'23/8/31 ゴミ箱から拾ってきた映画、『スイートプールサイド』(松竹2014年)

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時間が余ったので、映画でも見てみようと、HDDビデオレコーダーの録画一覧を眺めていて、間違って再生してしまったもの。自分としては、サブタイトルに「レモンセックスシリーズ」(1970~71年に制作された、一連の大映映画)と出ていたものを再生したつもりだったのだが、それにしては、なにか映像が新しい感じがした。間違えようのないお顔の松田翔太まで出ているし。なんだこれと思いながらちらちら見ていると、テレビで見たことがある顔が何人も出ていた。内容的には、竹田かほり主演の「桃尻娘」シリーズか、日活ロマンポルノの一本かと思ったのだが、調べたところ、全然違った。しかし、あまりに「変態」的な映画で、途中で何度も見るのをやめようとしかけた。が、なんとか最後まで見るには見た。

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(Amazon「商品の説明」を引用)
「わたしの毛を・・・剃ってくれない?」
毛が無いことに悩む男の子と毛深いことに悩む女の子の 切なくて、なんかエロい青春剃毛映画! !
■原作・押見修造×監督・松居大悟
「惡の華」の人気漫画家・押見修造氏の初期傑作「スイートプールサイド」が、『アフロ田中』『自分の事ばかりで情けなくなるよ』等話題作を次々に発表する新進気鋭の若手監督・松居大悟によって、まさかの実写映画化。
■毛が生えずに悩む太田には「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズの須賀健太。毛深くて悩む綾子は「シャニダールの花」「中学生円山」で注目を集める刈谷友衣子。
さらに松田翔太、谷村美月、木下隆行(TKO)、利重剛、荒井萌、落合モトキほか個性派キャストが顔を揃えた。
■主題歌は、ポップ&ペーソス溢れる無類の音楽性で中毒者続出のモーモールルギャバンの「LoVe SHouT!」。
■予告編がYahoo! 映像トピックスの日別再生回数ランキングの全映像中1位に! ! 2014年上半期公開の邦画実写映画興行収入ベスト3に圧倒的大差をつけ、延べ数約90万回を記録。
■世界の映画祭で上映決定! !
イタリア/WA! Japan Film Festival 韓国/プチョン国際ファンタスティック映画祭 カナダ/ファンタジア国際映画祭
ストーリー
男子なのに毛が生えないことに悩む高校1年生・太田(須賀健太)は同じ水泳部の毛深い女子・後藤綾子(刈谷友衣子)をひそかにうらやましく思っていた。
ある日の放課後、部室で綾子に呼び止められた太田は、とんでもないお願いをされてしまう。「太田くん・・・私の毛を剃ってくれない?」毛に悩むふたりのヒミツの関係がこの瞬間からスタートした・・・

主演は、子役出身の須賀健太。個人的には、トヨタのCMで「こども店長」を演じていた加藤清史郎と区別がつかないでいる。『ALWAYS 三丁目の夕日』は見たはずだが、さっぱり忘れてしまっている。(ついでに言うと、谷村美月と山本美月のどっちがどっちだったか名前だけではいまだ区別できない)
映画を見終わってすぐに、原作漫画の単行本を中古購入して、そのままほったらかしていたものを先ほど読んでみたが、どうにも自分は漫画があまり好きではなく、実写映画のほうが断然よかった。
Wikipedia で調べてみると、上記Amazonの商品説明には記載がないが、太賀も出ている。どんな役だったか確認してみようと、ざっと録画を回してみて、すぐわかった。(が、最初見たときは全然気づかなかった)
一番興味深かったのは、水泳部の顧問を演じていた落合モトキで、この人の名前は、最近までやっていたテレビドラマ「やわ男とカタ子」(三浦翔平、松井玲奈主演)のクレジットに出ていた。(演じていたのは、三浦翔平演じる「おネエ」小柳さんの親友、澤さん)
そういった興味はあるが、この映画のお話そのもの、個人的にはまったく共感できるものがなかった。変態的な描写に抵抗を感じた。ポルノ映画を見るより恥ずかしい。この映画が一般公開作品だったというのが信じられない。そういう意味において実に興味深い作品だった。

この映画のDVDの新品購入は難しいようだが、Amazon Prime Video で容易に視聴可能。

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'23/6/4 ゴミ箱から拾ってきた映画、『サミュエル・フラーのシャーク!』(米墨1969年)SHARK!

出演:、バート・レイノルズ、ケイン、シルヴィア・ピナル、アンナ、バリー・サリヴァン、マラーラ教授、アーサー・ケネディ、ドク、エンリケ・ルセロ

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少し時間が空いたので、例によって、ネットワーク接続ハードディスクに録画されている映画を一本見てみた。途中、テレヒドラマを見るために一度中断したが、面白くてやめられず、それが終わってから続きを見て、見通した。

以前、「映画専門チャンネル ムービープラス」で放送されたもので、これもまた、大量にある、見ないで置きっぱなしになっている録画の一本である。

「ムービープラス」放送作品解説
解説
サミュエル・フラーがバート・レイノルズを主演に迎えて挑んだパニック・アクション。紅海に突如現れた人食いザメとダイバーとの闘いをリアルに描く。
ストーリー
紅海で研究中のダイバーがサメに食い殺された。教授とアンナは素性不明の青年ケインを後任として雇う。警察から逃走中のケインにとって研究助手は良い隠れ蓑だったが、教授の真の狙いが海底の沈没船にあると知り、計画の乗っ取りを企てる。だが、その海は人食いザメが回遊する恐怖の海域だった・・・。

「パニック・アクション」ではないのだが、… allcinema の解説にあるように、「撮影中、スタントマンが実際に鮫に殺されたという、映画自体とはまるで関係ない事で有名になってしまった作品でもある」。
この映画は、確か、スピルバーグの『ジョーズ』が公開されて、話題をさらっていた当時、テレビで放送されており、日曜の昼に吹き替えで見た覚えがある。その時の邦題は[allcinemaにある]、『衝撃実写・人喰いザメ/シャーク・シャーク・シャーク』だっただろうか? 確か、バミューダ・トライアングルの謎を扱った映画(テレビ映画?)も、同時期に放送されたような? とにかく、『ジョーズ』のような、パニック・アクションを期待していた少年にとって、そのときはまったく面白くなかった(面白さがわからなかった)のだが、現在見直したら、かなり印象が異なるだろうと考えていた。

Amazonの商品説明
人喰いザメの脅威を脱して、海底に眠る金塊を奪え!
サミュエル・フラーがバート・レイノルズを主演に迎えて挑んだ海洋アクション。
合成や作り物では味わえない、ホンモノの鮫とのダイバーのリアルな格闘シーンを収録した衝撃作。

紅海の海中で海洋研究に携わっていたダイバーが鮫に襲われた。雇い主のマラーラ教授とアンナ(シルビア・ピナル)は、後任となるダイバーを探し始める。一方、アフリカ大陸で武器の密輸に携わっていたケイン(バート・レイノルズ)は、警察の追跡から逃れ海岸傍まで辿りついていた。ケインにとって、アンナと教授のダイバー探しは好都合だった。助手としてアンナ号に乗り込んだケインは、海洋研究を装う教授たちの真の目的を知り、雇い主の計画の乗っ取りを企てる。地元の警察の手がケインに近づく中、ケインは恐ろしい鮫が回遊する海に潜って行く―。
映画史を変えた『ジョーズ』をさかのぼること5年。アメリカ公開時、鮫との格闘シーンでスタントマンが事故死したという怪情報が話題を呼んだ衝撃作。
1970年代にアメリカで最大級の人気を誇ったバート・レイノルズと巨匠ルイス・ブニュエルのメキシコ時代のミューズ、シルヴィア・ピナルなど、実力派俳優陣による異色の競演も魅力の一本。

監督:サミュエル・フラー 『裸のキッス』『ショック集団』『最前線物語』
製作:スキップ・ステロフ『ドクター・モローの島』,マーク・クーパー
脚本:サミュエル・フラー,ジョン・キングスリッジ
原作:ヴィクター・カニング『ヒッチコックのファミリー・プロット』『二つの顔を持つ男』
撮影:ラウル・マルチネス・ソラレス『河と死』
音楽:ラファエル・モローヨークィ
出演:バート・レイノルズ『ロンゲスト・ヤード』, シルビア・ピナル『ビリディアナ』『皆殺しの天使』, バリー・サリヴァン『四十挺の拳銃』, アーサー・ケネディ『ララミーから来た男』『ミクロの決死圏』
1969年アメリカ・メキシコ合作/93分/16:9ビスタ/カラー/音声:英語(2chモノラル)/日本語字幕
※本編のみ収録(映像特典なし)
SHARK! (c)FILMS SANS FRONTIERES S.R.L. ALL RIGHTS RESERVED.

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まず、DVDを買うだけの価値はあると思う。内容は、端的に言って、「ヤクザな映画」といったところだろうか。なんか、極道映画を見たような印象が残る。南海を舞台にした映画だから、見た目はぜんぜん違うが、印象としては「フィルム・ノワール」と言ってもいいかもしれない。登場人物に善人がいない。純真そうに見える、いつも短パン一丁の男の子でさえ、盗みの常習犯で、葉巻が大好きとくる。
まあ、ディズニーやジブリ・アニメを見て感動したなんて言っている、そんな映画しか見ない輩は、決して共感しない種類の映画であることは間違いなく、おススメいたしかねるので、悪しからず。自分は十分楽しませてもらった。世間的な評価は関係ない。

なお、この映画に出てくる鮫は本物です。最近では、様々な規制の関係もあって、決して映画撮影できない。素晴らしい。

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'23/5/28 ゴミ箱から拾ってきた映画、ネロ・ロサティ監督『白衣に秘められた幻想』(伊1975年)L'infermiera / THE NURSE

出演:ウルスラ・アンドレス、ジャック・パランス、デュリオ・デル・プレト、ルチアナ・パルッツィ、マリオ・ピスー、リノ・トフォロ

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少し時間が空いたので、例によって、ネットワーク接続ハードディスクに録画されている映画を一本見てみた。以前、「シネフィル・イマジカ」で放送されたものだが、買収されて(?)「WOWOWプラス」となった(番組名は、以前のほうがよかった)現在でも、権利を持ち続けているのか、最近でも放送されているようだ。

なんの解説も見ずに、いきなり見たところ、全然思っていたのと違っていた。てっきり、「火曜サスペンス劇場」みたいな映画かと思っていた。「ジャーロ」と呼ぶべき内容なら良いだろうと思って見始めたところ、イタリア映画でよく見るような「家庭劇」「ファミリー・コメディー(こんな言い方あるか?)」といった内容で、個人的には、違和感なく、スラスラ見ることができた。

「WOWOWプラス」放送作品解説

Amazonの商品説明
日本中の男性を魅了したエロティック・インモラル・ムービー、初代ボンドガールでセクシー女優の頂点に立つ ウルスラ・アンドレス主演の超大胆刺激作を初DVD化!
■キャスト
ウルスラ・アンドレス「007カジノ・ロワイヤル」「007ドクター・ノオ」/デュリオ・デル・プレト「ルチオ・フルチの地獄の門2」/マリオ・ピスー「魂のジュリエッタ」/ダニエル・ヴァーガ「大人になる前に」「旅路」「傷だらけの用心棒」「キスキス・バンバン」/ジャック・パランス「シェーン」「バグダッド・カフェ」「バットマン」「シティ・スリッカーズ」
■スタッフ
監督/脚本:ネロ・ロサッティ「ジャンゴ」「アステカ・アドベンチャー」/音楽:ジャンフランコ・プレニツィオ「作家マゾッホ・愛の日々」「そして船は行く」/製作:カルロ・ポンティ「鉄道員」「ユリシーズ」「道」「ドクトル・ジバゴ」「ひまわり」/撮影:エンニオ・グァルニエリ「流されて・・・」
■仕様
ANSK-22139/カラー/本編101分/音声1ストリーム:イタリア語/日本語字幕/ドルビーデジタル・モノラル/16:9/片面・1層/MPEG-2/無許可レンタル禁止/リージョン2NTSC日本市場向/複製不能/イタリア作品
■ストーリー&解説
<解説> 日本中の男性を魅了したエロティック・インモラル・ムービー、初代ボンドガールでセクシー女優の頂点に立つウルスラ・アンドレス主演の超大胆刺激作。白衣の下に秘められた豊満な肢体が、男たちの妄想を掻き立てて来た看護婦をめぐる情欲のインモラル・ストーリー!! 大富豪の邸宅に派遣された妖艶な白い肌が、男たちの情欲の嵐を呼び起こす!! むせ返るような愛欲を発散する白い聖衣・・・しなやかな肢体を包む制服が剥ぎ取られた時、官能のカルテがまた一枚書き加えられる・・・
<ストーリー> 情事の後のけだるさを想わせるローマの昼下がり・・・一代で財を築き上げた初老の男も今は病床にふせっていた。最愛の妻にも死別され、栄光を極めた男の晩年にしては、寂し過ぎる姿であった。家族たちも老人の世話にはいささか冷淡気味で、派遣にて看護婦を招くことになった。ところがやってきた看護婦は、お色気120%の超セクシー・ギャル。一族中の男の視線が、彼女の肢体をえぐるように集中した。ほとばしる女の香り、意識しているのか?していないのか?意味深な物腰の数々・・・熟れ切った肉体はたた存在しているだけで男たちを挑発しているようであった。まず誘惑に負けたのが病の老人の長男。倦怠期の妻には見向きもせず、彼女のお尻を追い掛け回す始末。長男の息子も思春期だからたまらない。下男からコック、挙句の果てには病身の主まで男として復活し、情欲の嵐が吹き荒れ

DVDを買うだけの価値はあると思うが、とりあえずは、Amazon Prime ビデオで安価に見られる。

舞台となる家庭は、ワインを生産している、お金持ちの古い豪邸で、森のような庭の中にプールがある、日本では考えにくい住宅事情である。
地下室として、ワインの樽を並べた貯蔵庫があったりする。この舞台設定を見ているだけで楽しい(個人的には)。
こういった映画は他にも色々あるとが、おフランスの詩人、ギョーム・アポリネールの官能小説を原作にした、『蒼い衝動』(仏伊1985年)LES EXPLOITS D'UN JEUNE DON JUAN もまた良い。(同じジャンルの映画で、「艶笑喜劇」といった感じ。これも最近、有料チャンネルでよくやっている)

一般的な見解を述べるとすると、見どころは多々あるが、やはり、何と言っても、主演のウルスラ・アンドレスを見るための映画と言うことに尽きるか。
彼女は、確か、プレイボーイ俳優として悪名高い(?)ジョン・デレクと一時期結婚していて(その後、『タイタンの戦い』(米1981年)CLASH OF THE TITANS[レイ・ハリーハウゼンのコマ撮り特撮を主軸とした傑作]で共演した、ずっと年下のハリー・ハムリンと結婚したのだったと思う)が、例によって、この男が、「プレイボーイ」誌にヌード写真を売り込んで、成功したといったキャリアの持ち主で、実に潔いよい脱ぎっぷりである。(セルジォ・マルティーノ監督の『食人伝説』(伊1978年)LA MONTAGNA DEL DIO CANNIBALE でもしっかりその肢体を披露している)

イタリア映画にしては、脚本も、かなりしっかりしていて、ちゃんとした映画だと思う。(なるほど、カルロ・ポンティ製作ですから) 彼女はこの時期イタリア映画に何本も出演していたようで、この後、ジュリアーノ・ジェンマ主演の『アフリカ特急』(伊独1975年)AFRICA EXPRESS、『サファリ特急』(伊1976年)SAFARI EXPRESS にヒロイン役で出演している。(この「特急」シリーズ二作は、テレビ吹き替え洋画番組で二週連続で放送されたのを、楽しみに見たものだ。国内未DVD化。国内版VHSは確保している)
なお、ジェンマの「特急」シリーズにも、ウルスラ・アンドレスともども出演している、ジャック・パランス(と言えば、もちろん『シェーン』だが、ゴダールの『軽蔑』にも出ているのは要注意!)は、完全なゲスト扱いで、「フィーチャー」している、というか、「客寄せ出演」といったところ。彼もまた、この時期イタリアに出稼ぎに来ていらしい。

しっかし、ウルスラ・アンドレスのお顔の、額から目にかけての張り具合と、薄い眉毛を見ていると、実に尼僧姿が似合うような気がするが、いかがなものだろうか。

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'23/5/6 ゴミ箱から拾ってきた映画、ドン・テイラー監督『五人の軍隊』(伊1969年)UN ESERCITO DI CINQUE UOMINI / THE FIVE MAN ARMY

出演:ピーター・グレイヴス、ジェームズ・デイリー、丹波哲郎、バッド・スペンサー、ニーノ・カステルヌオーヴォ

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Amazonの商品説明
元曲芸師のメキシコ人、ルイス(N・カステルヌーヴォ)は、ダッチマン(P・グレイヴス)からの指示で1000ドル稼げる仕事があると、怪力のメシート(B・スペンサー)、ダイナマイトの名人オーガスタス(J・ダリー)、剣の達人サムライ(丹波哲郎)の3人を集め、ともにダッチマンが待つ場所へ向かう。そこで聞かされたのは、政府軍が活動資金として50万ドルの砂金を積んだ列車を襲い、強奪した砂金を革命軍に提供するという計画だった。しかし、軍の列車は数十人の兵士と機関銃に守られ、大砲までも備えた走る要塞だった! さらに列車の進む路線の各所にも兵士たちが護衛を固めている。不可能と思われる砂金強奪作戦に、五人のプロフェッショナルたちが挑む! 溢れるスリルとサスペンス、体を張ったアクション、意外かつ爽快なラストなど映画の愉しみに満ちた作品。脚本は監督デビュー前のダリオ・アルジェントが担当、音楽はエンニオ・モリコーネが手がけている。

さて、この映画は、長い間見たいと思っていて、昔、ビデオ購入を検討したこともあったはず(もしかしたら、所有しているかもしれないが、探してみないとわからない...)だが、見ないうちに、NHK BS で放送されて、多分それもHDDのどれかに録画してあると思うが、「積読」(つんどく)相当、「録見」(ろくにみもしない)とでも言うべきか、なかなか見ることもなく、ほったらかしにしていたものの一本である。しかも見た録画は、NHH BS 放送のものではなく、スカパー「ザ・シネマ」で放送されたものである。この録画が良かったのは、本編前後に、町山智浩氏の解説がついていたことで、これが大変参考になる。その解説内容のほとんどは、「ザ・シネマ」サイトのコラム「政府軍の軍資金を強奪せよ! 丹波哲郎大活躍のミッション系マカロニ・ウエスタン!!」で読むことでできる。(なお、丹波哲郎が、英語をマスターできたわけは、放送解説ではずっと面白おかしく語られている。この解説は YouTube にアップロードされているようだ。是非ご覧あれ。町山智浩は、大槻ケンヂと一緒に、丹波哲郎の自宅を訪れてインタビューしたそうな)
自分がだらだら紹介するより、Amazonの商品説明と、「ザ・シネマ」の解説で十分だろう。マカロニ・ウェスタンとなれば、いつも、参考文献として、二階堂卓也著、映画秘宝「マカロニアクション大全」(洋泉社1991年初版第一刷)を参照するが、この参考文献より、町山智浩氏の解説のほうが役立つと思う。
「西部劇」と言っても、1910年代のメキシコ革命期を背景にした映画は、サム・ペキンパー監督の『ワイルドバンチ』が始まりとのことで、マカロニで考えても、巨匠レオーネの『夕陽のギャングたち』、コルブッチとフランコ・ネロが組んだ『ガンマン大連合』他作品、ダミアノ・ダミアーニ監督の大傑作『群盗荒野を裂く』などなど、すぐ思い出すものがいくつかある。

蛇足ついでに書いておきたいのは、...

軍隊に守られた砂金運搬列車から、砂金を強奪する方法が、アニメ「ルパン三世」ファーストの一エピソードで、アレンジされて取れ入れられたのではないかと、個人的には思えた。(原作漫画ですでにそうなっている? 残念ながら、マンガはほとんど読まないので、わかりません)
監督のドン・テイラーと言えば、個人的には(ドンピシャ世代としては)
ファイナル・カウントダウン』(米1980年)
オーメン2/ダミアン』(米1978年)
ドクター・モローの島』(米1977年)
になる。いずれもテレビの吹替洋画番組で初回放送時見ているはず。
テレビシリーズ「スパイ大作戦」の世代ではないのだが、このシリーズは、深夜の再放送でひと通り見ているはず。なお、映画『ミッション:インポッシブル』シリーズは、いまだどれ一つ見てない。あまり興味がわかない(『トップガン』とか、まったく興味なし。トム・クルーズといえば、自分の中では『卒業白書』(米1983年)で止まってしまっている)というのが一番の理由だが、これだけメジャーな作品ともなれば、いつでも見られると思うとなおさら見ない。

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'22/11/6 ゴミ箱から拾ってきた映画、スタンリー・ドーネン監督『シャレード』(米1963年)CHARADE

出演:オードリー・ヘプバーン、ケイリー・グラント、ウォルター・マッソー、ジェームズ・コバーン、ジョージ・ケネディ、他。

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Amazonの商品説明
内容紹介
パリの名所を舞台に、美しき未亡人が25万ドルの陰謀に巻き込まれるスリリングな“謎解きゲーム<シャレード>"
大人の可愛さ溢れるオードリー・ヘプバーンと、ダンディーなケーリー・グラントの魅力が詰まったサスペンスの傑作!
『雨は唄えば』の名匠スタンリー・ドーネンが、その洒落たセンスを活かして作り上げた珠玉の一遍。ヘンリー・マンシーニの怪しくも美しいメロディとジバンシィが手掛けたヘプバーンのワードローブが作品に華を添えている。
【ストーリー】
夫の離婚を決意したレジーナは、スイスのスキー場でダンディーな紳士ピーターと出会う。ところが、パリへ戻った彼女を待っていたのは、夫の急死。
葬儀の会場には見知らぬ3人の男が現れ、米大使館では財務官に、夫は戦時中その男たちと共謀して軍資金25万ドルを隠匿、戦後山分けをすることになっていたが一人抜駆けした為に殺されたと聞かされる。
五里霧中のレジーナはピーターに助けを求めるが、事件の背後にピーターの影を感じ…。

この映画、昔、休みのお昼にテレビの吹き替えで見たような。ぜひ再見したいと思ったのは、ヒッチコックの映画にオードリー・ヘプバーンは出ていないという事実を確認したかったから。ズバり、ヒッチコックでしょう、この映画。クレジット・タイトルからして、それっぽい。しかしヒッチコックではない。製作・監督は、『踊る大紐育』のストンリー・ドーネン。ミュージカルが受けなくなった巨匠が、色々やってみた一つといったところか。(ドーネンは次作もサスペンスものを撮っている。それが『アラベスク』(米1966年)ARABESQUE 出演:グレゴリー・ペック、ソフィア・ローレン、他。これまた昔テレビ吹き替えで見たが、内容はさっぱり思い出せない。この配役なら見て損はないと思う)

とにかく出演者が魅力的に思える。が、映画自体はどうかというと、う〜ん、これがどうも冴えない。ヘンリー・マンシーニのワルツのリズムのテーマ曲は名曲で、素晴らしいのだが。
マクガフィン」で引っ張るロマンスは、まさしくヒッチコック調ながら、演出が全然サスペンス向けでなく、ハラハラドキドキさせてくれない、というか。この手の、ああじゃない、そうじゃないと、裏切り続けて興味を繋ごうとする脚本が、また好みでない。せっかく「フリント」が出ているのに、役不足に感じる。
昔見た映画を見直したものでは「'22/6/29 ゴミ箱から拾ってきた映画、『泥棒貴族』(米英仏1966年)Gambit 監督:ロナルド・ニーム、出演:シャーリー・マクレーン、マイクル・ケイン、ハーバート・ロム他」のほうがずっと面白かった。
しかし、なんと言っても、オードリー・ヘプバーンにケイリー・グラントですよ。文句のつけようがないではないか。見ずにはいられない。だが、これ、ヒッチコックではないのだ。なぜ、オードリー・ヘプバーンはヒッチコック映画に出演できなかったのか? この疑問こそ、この映画以上に興味深い。

Amazon "FireTV" で視聴したのだが、吹替版があるというので、まさか、そんなことはないよな、と思いつつ、見てみたところ、やはりそんなことはなかった。違和感感じまくり。この年代の人間としては、やはり、少なくとも、オードリーは池田昌子(メーテル、他)、コバーンは小林清志(次元大介、他)でなければならない。

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'22/9/23 ゴミ箱から拾ってきた映画、『MORE/モア』(ルクセンブルク1971年)バルベ・シュローデル監督

ようやく見た。以前の記事「拙訳ピンク・フロイド「グリーン・イズ・ザ・カラー」my poor translation of "Green Is the Colour" by Pink Floyd」も参照されたい。

MORE/モア』(ルクセンブルク1969年)MORE 監督:バルベ・シュローデル、出演:ミムジー・ファーマー、クラウス・グリュンバーグ、ハインツ・エンゲルマン他

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Amazonの商品説明より:
楽園に死の影が差した。映画表現のモラルを超えた超問題作。映画史から忘れ去られた伝説のアメリカ人女優ミムジー・ファーマー主演の、時代を超えた青春映画の傑作。
1969年カンヌ映画祭。当時世界中に吹き荒れたカウンター・カルチャーの象徴ともいうべき『イージー★ライダー』が大きな注目を集め、同じくセックス、ドラッグ、ロック・ミュージックを前面に打ち出し、既存の映画表現の常識やモラルを超えた一本のヨーロッパ映画に激しい賛否が沸き起こった。
『MORE/モア』は、「カイエ・デュ・シネマ」編集部員をへてエリック・ロメール作品のプロデュースをしてきたバーベット・シュローダーの監督デビュー作。
ブロンドのショートカットが鮮烈な主演女優ミムジー・ファーマーは、そのナチュラルでイノセントなイメージとは相反するバイセクシュアルの麻薬中毒者を演じ、大胆なフル・ヌードと併せ、各国でセンセーションを巻き起こした。
プログレッシブ・ロックバンド、ピンク・フロイドが初めてサントラを手掛けたこの作品は、欧米では「カルト・クラシック」と見なされており、カンヌ映画祭2015ではデジタル復元版が凱旋上映されている。
【STORY】
ドイツ人の若者ステファン(クラウス・グリュンバーグ)は、学業を投げうって自分探しの旅に出た。
ヒッチハイクでパリにやって来た彼は、ある晩、パーティで見かけた魅力的なアメリカ人女性、エステル(ミムジー・ファーマー)に一目惚れする。地中海のイビサ島に旅立った彼女を追って、ステファンもまた島を訪れる。再会したふたりは、眩しい陽光と青い海に囲まれた大自然の中で愛し合い、自由で幸せな毎日を過ごす。だが、エステルが隠し持っていたヘロインが、この世の楽園を失楽園へと変えていったー。

宣伝文句はさて置いて(「この世の楽園を失楽園へと変えていった」か。悪くない文句だ。ある種の小説を好む方は案外気にいるかもしれない)、これを見なかったからと言って、損をした気にはならない、ような映画です。ピンク・フロイドの音楽は、それほど大々的に使われているわけではない。同じピンク・フロイド絡みで、ミケランジェロ・アントニオーニ監督の『砂丘』(ZABRISKIE POINT(米1970年)出演:マーク・フレチェット、ダリア・ハルプリン、ロッド・テイラー他)、風景が似ているような、ルキノ・ヴィスコンティ監督の『異邦人』(LO STRANIERO / THE STRANGER(伊仏アルジェリア1968年)出演:マルチェロ・マストロヤンニ、アンナ・カリーナ、ベルナール・ブリエ他)ともども見直したい気がしなくもない。(が、なにか得られるという期待はあまりできない)
これを見終わると、ミムジー・ファーマー主演作では、ルチオ・フルチ監督の『恐怖!黒猫』(THE BLACK CAT / GATTO NERO(伊1980年)出演:パトリック・マギー、ミムジー・ファーマー、デヴィッド・ウォーベック他)が傑作に見えてくるという副作用あり。

以下は国内版メディアが発売されていたとは知らなかった。

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'22/7/13 ゴミ箱から拾ってきた映画、『アヴェ・マリアのガンマン』(伊1969年)IL PISTOLERO DELL'AVE MARIA 監督:フェルディナンド・バルディ

アヴェ・マリアのガンマン』(伊1969年)IL PISTOLERO DELL'AVE MARIA / FORGOTTEN PISTOLERO / GUNMAN AT AVE MARIA 監督:フェルディナンド・バルディ、出演:レオナード・マン、ルチアナ・パルッツィ、アルベルト・デ・メンドーサ他

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Amazonの商品ページより:
ガンマン無頼 地獄人別帖』のレナード・マン主演によるマカロニウエスタン。
孤独に暮らすセバスチャンのもとへ、山賊に追われた幼なじみのラファエルが助けを求めやって来る。そこで彼は驚くべき事実をセバスチャンに伝える。死んだはずの母親アンナは、父親を殺した男と一緒に大農園を営み優雅に暮らしているというのだ。自らの出生の秘密を探るべく、ラファエルと故郷オクサカへと旅立つ…。

スカパー「シネフィルWOWWOW」放送録画(数年前)。空いた時間を、一時間半ぐらい当てれば、一本見られるだろうと思ったのだが、これが途中に用事で中断したり、なかなか理解できなくて、最初から見直したりして、結局倍ぐらい時間がかかってしまった。イタリア製西部劇ということで、肩の凝らない娯楽映画だろうと思いきや、これがどうもおかしい。妙に格調高い感じがする。そもそも、西部劇なのに、登場人物がイタリア語で喋っているのが、違和感感じまくり。どうも様になってない。いや、マカロニ・ウェスタン一般がそうだというわけではない。この映画だけがそうなのだ。少し、調べてみたところ、この映画、ギリシア悲劇になっている物語を下敷きにしたものだそうで、道理で。演出が、まったく娯楽映画らしくないのである。マカロニ・ウェスタンの振りをして、この監督は、ギリシア悲劇でも演出しているかのようなのだ。
面白いかと言えば、全然面白くない。見るのに努力がいる。登場人物が誰が誰なのかよくわからない。パンフレットに人物相関図でも書いてないと、登場人物の愛憎関係が理解できない。中断したので最初から見直して、終わりのほうになって、ようやく少し相関関係を理解できるようになった。その上で見てみると、役者の演技はなかなか悪くないのだ。アクションはとってつけたようで、大いに疑問が残った。西部劇の屋台骨抜きにしてもらいたかったような、そういう困った映画です。なんか「お硬い」感じなんですね。もう少しハメを外してほしかった。

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'22/7/12 ゴミ箱から拾ってきた映画、『ロボシャーク vs.ネイビーシールズ』(カナダ、ブルガリア2015年)ROBOSHARK

テレビ向けに作られた作品らしい。監督や配役はどうでも良い。見始めたら、なんか見たことがあるなあ、と思い出して、間違いなく二回目で、途中、居眠りしたりでちゃんと見通せなかったのだが、どうでも良い、本当にクズな映画。

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Amazonの商品ページから:
<ストーリー>
未確認飛行物体"UFO"が謎のマシンを宇宙から地球へと放出し、それを飲み込んだ巨大なサメが一瞬にして"ロボシャーク"に変身!
一方、シアトルに住む水道局に務める夫とSNSにハマる娘と共に暮らす報道レポーターのトリッシュは、アメリカ海軍が何らかの厳戒態勢を敷いていることに気付く。
そして、特ダネを掴みたいトリッシュが半ば強引に現場を追跡しようとしたその時、突如として巨大な生物兵器"ロボシャーク"が姿を現すのだった…。

パニック映画なのか、コメディ映画なのか、よくわからない、全編いい加減なノリで進む。サメはすべてCG合成で、アニメを見ているような感じ。そのおかげで、人が食われようが、あまり悲惨な感じはしない。(怖さがない)
なぜかスマートフォンのSNSでロボシャークと会話できたりする。
どこかで見たような、ビル・グレイツなる大富豪が登場し、ドローンを飛ばして、ロボシャークとコンタクトを図るが、ぱっくり食われてしまう、というシーンは、ギャグでしかない。
前代未聞のモンスターパニックアクション」というか、テレビ向けのヌルい内容ということで間違いない。暇つぶしによいのではないか。まあ、悪意のある軍隊の描き方、クライマックのアイデア(特撮はダメダメだが)は悪くなかったと思う。

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'22/7/8 ゴミ箱から拾ってきた映画、『カンサス・シティの爆弾娘』(米1972年)KANSAS CITY BOMBER 監督:ジェロルド・フリードマン、出演:ラクエル・ウェルチ、ケヴィン・マッカーシー、ノーマン・アルデン他

ウォリアーズ』の録画DVD-Rを見つけたときは、これを探していたのだが、録画した覚えはあったが、見つからず、どうやら、『ローラーボール』((1975年)ROLLERBALL 監督:ノーマン・ジュイソン、出演:ジェームズ・カーン、ジョン・ハウスマン、モード・アダムス他(*1))と記憶がごっちゃになっていたようで、昔DVD-Rに焼いたのはこれで、『カンサス・シティの爆弾娘』のほうは、比較的最近(って何年前だ?)放送されたばかりで、HDD録画されていた。
この映画は、確か、昔、荻昌弘解説の「月曜ロードショー」で吹き替えで放送されたのではなかったかと? その後、再放送された覚えもなく、見直したことがなかった。

(*1) 2001年にリメイク映画が作られている。

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「ザ・シネマ」の放送解説から引用:
70年代に流行ったローラーゲームを描いたスポーツ映画。ラクエル・ウェルチが肉弾戦を熱演。
関連コラム
主人公ラクエル・ウェルチの娘役(当時10歳の)ジョディ・フォスターにも注目!(*2)
解説
町山智浩セレクトのレア映画を町山解説付きでお届け。70年代に大ブームを呼んだ肉弾ショースポーツ「ローラーゲーム」に人生賭ける女性のドラマを、当時最高のセクシー女優ラクエル・ウェルチが体当たりで演じる。
ストーリー
ローラースケートをはいた選手が円周コースをラップしながら相手チームと激しくぶつかり合う格闘スポーツ「ローラーゲーム」。カンサス・シティ・ランブラーズの人気女性選手K・Cは、ヒール役選手とのデスマッチに敗れ追放されポートランド・ロガーズに移籍する。そこのトップ選手には人気を奪いに来たと疎まれ、オーナーからは言い寄られ、幼子を残してきた寂しさも。心は乱れるが彼女はローラーゲームに人生を賭けるのだった。

(*2) ジョディ・フォスターは子役として数々の映画に出演しているようだが、この映画では、シングル・マザーである主人公の娘役で、母親(ラクエル・ウェルチ)と一緒にローラースケートで滑るシーンがある。(それ以外出てなかったような?)

映画の内容は、リンクした、洋画専門チャンネル「ザ・シネマ」の解説を読んでもらったほうがよくわかると思う。「ローラーゲーム」の世界を舞台にしたドラマです。女子プロレスものに近い感覚でしょうか。その裏舞台がドラマの中心。
見た限り、ラクエル・ウェルチ本人が、ローラー・スケートを履いた、ほとんどのシーンをこなしているようだ。運動神経が良い人なのだろう。これがいいんです。ドラマはありがちな感じで、良くも悪くもないかも。これでおしまい?って、多少中途半端な感じもした。(まあ、この女優さんにドラマ演技を求めてもなあ、ということで)
解説者は彼女の魅力を伝えるのに、『恐竜100万年』((英1966年)ONE MILLION YEARS B.C. 監督:ドン・チャフィ、出演:ラクエル・ウェルチ、ジョン・リチャードソン、パーシー・ハーバート他)の原始人女役を挙げていたが、自分の場合は、この映画をテレビで見たのはずっとあとで、それより、 『ミクロの決死圏』((米1966年)FANTASTIC VOYAGE 監督:リチャード・フライシャー、出演:スティーヴン・ボイド、ラクエル・ウェルチ、アーサー・ケネディ他)で、[細菌を退治する]抗体に襲われて九死に一生を得る姿の印象が強い。(これと『バーバレラ』のジェーン・フォンダと、『007/カジノ・ロワイヤル』のウルスラ・アンドレスですかね、脱線しそうな…)
自分としては、ローラーゲームをそれほど見たいとは思わない(同様に[女子]プロレスにもあまり興味がないが)、フィギュアスケートの[元]選手がローラースケートを履いて、様々な障害を通り抜けるような競技(「サスケ」みたいな)は見てみたい気がする。(「アイスショウ」といった「お上品な」ものにはまったく興味がわかない)
氷だと、コースを作るのも大変だろうが、ローラースケートに使うのであれば、スケートボードのコースなども利用できるのではないか、という素人考え。そうだな、あと、競輪のトラックを滑る体力勝負なんてのはどうでしょう? それらしい衣装(アメリカ風)で、お盆に載せたグラスの飲み物をどれだけこぼさないで運ぶかなんてのも良いかもしれない。妄想か。

『カンサス・シティの爆弾娘』

『ローラーボール』

『恐竜100万年』

『ミクロの決死圏』

『バーバレラ』

『007/カジノ・ロワイヤル』

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'22/7/8 ゴミ箱から拾ってきた映画、『ウォリアーズ』(米1979年)THE WARRIORS 監督:ウォルター・ヒル、出演:マイケル・ベック、ジェームズ・レマー、トーマス・ウェイツ他

時間が空いたので、一本映画を見ようと、先日『ザナドゥ』を探して見つからなかった、DVDバインダ群に、ある映画の録画があることに気づいていたので、それを見ようと思ったところ、それがどのバインダに入っているのか、すでにわからなくなっており、探していたら、たまたまこの映画が録画してあったことに気づいた。一時間半強で、ちょうどよかった。

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Amazon商品説明より
ストリート・ギャングの壮絶な闘争! 社会現象を巻き起こした名匠ウォルター・ヒルのアクション問題作!
・『ストリート・オブ・ファイヤー』『48時間』など数々の傑作アクションを手がける名匠ウォルター・ヒルの壮絶なアクション映画!
・殺人の濡れ衣を着せられたギャングのグループが、夜の無法地帯を追っ手と戦いながら全力で突っ走る! 手に汗握る逃走劇!
【ストーリー】
夜のニューヨークというストリート・ギャングたちの無法地帯で、今までにない規模の戦いが起こった。
彼らは10万人もおり、それは警察の5倍の人数を意味する。そして、今夜彼らが追い詰めるのは、“ウォリアーズ"たちだった。
“ウォリアーズ"たちには、ライバル・チーム、グラマシー・リフスのリーダー殺しというぬれぎぬが着せられていた。

ニューヨークの各地の「チーム」が集合した集会で、主催者が拳銃で撃たれ、混乱する。犯人グループに濡れ衣を着せられた「ウォーリアーズ」の面々が自分たちのシマに帰る一夜の決死の逃避行が描かれる。
アクションというか、イキった連中の、本気度の高い暴力描写がこの映画の売りになっている。といっても、決して凄惨なものではなく、あくまで、良質な米国娯楽映画である。
一面的な見方にすぎないかもしれないが、ニューヨークって、こんなところなんだと思い知らされる。華やかなところだけしか見ていなければわからないが、少なくとも、地下鉄列車が落書きだらけなのは、嫌でも目に入るに違いない。日本では考えられない。日本は治安が良いのだ。
この映画は、「ユートピア」「桃源郷」の正反対で、現実はこういうものだということを痛いほど思い知らせてくれる。これが現実なのだ。しかし、決して希望を失っていないのが、アメリカ映画らしくていい。場末の映画館でかかっていそうな映画です。見て損はない。払ったお代分、きっちり楽しませてくれる。

しかし、この映画の登場人物を格好良いと感じても、決して真似をしないでください

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