'19/03/26 娘の車が自宅に突っ込む母親死亡

NHK NEWS WEB 03月26日 16時54分
26日午前、埼玉県熊谷市で59歳の娘が自宅の駐車場にバックで車を止めようとしたところ、そのまま自宅に突っ込み、家の中にいた89歳の母親が全身を強く打って死亡しました。
娘は「ブレーキとアクセルを踏み間違えた」と話しているということで、警察が詳しい状況を調べています。

26日午前8時半ごろ、熊谷市赤城町で59歳の娘が自宅の駐車場にバックで軽乗用車を止めようとしたところそのまま自宅に突っ込みました。
車は2つの部屋を壊しながら10メートルほど進んで止まりましたが、家の中にいた母親の田端安枝さん(89)が全身を強く打っておよそ1時間後に死亡しました。
警察によりますと、娘はこの家で母親と同居していて、当時は別の家族を車で送って帰宅したところだったということです。
調べに対し「ブレーキとアクセルを踏み間違えた」と話しているということです。
警察は、運転操作を誤ったことが事故の原因とみて、詳しい状況を調べています。

* * *

ニュースというものは詳細は良くわからないものですね...

軽自動車でもその破壊力は馬鹿にできないということか。
どれぐらいの勢いでバックしていたのか?
よほど強くブレーキ(のつもりでアクセル)を踏み込んだのか?
止まるはずがさらに進むのにびっくりして、もっと強く踏み込んだのか?
車はどのように止まったのか?
なにかに引っかかてそれ以上下がらなかったのか、ブレーキをかけてエンジンを止められたのか?
(駐車スペースに車止めは設置されていなかったのだろう)

バックギアでどれぐらいの速度が出るのか?
バックギアではエンジンの回転数を制限できないか?

|

'19/3/15 音楽に罪はない

「なんのための自粛ですか?」――。音楽家の坂本龍一さんが2019年3月15日未明にツイッターで、
※※※※※※※※※※※※※※※の楽曲配信などがメンバーの
※※※※※容疑者逮捕後に「自粛」されたことに強く疑問を示した。
 ※容疑者はコカインを使用したとして麻薬取締法違反の疑いで逮捕されたと12日深夜に報道された。
13日には※※※※※※の所属レーベルが、CDなどの出荷停止と店頭在庫回収、さらにデジタル配信停止を発表し、ファンからも残念がる声が続出していた。
 坂本さんはツイッターで「※※※※※※のCDおよび映像商品の出荷停止、在庫回収、配信停止」として、
 「なんのための自粛ですか?※※※の音楽が売られていて困る人がいますか?」
と問いかけた。さらに
 「ドラッグを使用した人間の作った音楽は聴きたくないという人は、ただ聴かなければいいんだけなんだから。音楽に罪はない」
として、自粛の措置に反対した。
このご意見、よくわからないのである。
「配信停止と聞いてかなりショック...昨日の内に買っておけばよかった」と悲鳴があがっていた。
というのは、理解できる。よく聴いていたのに、配信停止されて聴けなくなったので困ったというのである。(そういうときのために、ダウンロードしておくなり、CDを買うなりして、保存しておけよ、と助言しておく)

それに対して、実害もないのに、配信停止すべきではないと宣う人たちの反対意見が理解できない。
食品製造会社のある商品に異物混入があったとして、流通したすべての商品に異物が混入している可能性が極めて低いにも関わらず、その商品を回収して、しばらくの間、販売・製造中止を行ったとして、それに対して批判する人は少ないだろう。(それが食べられなくて困ると嘆く人はいるかもしれないが)
会社は自社の経営方針に従ってそのような措置を取ったのである。
犯罪者(まだ有罪が確定したわけではないが、有罪の見込みが高い逮捕者も含めて)の作品で利益を上げるのは許されない、という経営方針はそれほど批判されるべきものだろうか?
それに対抗するアーティスト側としては、その会社との契約を解除して、自主配信を行うようにすればよいのではないか?
音楽には罪はない。
作品に罪がある、ないというのは、作品の内容に関して言うべきことだろう。差別的であるとか、青少年に悪影響を及ぼすとか、反社会的プロパガンダであるとか。
問題のアーティストの作品にはその種の問題はないとして、坂本氏の言いたいことは、契約したのだから、会社には作品を流通させる契約履行義務があるということなのだろうか? 契約内容が定かではないので何とも言えないが、その種の条項がないにもかかわらず、会社が配信停止を行ったというのであれば、アーティストがそれに対して異議申し立てすることは当然の権利と言えるだろう。が、契約内容を知らない第三者がとやかく言うべきことではない。坂本氏が事情通である可能性は高いにしても、どうも的外れな議論である感は拭えない。
[追記]
音楽だと主役がはっきりしているので、比較的わかりやすいのだが、これが映画出演で主役ではないとなるとどうか? 難しくなる。

|

'19/2/14 がっかり

2019/2/14(木)15:27配信 産経新聞
「がっかり」だけではなかった桜田五輪相発言全文

 競泳の池江璃花子選手の白血病公表について、桜田義孝五輪相が「本当にがっかりしている」などと語ったことが問題になっているが、桜田氏の発言には「治療に専念して、元気な姿を見せてほしい」と気遣う言葉もあった。12日に東京都内で記者団の質問に答えた内容の全文は次の通り。

 --きょう、競泳の池江選手が自らが白血病であることと、しばらく休養することを発表しました。大臣として、これについての受け止めをお願いします

 「正直なところ、びっくりしましたね。聞いて。本当に。病気のことなので、早く治療に専念していただいて、一日も早く元気な姿に戻ってもらいたいというのが、私の率直な気持ちですね」

 --競泳の中ではですね…

 「本当に、そう、金メダル候補ですからねえ。日本が本当に期待している選手ですからねえ。本当にがっかりしております。やはり、早く治療に専念していただいて、頑張っていただきたい。また元気な姿を見たいですよ。そうですね」

 --大臣はこれまで、池江選手の活躍をどのようにご覧になられてましたか

 「いやあ、日本が誇るべきスポーツの選手だと思いますよね。われわれがほんとに誇りとするものなので。最近水泳が非常に盛り上がっているときでもありますし、オリンピック担当大臣としては、オリンピックで水泳の部分をね、非常に期待している部分があるんですよね。一人リードする選手がいると、みんなその人につられてね、全体が盛り上がりますからね。そういった盛り上がりがね、若干下火にならないかなと思って、ちょっと心配していますよね。ですから、われわれも一生懸命頑張って、いろんな環境整備をやりますけど。とにかく治療に専念して、元気な姿を見せていただいて、また、スポーツ界の花形として、頑張っていただきたいというのが私の考えですね」

 --最後に一言だけ。池江選手にエールを送るとしたらどんな言葉を

 「とにかく治療を最優先にして、元気な姿を見たい。また、頑張っている姿をわれわれは期待してます、ということです」

* * *
この件、個人的には最初、ニュースで質疑応答全体を見て、なにがそれほど問題とされたのか、にわかには理解できなかった。どうやら、「がっかり」という言葉が、攻撃の対象となったらしい。大臣の発言から、
本当に、そう、金メダル候補ですからねえ。日本が本当に期待している選手ですからねえ。本当にがっかりしております。
という部分だけ聞くと、なにか、金メダル候補の選手がドーピングをしていたとか、犯罪に手を染めて追放されたとか、悪いことをしたように聞こえる。
事実は病気であり、選手本人には何の非もないことなので、ここだけ切り出されると、発言者は、選手を非難しているように思われてしまう。(全体の文脈としては、多少ネガティブなところがあるのが気にならなくはないにせよ、大臣が、選手の体調を気遣っているのは十分伝わってくる)
では、なんと言うべきだったのだろうか?
本当に、そう、金メダル候補ですからねえ。日本が本当に期待している選手ですからねえ。本当につらい事態です。でも、本人が一番つらいでしょう。
とか?

大臣が、自分の大臣たる立場から発言するのは当然のことである。選手のおばあちゃんが言ったようなことを期待するのは、はなはだ筋違いである。

|

これは差別か?

2/16(火)中日新聞朝刊、顔の右側が腫瘍で覆われた方の差別体験談を読む。その醜い顔のせいでことごとく就職を断られたそうだ。中には「その化け物のような顔では客が逃げてしまう」とはっきり言った担当者もいたそうだ。これは差別か?

某有名書店は、かつて新入社員選定の基準として「ブス、デブ、カッペはダメ」と選定要綱に明記されていたため、こっぴどく非難を受けた。が、これは文書化されていたことが問題になったのであり、それが暗黙の了解にとどまっていたのであればどうだっただろうか。その書店は、その後、恐らく、10人中2人はあえてブスを合格にするようにしているのだろう。

志願者の誰を雇用するか決めるには基準がいる。それが学歴であれば日本は学歴社会だと言われるし、容姿であれば差別だと言われる。では何を基準にすればよいのか。人間性か? 明るくてハキハキした人を選び、はっきりしなくてモジモジしている人を選ばなかったら、それは人間性の差別ではないのか? しかし魚屋が客を呼び込むには大きな声で元気良くシャキシャキしている人のほうが向いている。ブランドショップの売り子は容姿の良いほうが似合うだろう。誰だって、夜間のコンビニでジョン・メリック(象男)にアルバイトしていてほしくないと思う。

もし同じ期間同じ仕事をしていて賃金が異なるのであれば、それは差別と言えるだろう。しかし容姿が選定基準となっているとしてもそれは差別ではない。(ただ、多くの人々の反感を買うというだけだ)

追記:
件の人物だが、手術の難しい目の周りを除く頬の部分の腫瘍は、病院の親切な申し出で切除してもらったのだが、切り取られたものを勝手に研究標本とされたことを知り、もう手術はしないことにしたそうだ。
その標本、想像するにゾッとする。ごく自然な反応として。かつてはその人物の体の一部であった腫瘍を忌み嫌うからといって、その人物を差別していると言われてはたまったものではない。

|