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拙訳レオ・セイヤー「ベッドシッターランド」my poor translation of "Bedsitterland" by Leo Sayer

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まず、オンライン辞書の記載内容を無断転載していると非難されないように、調べた単語や例文などの出典を、再度、明確にしておきたい。基本的に、weblio 英和辞典・和英辞典を利用しています。詳細については、「拙訳タンジェリン・ドリーム「タイガー」my poor translation of "Tyger" by Tangerine Dream」に記載したとおりです。

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//--- 原文と拙訳(旋律に合わせて)
"Bedsitterland" by Leo Sayer (Track 1 on "Another Year", 1975)
レオ・セイヤー「ぼろアパート街」(『また一年』収録)

I'm thinking of taking
The easy way out
Open the window
I'll fall to the ground
I could do it -- wouldn't be much too it

安易な道
かもしれない
窓を開けて
地面に落ちる
できるだろう、たいしたことはない

I gotta little place here in the city
It's kind of small and dirty, it's a bedsitter
And there's a lot of us living here
Wall to wall in one big house

この街に住まいを構えている
小さくて汚いぼろアパート
たくさん[の人]が壁で仕切られて
大きな家にいる

And when the night comes 'round
I can see a lot of lonely lights
There are people in there breathing
But it don't seem right
In the streets way down below me
I'm listening for just a sound
But nobody comes around
In bedsitterland

夜になれば
寂しい光がたくさん見える
息づいている人がいる
けどなにかおかしい
通りの先まで
聞き耳を立てる
けどだれも来ない
ぼろアパート街で

And there's a man below me on the balcony
Crying to be heard
Screaming to be heard
I'm haunted by his words
And the people in the street just shrug their shoulders
Saying he's disturbed
He's in another world
Screaming at the birds
Crying to be heard
I hear his every word

ベランダの下で男が
わざと聞えるように
泣きわめく
その言葉が耳につく
行く人はただ肩をすぼめ
変になっている
いかれていると言う
鳥に叫ぶ
聞えるように
[僕は]全部聞く

I've slept in the gutter on a summer's day
Oh I've bummed cigarettes in the night cafes
I've joined the breadline
Believe I got a deadline

夏に側溝で寝たことがある
夜、カフェで、煙草をせびった
パンの配給に並んで
終わりはあると信じた

I gotta little place here in the city
It's kind of small and dirty, it's a bedsitter
And there's a lot of us living here
Wall to wall in one big house

この街に住まいを構えている
小さくて汚いぼろアパート
たくさん[の人]が壁で仕切られて
大きな家にいる

And when the night comes 'round
I can see a lot of lonely lights
There are people in there breathing
But it don't seem right
In the streets way down below me
I'm listening for just a sound
But nobody comes around
The lights are going down
Nobody comes around
In bedsitterland

夜になれば
寂しい光がたくさん見える
息づいている人がいる
けどなにかおかしい
通りの先まで
聞き耳を立てる
けどだれも来ない
ぼろアパート街で

 

//--- イディオム、例文、単語など
bedsitter《主に英国で用いられる》
 ひと間アパート(studio apartment)《寝室・居間兼用の部屋;家具や食器なども備えられていることが多い》
bed-sitter-land ワンルーム・アパートの多い地区

take the easy way out〈比喩的〉〔問題を解決するために〕楽[安易]な道を選ぶ

disturbed 気持ちが動転している、かき乱されて、動揺して、困惑して、不安な、心配で、荒れた、騒然たる、動乱の、物騒な、乱れた;神経症の、情緒不安定気味の、ノイローゼの兆候がある、精神障害の(ある)
in another world《be ~》別世界にいる、上の空だ、ボーッとしている、心ここにあらずの状態である、いかれている

bum〔物・金などを〕ただで手に入れる、せびる、せがむ、無心する;〔~を〕壊す、駄目にする
- bum a cigarette たばこをせびる[ねだる]

breadline パンの施しを受ける失業者などの列
deadline(新聞・雑誌の)原稿締め切り時間;最終期限

//--- 拙訳について
この歌詞の翻訳に当たっては、辞書は、アルクの「英辞郎 on the WEB」を主に使っている。

bedsitterland
この単語の意味は上記引用どおりだが、適当な訳語が思いつかなかった。「ウサギ小屋」というと、それで独立した住居となるので、ちょっと違うと思うが、とりあえずそうした。「鳥小屋街」ですかね? 結局、「ウサギ小屋」はやめた。

このアルバムの収録曲は、Frank Farrell との共作が多いようだ。
レオ・セイヤーと言うと、すぐに「シンガー・ソングライター」という言葉が思いつくが、アルバムを出すたびに、段々と、自作曲は少なくなっていったような。音楽で食っていこうとすると、商売に巻き込まれていってしまうのだろう。得るものもあれば失うものもあると。

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