poor translation of "Tyger" by Tangerine Dream」に記載したとおりです。

819by4odsjl_ac_sx425_

過去記事に書いているとおり、「個人的には、ポール・ディアノがヴォーカルの最初の二枚が特に好み」なのは、昔々、NHK FMで、アイアン・メイデンの三枚目までのアルバムを全曲通しで放送したのを「エア・チェック」(ステレオ・ラジカセで録音)したカセット・テープを愛聴していた影響が大きいのかもしれない。ファースト・アルバムから、すでに四曲を取り上げて記事にしている。

この曲「娼婦シャーロット」は、アルバム中唯一、ギタリスト、デイヴ・マーレイが書いたもの。

//--- 原文と拙訳(旋律に合わせたつもりだが、不十分か…)
"Charlotte the Harlot" by Iron Maiden (Track 8 on "Iron Maiden", 1980)
アイアン・メイデン「娼婦シャーロット」(『鋼鉄の処女』収録)

Giving a swish with your arse in the air
Don't you know what they're saying?
Charlotte, you're so refined
When you take all the love that they're giving
Sticking with every man that you find
Don't you know what they're after?
Charlotte, you've got your legs in the air
Don't you hear all the laughter?

素敵に尻を突き出して
なんて言われてるのか知らないのか
とても上品に、求愛
すべてを受け入れる
会う男皆とくっついて
何を欲しがってるのか知らないのか
脚、丸出しで
皆の笑いが聞えないか

Charlotte the Harlot, show me your leg
Charlotte the Harlot, take me to bed
Charlotte the Harlot, let me see blood
Charlotte the Harlot, let me see love

娼婦シャーロット、脚見せろ
娼婦シャーロット、床に行こう
娼婦シャーロット、火照る肌
娼婦シャーロット、少し愛して

Taking so many men to your room
Don't you feel no remorse?
You charge them a fiver, it's only for starters
And ten: the main course
And you've got no feelings, they died long ago
Don't you care who you let in?
And don't you know you're breaking the law
With the service you're giving?

男いっぱい部屋に連れ込んで
良心ってものはないのか
五千円は初心者向け
万札なら本格コース
客が死んでも何も感じない
誰を入れても構わないのか
法を犯してるって知らないのか
そんな商売で

Charlotte the Harlot, show me your leg
Charlotte the Harlot, take me to bed
Charlotte the Harlot, let me see blood
Charlotte the Harlot, let me see love

娼婦シャーロット、脚見せろ
娼婦シャーロット、床に行こう
娼婦シャーロット、火照る肌
娼婦シャーロット、少し愛して

Oh, babe
Oh, oh, oh, oh
There was a time when you left me standing there
Picking up pieces of love off the floor
Well, Charlotte, you left me alone in there
To make your ends as a bloody whore
Well, Charlotte, you told me you'd love me true
Picking up pieces of love yesterday
Well, Charlotte, your drawers are off-color, too, oh
'Cause you're making love all day
Aww, 'cause you're making...
Ooh
Ooh yeah
Aw, 'cause you're making...

ああ、君って
なんなんだ
昔置いてけぼりにされて
床の愛のかけらを拾った
ねえ君、そこでひとり待たされた
淫売稼業から足[を]洗うなどと
本当に愛してたって言ったよね
昨日の愛のかけらを拾って
ねえ君、箪笥の色もきわどい
日がな一日、営んでるから
ああ、愛を営んで
おや
おや
ああ、愛を営んで

Giving a swish with your arse in the air
Don't you know what they're saying?
Charlotte, you're so refined
When you take all the love that they're giving
Sticking with every man that you find
Don't you know what they're after?
Charlotte, you've got your legs in the air
Don't you hear all the laughter?

素敵に尻を突き出して
なんて言われてるのか知らないのか
とても上品に、求愛
すべてを受け入れる
会う男皆とくっついて
何を欲しがってるのか知らないのか
脚を丸出しで
皆の笑いが聞えないか

Charlotte the Harlot, show me your leg
Charlotte the Harlot, take me to bed
Charlotte the Harlot, let me see blood
Charlotte the Harlot, let me see love

娼婦シャーロット、脚見せろ
娼婦シャーロット、床に行こう
娼婦シャーロット、火照る肌
娼婦シャーロット、少し愛して

71fi9lje37l_ac_sl1500_
 
//--- イディオム、例文、単語など
swish
[adjective UK informal old-fashioned] (= classy, swanky[informal])
fashionable or expensive:《英口語》しゃれた、スマートな
- a swish hotel

arse 尻、肛門(cf. ass);ばか

be after someone/something
to be looking for someone or something or trying to find or get them or it:
- What are you after? 「何を探しているのですか?」「何が欲しいのですか?」

remorse(過ちに対する)良心の呵責、自責(の念)〔for, over〕

fiver《口語》
《主に米国で用いられる》5ドル札
《主に英国で用いられる》5ポンド紙幣(cf. tenner)
tenner《口語》
《主に米国で用いられる》10ドル紙幣.
《主に英国で用いられる》10ポンド紙幣(cf. fiver)

bloody
A phrase used by the British, to portray anger or sudden shock. It can also be used to emphasise words.
《英俗》ひどい、いやな、べらぼうな《【用法】しばしば単に強意語として用いられる》
- a bloody fool《英口語》大ばか《略 b.f.》
- a bloody genius すごい天才

let me see えっと、そうねえ、さーて、見せて

I am going to take blood samples so let me see your arm.
血液を採ります、腕を出して下さい。

off-color
顔色の悪い;気分のすぐれない
〈宝石など〉色の悪い;品質の悪い
(性的に)いかがわしい、きわどい

make love 愛の営みをする、セックスする、性行為をする【同】have sexual intercourse

//--- 拙訳について
"Charlotte the Harlot" なる、語呂合わせの題名はちよっとどうなんだろうと言う感じがしなくもないが、「シャーロット」という名前は「おフランス」な感じがするわけで、

What is the meaning of the name Charlotte?
The name Charlotte is primarily a female name of French origin that means Free.

The name Charlotte is of French origin. It is derived from the name Charles, which means "free." Charlotte is the feminine form of Charles and the name became popular in England during the 18th century, when it was given to the daughter of King George III.

そういう王宮の雰囲気を持つ名前が、娼婦に付けられているのが面白いわけで、シャーロットは、他の売春婦と毛色の異なる、上品な雰囲気を持つ女性なのだろう。

Giving a swish with your arse in the air
"swish" は、本来、「(つえ・むちなどの)ヒュッという音」とのこと。尻が上がっている? 歩き方のことを言っているのかも。いかしてるっ、て感じ、いや、もう少し上品な感じか。南佳孝の「モンロー・ウォーク」みたいなものか。あるいは、昔の貴族のファッション「パニエ」を思い出させるかも。

Charlotte the Harlot, let me see blood
直訳すると「娼婦シャーロット、血を見せろ」となるが、これを「和訳」として紹介されると、語り手が「リストカット」を強要しているような、ぶん殴って鼻血を流させるような、乱暴な場面が思い浮かんでしまうわけで、そうではなくて、恐らく、言いたいことは、体が熱くなって、白い肌が赤く染まるようなことなのではないかと(「ピンク映画」とはよく言ったものだ。英語だと "blue film" と言う)、個人的には思いますけど...(まあ、語り手が「突っ張って」、乱暴な口調になっているという解釈も成り立つかもしれませんな)

Charlotte the Harlot, let me see love
この訳文は、故大原麗子さんの洋酒のコマーシャルでの台詞に敬意を表して。

You charge them a fiver, it's only for starters / And ten: the main course
相場がよくわからず、拙訳が適正な価格になっているかどうか?

|

「日本のモノづくり」云々、まったく信用ならない

同様の以前の記事は、
丸石自転車「ハーフマイラー」HMAP707J 7段変速 クロスバイクのブレーキレバー配置には違和感を感じた件

71mwjbzzxl_ac_sl1500_ 

あるとき、家の時計の時刻を修正するのが面倒になったので、全部「電波時計」に交換することにした。自分の部屋用には、以前から、デジタル式、蛍光管[風LED]表示の目覚し置時計を使っていたのは、夜、目が覚めたときに、今何時か見られるようにするためである。これを、S**K* DK205K に変更した。自分は黒背景に緑色の表示が好みで、表示色を無段階に自由に変えられることは、事前調査済みだった。
実際、導入してみたところ、困ってしまったのは、色によっては、暗い中、時刻を判別できないことで、しかし、それは表示色を白に変更することで解消できたものの、それでも、やはり見えないのはどうしたものかと思いきや、なんと、この時計、毎時0分から15分ほど電波による時刻合わせを行っている(*1)のだが、その間、表示色が設定したものではなく、青色になってしまうのである! しかも、この時計、電波での時刻合わせがまったく効かないのだ。

なぜ、電波での時刻合わせのときに、設定した表示色を無視して、別の色になってしまうのか、理屈が理解できないが、時刻合わせには大して時間はかからないので、そのときだけ表示色が元に戻っても問題ないだろうということなのだろう。ところが、その時刻合わせが、失敗続きで、まったく合わないまま、15分もやっているものだから、その間、ずっと見えにくい色に戻っているのは大問題なのである! なお、取り替えた、家にある、他メーカー製の電波時計はちゃんと時刻合わせできているっ!

暗い中、時刻が見えないことがしょっちゅう、しかも、電波時計なのに時刻が正確でない、と、導入要件をまったく満たさない。
これが、S**K*製だというのが残念でならない。他の手持ちの、M*Gやら、C*S*Oといった、S**K*やC*T*Z*Nに比べると、一般に二流扱いのメーカー製品は、電波時計としての要件はきちんと満たしている。日本のモノづくりがどうだというのは、どこかの町工場の話なのだろう。ダメなものはダメ。

そもそも、「電波時計」の規格は、国内の時計メーカーが、製品の差別化のために作ったように思えるのが、好きになれない。

[追記]

電波時計の規格には、疑問を感じざるを得ないわけで、なにせ、インターネットで当たり前のNTPと異なり、日本国内ローカルの時刻合わせの規格であり、よって、「電波時計」を買おうと思えば、国内メーカー品を選ばざるを得ない。それにしても、なにゆえ、日本全国をカバーするための送信局が二箇所のみなのか、もう少し増やしてもらえないものか、という気がしてならない。

遮蔽物などで、電波が微弱なところに対応するため、リピーター製品が出ていることは以前から知っているが、選択肢が少ないため、べらぼうな価格設定になっており、とてもじゃないが、購入したいと思えない。

スマートフォンのアプリで、電波時計の時刻合わせをしてくれるものがある。

jjyemulator

今回、改めて試したところ、機能することがわかった。手持ちの余っているAndroidスマホに導入して、ボリュームを最大にして、「CASIO 電波目覚し時計 DQD-805J07JF」のそばに立てておいたら、10分ぐらいかかって、時刻合わせされた。同様に、問題の、デジタル時計のそばに立てておいたら、やはり10分ぐらいかかって、正確な時刻になった。

しかし、どうなんだろう。手動で時刻合わせし直すよりは手間がかからないかもしれないが、これに意味があるのか? たまに時刻合わせしないといけないのであれば、むしろ、毎時、定期的に時刻合わせしようとするのをやめてもらったほうが、表示色が見やすいままでありがたいのだが、これをやめることができないともあれば。と思って、説明書を読み直したところ、次の記載に気が付いた。

■自動受信を止めるには
この時計には自動受信を止める機能があります。
...
(1)「⑥受信ボタン」を、"OFF"が表示されるまで8秒以上押し続けてください。

早速設定したのは言うまでもない!

(*1) 説明書には、毎時自動受信ではなく、

■自動受信について
午前2時から3時間ごとに、自動で電波受信を行います。(受信中は、表示部が青色になります。)...

と記載されている。3時間ごと? 自分の感覚では、目が覚めて時間を確認しようとするたび、判別できず困っていたのだが... 3時間ごと? 本当に?

[追々記]

考えたら、入院していたときは、iPhoneに時計アプリをインストールして、枕元に時計代わりに置いていたものだ。使っていない、スマートフォンやタブレットが何台かあるので、それに時計アプリをインストールして、時計代わりにすればよいのではないか。ネット検索してみたところ、同じように考える人は多くいるようで、すぐに該当する情報が見つかった。

心配なのは、最近多いが、コマーシャル表示が出て見にくかったり、省電力機能で表示が消えてしまわないかと言うこと、それに画面の大きさと文字の見やすさがどうかということだった。6インチ寸法画面のAndroidスマートフォン一台と、7インチ、8インチ寸法画面のAndroidタブレット二台で試してみたが、一番小さい画面サイズでも、市販の時計より大きいぐらいでかなり見やすい。大きな違いは、文字の太さ、である。表示部品によって決まるのではなく、前面のほとんど全体が表示可能領域になっており、そこに何をどう描画するかはソフトウェア次第なわけだから、見やすくなるのは当然だろう。

自宅の無線LANアクセスポイントに接続しており、言うまでもなく、NTP同期で正確である。暗い中での視認性も問題なし。

公平を期すため、問題のS**K*製デジタル電波時計は、C*S*O製と同じ場所に設置して、しばらく様子を見ることにした。問題なければ、売り物にでも回したい。

[追々々記]

比較対象として使用している、C*T*Z*N社の廉価ブランドQ&Qの、最安値電波デジタル腕時計と比較してみると、C*S*O製目覚し時計は同時刻を示しているが、問題のS**K*製デジタル電波時計は、すでに数秒遅れている…

現在の数秒の遅れは実用上問題になるほどのものではないが、これが積み重なって、1分ほど遅れていたのは、踏切で遮断されて、電車を一本乗り過ごすことになりかねなかった。そういうのを頭 "mind" で補正するのが面倒でやめたかったから、電波時計にしたはずなのだが…

そう言えば、つい先日、自動受信を無効にしたばかりだった。これを有効に戻して、電波で時刻合わせさせてみた。すると、どうだろう、数秒の遅れが解消し、C*S*O製と同時刻を刻むようになった。ということは、時計の問題ではなく、設置場所の電波の届き具合の問題ということか…
誰がどう決めたのか知らないが、やはり、電波時計の規格は問題ありありだと思う。S**K* DK205K に、電波時計として問題があるわけではない。ただし、電波で時刻合わせ中に、せっかく設定変更してある表示色を無視して、暗いところでは見えない色で表示するのはやめてもらいたい!

[追々々々記]

 これは良いけど、高い!

|

拙訳ルネッサンス「クローサー・ザン・イエスタデイ」my poor translation of "Closer Than Yesterday" by Renaissance

過去記事(「2004年2月」〜)は、左側の「バックナンバー」の文字をクリック!
まず、オンライン辞書の記載内容を無断転載していると非難されないように、調べた単語や例文などの出典を、再度、明確にしておきたい。基本的に、weblio 英和辞典・和英辞典を利用しています。詳細については、「拙訳タンジェリン・ドリーム「タイガー」my poor translation of "Tyger" by Tangerine Dream」に記載したとおりです。

61brcbq4sl_ac_

なんか「ルネッサンス」というより、「カーペンターズ」のように聞こえるが、過去記事で取り上げている、三枚目『運命のカード "Turn of the Cards"』収録の「君を想う "I Think of You"」に相当する曲だと思う。ちょっと構文が難しく感じる。

//--- 原文と拙訳(旋律に合わせて)
"Closer Than Yesterday" by Renaissance (Track 3 on "A Song for All Seasons", 1978)
ルネッサンス「昨日より近くに」(『すべての季節[向き]の歌』収録)

As morning leaves the night
Opening my eyes
I feel that you are close to me
And yet your heart is time away
But I can't hold a dream
That sleeps within my yesterdays
And so coming very close now
I see my destiny
Is to make you part of me
And to hope that you might be
Pure and free

朝が夜を去り
私の目を開ける
とき、あなたを近くに感じる
けど、心はまだ遠い
夢を見るだけは
過去の日々に眠らせて
今、とても近づいてる
これは運命
あなたを自分の一部にして
あなたがずっと純粋で
自由なように

Leave memories on the wind
To spend moments in endless flight
Held over by all you mean
I feel you nearer the darkest night
Closer now, than yesterday

思いを風に乗せて
どこまでも飛んでいく
もう少しこのままいたい
真夜中にあなた[を]感じて
昨日より、近くに

Hoping for a chance
To find you loving me
In the distance searching there I'll be
In time you may come to me
To fall into the world
That once we left so far behind
To learn with each passing moment
As tomorrow comes for me
In the shadow of my life
For eternity to find
The light I see

あなたに愛される
ときを探し続けて
この遥か先まで進んで
やがて、あなたが来て
後にして[い]た世界に
二人で降りたつ
過ぎ行くときに
学ぶ明日が来る
暗い人生に
永遠の光を
見出して

Leave memories on the wind
To spend moments in endless flight
Held over by all you mean
I feel you nearer the darkest night
Closer now, than yesterday

思いを風に乗せて
どこまでも飛んでいく
もう少しこのままいたい
真夜中にあなた[を]感じて
昨日より、近くに


//--- イディオム、例文、単語など
time away〔任務などからの〕離脱期間
- play one's time away = to pass one's time in play 遊んで暮らす
- to sleep one's time away 寝て日を暮らす
hold over
〈会などを〉持ち越す、延期する《しばしば受身で用いる》
〈劇・ショー・映画などを〉(予定より長く)続演[続映]する《しばしば受身で用いる》
by all you mean ?
by you mean ...というと
by ... you mean ...; when you say ... you mean that ...; so that means

in the distance 遠い、遥かに、遙かに、遥か、遙か、遥かに、はるか向こうに、遠い所に、遠方に
in time 早晩、やがて(は)、
(…に)ちょうどよい時に、間に合って〔for〕
(…と)調子が合って[を合わせて]〔with〕、…後に
fall into
〔川などが~に〕注ぐ、流れ込む
〔急に〕~するようになる、~の状態になる、~の手に落ちる
~に分類される、~に入る、~に該当する、_つ[種・タイプ・分類・グループ]に分かれる[分類される・なる]
with each passing moment 瞬間瞬間に、時の経過につれて、次第に
- The memory is growing fainter with each passing moment. 記憶は今この瞬間にも弱まっていく。
for eternity 未来永劫に、永遠に

//--- 拙訳について
直訳さえままならず、意訳になるほど理解できているかも怪しく、かなり「テキトー」な、まさしく「拙訳」と言いたくなる翻訳振りだと、自認する。ただ、十分、旋律には合わせたつもり。

But I can't hold a dream / That sleeps within my yesterdays
難しく感じた。直訳すると「だが過去の日々に眠る夢を抱けない」とでもなるか。どういうこと?

Leave memories on the wind
「イメージ」としては、掌に乗る紙の船を川の流れに流すような、風船の紐を手放して空に放つような感じ? "memories" は、可算名詞としての複数形で、「思い出」「追憶」の意味でしょう。直訳ならば、「[これまでの][あなたへの][数々の]思い」といったところでしょうか。"I think of you" の積み重ね、かと。

Held over by all you mean
この語句の意味がよくわからなかった。少なくとも、前の "endless flight" を修飾しているということはわかるのだが、… "by all means" ではないので。
直訳だと「あなたが言いたいことすべてによって延長される[終わりのない飛行に時間を費やす]」?

あなたへの思いの積み重なりは、空を飛んでいくような感覚を覚えさせるのでしょう。
イメージとしては、シャガールの「空の上の二人」でしょうか。

|

安直な英語の使用には眉をひそめたい(その3)

同種の過去記事はこちら。

安直な英語の使用には眉をひそめたい

安直な英語の使用には眉をひそめたい(その2)

* * *

2023年のMotoGPは、ホンダ、ヤマハのニ大メーカーは散々な結果となった。最終戦後にスペインで行われた公式テストで、ホンダの来シーズン用新型バイクに乗った、中上選手の感想が気になった。曰く、「バイクはとても軽くなって、機敏性もよくなっています。」
「機敏性が良くなる」という言い方は、個人的には初耳で、違和感を覚えた。恐らく、中上選手は、日本語でそう語ったのではなく、MotoGPの公式インタビューとなると、英語で会話したのではなかっただろうか。そして、英単語 "agility" を使ったのではないか? それが不用意に訳されて、こういう聞き慣れない、おかしな日本語になったのだろう。中上選手には一切責任はない。(ぜひ活躍を期待したい)

agility 機敏、敏しょう、軽快、反応が速いこと

なんとも嘆かわしい限りではないか。

|

« 2023年11月 | トップページ | 2024年1月 »