三重県桑名市長島町で地デジをアンテナを立てて見られるか?

なにゆえいまどき「地デジ」なのか?

アナログ放送時代に、CATVのテレビ視聴サービスに切り替えてから、地上波デジタル放送に移行後もずっと使い続けていて、アンテナを立て直す必要がなかった。
それゆえ、アンテナを立て直せば地デジが受信できるかどうか、ずっと疑問に思っていた。

これまでもなんどか試してみたことはあった。
まずは、CATVサービスに切り替える前、アナログ放送受信に使っていた、屋根の上に設置されたアンテナをそのまま使ってみること。まったく受信できず。
アナログ時代はアンテナを名古屋局に向けていたが、デジタル放送に変わって送信局が瀬戸デジタルタワーに変わったため、アンテナの向きを調整する必要があったのだろうか。しかし屋根の上での作業は危険が伴うので試すことはなかった。
次に、余っていたアナログ時代の小さいUHFアンテナを繋いで、窓から出して試してみたが、なんどやってもまったく受信できず。
自宅では地デジが受信できないのかもしれないと思っていた。

きっかけは九月の二度の台風だった。

一回目で、我が家の負の遺産である、鉄塔の天辺に設置されたアマチュア無線のアンテナが倒れ、二回目で屋根の上のVHF/UHFアンテナがぐらぐらになり、FMアンテナが外れてケーブルでぶら下がって、風に揺られていた。これらはすべて撤去してもらった。
これですっきりしたので、地デジのアンテナを立ててれば、CATVサービスも解約できるだろうと考えた。
電話はNTTの光を使っているから、古いCATVの同軸ケーブルのサービスを利用しなくても、光ファイバー経由のデジタル放送サービスも利用できるわけで、しかし、四日市市のCTYが提供する「地上波テレビ送信コース」を解約せずに使い続けていたのは、そのお得な価格感によるところが大きい。
半年分先払い6月、12月支払いで、6,000円(月額1,000円相当)である。これだとわざわざこれを解約して(しかも、解約には、ケーブル撤去費用として10,000円もかかる!)、UHFアンテナと設置工事費を支払おうという気にはなかなかならない。[後に確認したところ、実際の「ケーブル撤去」は、同軸ケーブルが屋外でぶった切られていただけで、切られたケーブルの残骸が建屋から突き出て残っていた...]
しかし、それでもそれをやろうというのは、そもそもCTYのサービスを受けていることが、前々から気に入らなかったからだ。

このサービスがアナログ放送難視聴対策として、導入されたのは、市町村合併以前の「長島町」時代であり、なぜ桑名市を飛び越えて四日市のケーブルテレビ会社の回線を導入するのか疑問に感じた(桑名市のケーブルテレビ会社より優良だから、といった、至極常識的な理由だろうとは思うが...)。市町村合併で「桑名市長島町」となった現在ではありえない選択だろう。
本来「地上波テレビ送信コース」契約には、負担金20,000円、引込工事費26,000円、計46,000円が初期費用となるのだが、確か、これが大幅割引で導入できたのだったと思う。地デジに切り替わっても、テレビの買い替えだけでそのまま移行できたので、ズルズルとここまで来てしまったのだ。
CTYにしてみれば、サービス提供地域を広げて、セットトップボックスや、インターネット接続等、付加価値サービスを売りたいのは見え見えだが、すべて断ってきた。
地デジをアンテナで視聴できれば、CTYのサービスは不要になる。そこで、疑問、

三重県桑名市長島町で地デジをアンテナを立てて見られるか?

見られます!

まずは、アンテナの向きの目安を立てた。近隣の送信局となると、瀬戸か津になるが、Googleマップで自宅からの直線距離を計測してみたところ、
 瀬戸デジタルタワー 36km
 津テレビ送信所 48km
となった。やはり瀬戸タワーでしょう。地図上での距離の計測で、自宅から瀬戸タワーへ直線を引くことで、アンテナのおおよその向きがわかる。

これまで、手持ちのUHFアンテナで受信できなかったのは、アンテナの素子数が少ないからかもしれない、ということで、まずは新しく高性能なアンテナを入手することにした。
テレビアンテナというと、昔ながらの八木アンテナかと思ったが、最近では平面だったり、ドーム状のものもあったりするようだ。

・東芝 地上デジタルアンテナ【26素子・高機能型】Toshiba DUA-1000
・DXアンテナ 地上デジタルアンテナ UHF平面 (26素子相当) 中・弱電界地用 ホワイト UAH261(W)

これを軒先に付けるのであれば、設置が楽だろうと考えていた。(結果として、この考えは誤りだったと後に判明する)
しかし平面アンテナをやめたのは、八木アンテナに比べて、性能が劣るのではないかと考えたから。実際購入したのは、

・日本アンテナ 地上デジタル放送用UHF高性能型アンテナ 27素子 AU27AX

高性能なアンテナであれば、屋根の上に設置しなくても、屋根裏でも使えるのではないだろうかという期待があった。屋根裏設置であれば、危険な高所作業はなく、問題なく自分で設置できるだろう。

届いたアンテナを組み立てると、結構な長さがあり、扱いに苦労する。室内や、窓から出して試してみたが、レベルが上がらず、受信できず。これでは屋根裏設置では無理だろう。そもそも、やはり、この地域では、地デジ受信できないのではないだろうかとさえ思えてきた。

考え直して、アンテナ工事だけしてもらおうと、安価そうな業者(『アンテナ110番』)を調べて相談したが、そこまで高性能なアンテナでなくとも問題なく受信できるはずとのこと。工事費用も結構安価で心動いたが、屋根の上に「馬」を置いて、ワイヤーで引っ張って固定するという、昔ながらのやり方になるのと、自宅の特殊事情には対応してもらえなさそうなので、やはり考え直して、まずは自分でやってみることにした。そこで設置用の部材を購入。

・日本アンテナ パーツ・アクセサリー サイドベース(マストホルダー) AT-32D(実際購入したのは、DXアンテナ
 MW30Z だが、Amazonでは取扱いなし)
・DXアンテナ アンテナ設置用パーツ アンテナマスト3.5m(2本継ぎ) シルバー MZ-350
・国内資材メーカー製 屋内用 5C 4K8K映像対応アンテナケーブル 10.0m BS/CS放送対応 地上デジタル対応 デジタル衛星放送対応 S5C-FB 同軸ケーブル
・サン電子 4K・8K衛星放送対応 同軸ケーブル S-5C-FB型・AL編組仕様 黒 20m 5CFBS-AL-20P

マストホルダーを二階の裏窓側の軒先の「桁」に取り付けた。アンテナマストは1本で、屋根から1.5mぐらいの高さにアンテナを上げてみた。
これで確認したところ、見事に受信できた! アンテナを立てて地デジが見られることは間違いない。ところがテストを続けるうちに問題があることがわかったのだった...

* * *

自宅はテレビが多く、アンテナ入力はまず、屋根裏で、各部屋に対して5分配(正確には、2分配後、さらにその一本を4分配)されている。同軸ケーブルは昔の5C2Vで、いまさら、これを引き直すのは大変なので、そのまま流用することにする(信号減衰は最近のケーブルより多少大きいかもしれないが)。BS/CS、スカパーはそれぞれ別のケーブルを引いており、混合なしなので、その点は扱いやすい。ただし、分配器が古い仕様で、加工した先端をネジ止めするようなものであり、かつ、屋根裏の作業しにくい場所にあるので、一本だけ短い同軸ケーブルを延長して、分配器を屋根裏の出入り口に近い場所に移動、接続している同軸ケーブルの先端にすべてF型接栓を取り付け、分配器を取り換えることにした。(必要部材を購入)

・フジパーツ/アンテナ接栓10個入り 5C用F型接栓[バルク]
・二幸電気工業 F形中継接栓 5個セット FAJJ-5P
・コアウェーブ アンテナ2分配器 BS/CS/UHF/VHF/FM/地デジ対応 全端子通電型 CW-147TV
・BS/CS/UHF/VHF/FM/地デジ対応6分配器 全端子通電型 BL-0056TV(最初は、作業軽減のため、アンテナ入力の二分配だけを取り換えるつもりだっが、考え直した)

アンテナからのケーブルを、自分の部屋へのケーブルに接続して映っていたものが、分配した途端映らなくなってしまった。
これは分配器が安物だから駄目なのだろうか、と結局、国内メーカー品を調達することにした(最初からそうすべきだった...)。しかも未接続部分が影響しないように、きっちり数を合わせて、5分配器とした。

・DXアンテナ 屋内用5分配器 1端子通電 5DE1

しかし、問題は分配だけではなかった。分配なしのアンテナ直接接続でもテレビ愛知と三重テレビが映らない、他局は問題ないのに。

テレビ愛知は、同じ瀬戸デジタルタワーからの送信でも、愛知県ローカルの放送局なので、他局に比べて電波が弱いのが原因だろう。
三重テレビは、もちろん、津市からの送信ではあるが、アンテナを瀬戸タワーに向けても、木曽崎町にある中継局の電波が拾えるだろうと思っていたのだが...

アンテナの設置から見直す必要あり。屋根が金属製のため、アンテナが低いと電波が反射して悪影響があるかもしれない。アンテナをもっと高く上げてみることにした。
さらに、無駄になるかもしれないが、分配が多いので、あらかじめブースターも準備しておくことにした。

・DXアンテナ UHFブースター(33dB/43dB共用形) デュアルブースター 家庭用 お知らせ機能付き 水平マストに取付可能 U43A

アンテナを取り付けたマストを、軒先桁に設置したマストホルダーに嵌め込むのはかなり苦労したので、今度は、考えて、マストホルダーのマスト受けネジを外して、下からマストを差し込んで継ぎ足し、上にあげた。これは比較的楽な作業だった。これでアンテナは屋根から3mぐらいの高さになっただろう。
試したところ、テレビ愛知も問題なく見られるようになった。が、三重テレビは映らなくはないが、ブロックノイズが発生する状況。他局はブースターなしで5分配しても問題はなかったが、三重テレビを気持ちよく見るためにはブースターは必須。ということで、結局、ブースターを接続した。すべて屋根裏に設置、電源の確保に多少工夫が必要だったが、特に問題のない作業となった。

以上で、長年の課題だった、CATV契約をようやく解約できることになった。

168

[追記1]
マストホルダーに差し込んだアンテナマストが止まって下に落ちないのは、マストホルダーの下のほうに、長いビスが通っていて引っかかるようになっているからで、このビスを抜くと、アンテナマストは下にずり落ちてくる。ビス一本でアンテナの重さを支えるのは多少不安に思えたので、気休めではあるが、マストホルダーの下側に、余ったていた物干し用の突っ張りポールを差し込んで、多少でも負荷分散されるようにしてみた。

・平安伸銅工業 突っ張り物干しポール ワンタッチ取付 ホワイト ハンガー掛け2本 耐荷重5kgx2 高さ210~280cm TMH-2

[追記2]
マストの長さが3m以上あり、かつ、その先端に付けたアンテナは、比較的大型のものにしたため、風が吹くと、かなり揺れるのが見えてわかった。耐えられないほどでもないだろうが、揺れで緩んできそうで、耐久性に不安を感じたので、揺れ止めを付ける必要性を痛感した。
それにしても、屋根に上っての作業はしたくない。子供のころから高いところはさほど得意なほうではないし、脚を怪我していることもあって、高所作業は難しい。建屋間の通路の屋根に梯子を置いて、二階の屋根に上れるか試してみたが、屋根の高さに首を出すところまでは我慢できたが、梯子から離れるのがどうしてもできない。
さて、どうしたものか。
『アンテナ110番』に無料相談を入れてみたが、前回、頼まなかったせいか、担当(下請け、施工)業者から電話連絡がまっくたない。
振れ止め設置だけの工事ならば安価だろうと思ったのだが、工事業者に見積りを依頼したとろ、結構な金額になる。さらに、近くの業者に電話してみたが、忙しい、と断られてしまった(この業者は『アンテナ110番』の担当業者だったかも?)。
仕方ないので自分で工事することにした。屋根には上りたくないが、設置状況を眺めたところ、なんとかなりそうな気がしてきた。マストホルダーは二階の裏窓側の軒先に設置したので、中庭方向にワイヤーを引っ張るのは問題ない。問題になるのは屋根側である。普通に考えたらどうしても屋根に上らないと無理なのだが、思いついたのは、屋根裏に入って、側面に穴をあけ、そこからワイヤーを引き込んで、屋根裏の中で止める方法である。
必要部材を準備。

・日本アンテナ マスト支線止め金具 25Φ用 RZ25-HD
・日本アンテナ アンテナ支線ワイヤー ビニール被フク φ1.6mm 30m巻 青 CW-30
・日本アンテナ アンテナターンバックル 4個入り TB4R-SP
・日本アンテナ 支線固定くぎ(4本入) HS-6-SP


手順は次のように考えた。

・マスト支線止め金具にあらかじめ適当な長さに切ったワイヤーを繋いでおく。
・マストホルダーのビスを外して、アンテナマストを下に降ろし、支線止め金具を通して固定、アンテナマストを再度上げる。
・屋根裏から側面に空けた穴からロープを出し、これにワイヤーを結びけて、ロープを引っ張って、ワイヤーを屋根裏に引き込む。
・支線固定くぎを適当な場所に打ち込み、ワイヤーの先端に結び付けたターンバックルをこれに引っ掛け、ねじ込んでワイヤーをぴんと張る。

これを実施したのだが、実際には、すんなり出来たわけではなく、他に張ってあるワイヤーや電線に引っかかって、ワイヤーを取り回し直したり、その他隣家との事情によって、計画通りにいかなかった部分もあったり、素人らしく無駄な時間を費やして、何とか完成させることができた。

風での揺れは、以前は弱い風でも目に見えて揺れていたのが、まったくなくなった。(後日、風の強い日に見たところ、マストは揺れてなかったが、大型のアンテナ自体が多少揺れていた...)
他の影響として、最初は気づいていなかったが、なぜか三重テレビが映らなくなっていた。アンテナレベルが変に低いので、ブースターの利得スイッチを逆に弱めたところ、問題なく映るようになった。アンテナが安定したことで、電波受信も安定して、ブースターをかけすぎると逆に映らなくなるのではなかったか。

173

[追記3]
複数台のアンテナを並列に設置すると感度は上がるのか?

はい。これを「スタック」と言う。詳しいことは「アンテナ スタック」で検索すると色々出てくる。
しかし、これだと設置が大変なわけで。
この解決策として「パラスタック」アンテナがある。
Wikipediaによれば、...
「パラスタックアンテナとはUHF八木・宇田アンテナのうち、導波器がX状になっているアンテナである。」(後略)
「長所
一般的なUHF八木・宇田アンテナを水平方向(パラレル)2基×垂直方向(スタック)2基=計4基を組んだものと同等の性能になり、導波器が多いほど指向性が鋭く動作利得が高くなる。」(後略)

今回導入したアンテナが「パラスタック」だったということは、実は、設置した後しばらくしてから気が付いたのだった...

日本アンテナ 高性能UHFパラスタックアンテナ AU27AX
[特長]
・低域高利得、高前後比型。電波の弱い地域に適しています。
・水平/垂直偏波受信、両方の指向性、前後比、利得ともに優れています。
・軽量化(当社従来機45%[AU14AXにおいて])
・出力部、F型端子
・RoHS指令対応
61wlhjrzk0l_sl1365_

実際のところ、これほどの高性能アンテナは必要なかったろう。
利得は確かに高いようで、瀬戸デジタルタワーからの電波は「ばっちりキャッチ」できるが、指向性が鋭くなるのはよいことばかりではない。

三重テレビ(とNHK津総合、だが、NHK総合は名古屋のほうを受信しているので不要)は、木曽岬町にある桑名中継局(http://rapidservice.neon.jp/document/kuwana.htmhttp://tower.30maps.com/map/171054 等が詳しい)から電波が出ている。この方角は瀬戸デジタルタワーから少々ずれているので、指向性の高いアンテナで瀬戸が「ばっちり」だと、どうも三重テレビが入りにくい。
高性能でもいいことばかりとは限らない。
例えば平面アンテナを二台並べてスタックしてみたらどうだろう。
(こういった実験をあれやこれやできると楽しいと思う自分である。電気屋にすべてお任せで満足なんぞしてられない)

|

記憶の一人称再現について - 『新婚さんいらっしゃい』登場夫婦の語り

最近始まったテレビドラマを見ていたら、「ゲシュタルト崩壊」、「アドラー心理学」といった言葉が出てきた。そこで、アドラーの著作や、ゲシュタルト関連の本を探していたら、「エンプティチェア(空の椅子)」療法というものがあることを知った。

これで思い出しのが、昔から疑問に思っていたことで、テレビ番組『新婚さんいらっしゃい』に登場する夫婦の多くが、過去の出来事を、あたかも発言者を演じるように語ることが多いということである。
例えば、「父は最初この結婚に反対でしたが、夫は何度も通いつめ、一年後ようやく許してもらうができました」と話すのではなく、「この結婚は許さん!」「必ず幸せにしますので許してください」、一年後「あきらめず通い詰めた君の誠実さは十分伝わった、許す」「ありがとうございます」のようなやり取りを、あたかもそのときの発言そのまま、声音を変えてキャラクターを区別しつつ、語るというものである。ときにそれは落語のようにも聞こえる...
私が感じるのは、演技や憑依といったものは、人間の記憶と言葉の発達に根差したもので、初期の発展段階の名残りから生じているのではないか、ということだ。
昔々、本が普及していなかった頃は、黙読という行為は摩訶不思議なものに見えたらしい。言葉は声に発して聞いて理解するもので、本は音読するものだったという。そのように、記憶を客観的に三人称で再現できるということは、言語能力の発達があってのことで、小学生が絵日記なんかを書いているうちに身につけていくものなのだろう。
小学生の授業でもあるまいし、本を音読している人がいたら、変な人だなあとは思うが、その行為は理解できる。『新婚さんいらっしゃい』に見られる記憶の一人称再現も、妙に思えるが、理解できないものではない。

|

レコード洗浄、チリチリ・パチパチ音対策(その5)

レコードの雑音でずっと悩みの種だったのが、ポポル・ヴーの「アギーレ 神の怒り」である。これは初めてポポル・ヴーを聴いたレコードで、印象深いものなのだが、雑音がひどくてせっかくの音楽が台無しになってしまっている。そもそもそれほどひどい状態ではなかったのだが、昔々、無知なことに、濡れ雑巾でレコードを拭いていたことがあって、悪効果てき面、それ以来ひどい状態になってしまった。PCでデジタル録音してみたものの、ノイズリダクションのかけすぎで、どうにもくぐもった音は我慢ならない。
Popol_vuh_aguirre
私が持っているのは、キング・レコードのネクサス・インターナショナル・レーベルで出ていたもので、ドイツやフランスで出された映画のサウンドトラック盤とは異なり、映画のサウンドトラックを使用した、フローリアン・フリッケ(ポポル・ヴーの中心人物)編集によるアンソロジー盤の呈のものである。フリッケは日本盤を出すに当たって、サウンドトラックの制約を踏み越え、一枚のアルバムとして完成度の高いものを目指したようだ。(というのは、レコード会社の建前で、実はいわゆる「サンプラー盤」という噂あり)
そういった少々毛色の変わった盤だけに、サウンドトラック盤とは別扱いで残しておきたいと、何度も洗浄してみたのだが、それでもあまり良くならない。トラックによっては、傷によるものと思われるプチッという雑音も混じる。さらに高音が歪むようになって、これはどうしたことかと、洗いすぎもよくないのかと迷ったが、どうやら、試聴用のレコードプレイヤーの針に埃がくっつきすぎているのが良くなかったようだ。録音用のレコードプレイヤーでは歪みはほとんどなくなった。再度デジタル録音してみたが、やはり雑音が皆無になることはない。
SoundtrackCollector で調べてみたところ、このレコードと同じ内容のCDが出版されていることがわかった。アマゾンで調べると中古も出ている。ならばレコードは諦めて中古CDを買うことにした。

(左はアンソロジー版、中はオリジナルサウンドトラック盤、右は映画のDVD)
レコードのチリチリ・パチパチ音対策は結局のところ、CDに買い替えるに尽きるのである。それは重々承知しているのだが、CD化されていないものもあるし、一度しかCD化されておらず買いそびれて高額がついているもの、CD化されているが予算がまわらないもの、稀にCDのほうが音質が劣化しているのがあったりして、レコード音源もまだなくすことができないのが実情である。
Aguirre_der_zorn_gottes


|

レコード洗浄、チリチリ・パチパチ音対策(その4)

今回洗浄を試したレコードは、映画のサウンドトラック盤で、一枚は「フランス軍中尉の女」、もう一枚(というか、二枚組なので二枚)は「華麗なるギャツビー」である。どちらも中古購入で、パチパチ音が酷く、デジタル録音時のノイズリダクションでごまかした分、音質が犠牲になってしまった。
French_lieutenants_woman_soundtrack
英国の作曲家カール・デイヴィスの「フランス軍中尉の女」は、昔、「黄昏」「終電車」と一緒にNHK FMで放送されたのをエアチェックして、そのカセットテープを大切にしていたのだが、安売りされていたLPで手に入れた(他の二つの映画も)。輸入盤CDでも買い直せるのだが、個人的にはアルバムとしての出来はあまり芳しくない(曲が悪いわけではないが、サウンドトラック盤としての制約がある)と感じるゆえ、優先度は高くない。
米国のネルソン・リドル作曲の「華麗なるギャツビー」はそもそもCDが出ていなかったので、中古LPでし入手できなかったのである。小説の舞台となっている時代の流行音楽を再現した興味深い内容なのだが、二枚聞き通すのはちょっとつらい。

これらで試したかったのは、超音波洗浄機 AU-50C が洗浄効果があるかどうかである。
水道水で、1/4面10分ずつかけて、超音波洗浄して、キッチンペーパーで軽く水を拭き取り、一晩乾かした。で、試聴してみたところ、以前よりわずかに良くなっているような気もしなくもないが、相変わらず、パチパチノイズが酷い。やはり、レコード専用の超音波洗浄機でないと、洗浄効率が悪く、効果が上がらないようだ。これはどうしたものかと悩んでしまった。
だが、あきらめず、今度は「フランス軍中尉の女」に、窓拭き用スプレー「ジョンソン・ガラスクルー」を両面ともかけて、わずかに時間をおいて、そのまま、また超音波洗浄機にかけてみた。十分すすいで、食器乾燥機で乾かしたところ、表面に洗剤の成分か何か残っているように見えたので、これを落とすため、予備ターンテーブルにセットして、レコードクリーナー液でヒタヒタにして、システマでブラッシング、メラミンスポンジで擦り、化粧用コットンで拭き取り、一度針を通した。
それから、試聴してみたところ、皆無にはならなかったが、びっくりするほどノイズが減った。

何が良かったのか?
超音波洗浄を二回行ったのが良かったのか、ガラスクリーナーが効果があったのか?
しかし、同じように洗浄しても効果が上がらないレコードもあるというのが悩ましい。

私見ではあるが、レコードを超音波洗浄するのであれば、タフ・コーポレーションの超音波レコード洗浄機が良さそうに思える。だが、これに20万円の予算を準備するのは、いくらなんでも無理。
Taf_corp_supersonic_record_cleane_2

(原作小説翻訳やサウンドトラックは少々入手しにくいが、映画のDVDは容易に入手可能)


|

レコード洗浄、チリチリ・パチパチ音対策(その3)

レコードとCDのどちらが音が良いか、恐らく、レコード特有の雑音を除いて考えるならば、実際には違いを聴き取れないにしても、アキレスが追いかける亀のように、CDはレコードに永遠に追いつけないと思える。(「アキレスと亀」のパラドックスは、まさしく、デジタル、である)
レコードが魅力的に思えるのは、アンプに繋がないプレーヤーでレコードをかけて、耳を澄まして近づけると、微かに音が聴こえる、これは、エジソンが発明した蓄音機から、原理的にはまったく変わっていないことである。一本の微細な溝を針でなぞるとリアルな音が再現されるというのが摩訶不思議、魔法のように思える。
だが、レコードには、どうしても解決できない厄介な問題がある。それが、あの耳障りなチリチリ・パチパチ音である。これをなくすのは、放射能除去と同じくらいの難題ではないかと思える、まったく大げさでなく!
エルプ社のレーザー読み取りレコードプレーヤーは、レコード再生のスクラッチノイズを皆無にしてくれるが、残念ながら、こと、レコードの汚れには無力である。個人的には、レーザーを使うのは、むしろレコードの魅力を損なうものだと感じる。針でなぞることこそ、レコードの魅力だと思える。わずかな時間でレコードを完全クリーンにすることができる機械こそ望ましいと思う。
そんなものはすでにあるよ、と人によっては思うかもしれない。確かにレコード洗浄機はいくつかある。しかし、どれもこれも、原理的には大差ない。適当な道具と手作業でできることを、レコード洗浄専用にして手間を省いたというものであり、やっていることは同じである以上、本当に効果があるかどうかは疑問がある。今のところ、大金を費やす価値があるとは思えない。実施のところ試したわけではない(試せる機会があればぜひ試したいものだ)が、もし、わずかばかりでもノイズが残るようであれば、大変失望することは間違いない。そして、その確率は、かなり大きいように思える。

私は、医療機器用の超音波洗浄機(中古品)を購入して、レコード洗浄を試してみたが、期待していたほどの効果は得られなかった。そこで、できることは何でもやってみよう、という気になった。それは、実用的な目的というよりも、むしろ、レコードの雑音を皆無にすることができるどうか、確かめたいという、興味のほうが大きい。(普段はもっぱらPCオーディオ利用。とりあえず、デジタル録音したものの雑音がひどかった未CD化レコード何枚かは、洗浄後、録音し直した)

中性洗剤でレコード丸洗い
------------------------
手持ちのレコード中、一位二位を争う状態の悪いもので試してみた。丸洗いは、超音波洗浄で何度かやっているが、中性洗剤とスポンジで洗うのは初めて。十分すすぎ、キッチンペーパーで大体の水分を拭き取り、カバーを開けた状態の食器乾燥機(レコードを立てるとカバーが閉まらないため、また過熱防止のため)でしばらく温風を当てた後、そのまま一晩乾燥してくことにした。
結果、効果てき面、チリチリ・パチパチ音の減少は著しかった。だが、これが肝心、決して、ノイズがすべてなくなったわけではない。(し、ある程度以上の効果はない。ひどい汚れは落ちても、パチパチ音の消えないレコードでは効果がなかった...)
「洗剤で丸洗い」は効果があるのは間違いない。だが、それは、洗剤で洗わなければならないほどレコードが汚れている場合であって、「荒治療」が手っ取り早いということにすぎないと思える。衣服のクリーニングに例えて考えてみればわかりやすい。大まかな汚れは誰がやっても大体落ちる。問題は、気になるわずかなシミである。これを落とすには、専門のノウハウが必要になる。レコードについて言うならば、その「シミ落とし」こそがわからないのだ。超音波洗浄がそれではないかと思って試してみたのだが、特別な効果はなかった。

何度もレコードプレーヤーにかける
--------------------------------
何度か針で音溝をトレースしたほうが、多少ノイズが軽減するようなので、洗浄効果測定を兼ね、洗浄後の仕上げとして行う。

ほこりトリ
----------
ほこりを取るためのゴムべら。
製造元「(株)おおかわ」の製品紹介ページ
「静電気を帯びやすく、ほこりが吸い付きやすいシリコーンゴムの特性を利用して、しっかりとほこりをキャッチします。」
東急ハンズの文房具売り場で購入。
これでレコードの表面をなぞるとどうなるか興味津々である。駄目でも、ノートPCの液晶ディスプレイ掃除に役立ちそうでよろしい。

[追記]
表面についたホコリを取る効果はある。もちろん、溝の中のマイクロダストは取れない。

CyberClean
----------

「ジェル状素材で隅々まで吸着ジェル状素材がくぼみや凹凸部のこまかな隙間の隅々まで入り込んで、接触したゴミ、ホコリ、チリ、バイ菌までも吸着して、そのまま除菌して吸収します。」
ほこりトリでは、レコードの表面のチリやホコリは取れそうだが、溝に入り込んだものは取れないのではないかということで、これが使えるのではないかと思い、買ってみた。同様の掃除方法として、「木工ボンドパック」法があるが、ボンドの全面に均一に塗って乾かす作業が時間がかかり、面倒に思えるのに比べて、手軽で良さそうだ。
だが、YouTube に、CyberClean でレコードを掃除すべきではないという投稿動画があることに買った後から気付いた。どうやら、表面に何か成分が残ってしまうようである。それが音質に影響するのかどうか? いずれ試してみようと思う。
[追記]
初めて試したみたところ、思ったより、固くて、伸びないので、LPレコードには使いにくかった。また、多分、使い始めだからだと思うが、液やカスが少々表面に残った。これは使い込むにつれなくなるのではないかと思う。

換気扇パック
------------
手法は「木工ボンドパック」法と同様だが、こちらのほうが少なからず手間がかからないように思える。広島の中古レコード店のページに紹介されてます。

静電除去ブラシ
--------------
静電気除去繊維サンダローン100%使用のものが良さそうだが、値段が高いので手を出しにくい。
産研化学(株)の静電気対策用品一覧ページ。静電除去ブラシ サンブラシ P-100 定価5,000円。

静電気防止スプレー
------------------
ホコリを寄せ付けないように、帯電防止するスプレー。汚れやホコリはあらかじめきれいに取り除いておく必要があると思う。ナガオカのStat-Banは、金属潤滑用の添加物として使われることの多い、モリブデンが含まれているらしい。針のトレースする抵抗が減って、スクラッチノイズが抑えられるものと思われる。(ちょっと値段が高いかな)

[追記]
予備レコードプレーヤーにレコードをセットし、これを全体にまんべんなくスプレーして、ベルベットクリーナーで伸ばしてから、一回針を通したところ、多少効果があった。それでも消えない雑音はやはり消えない。

精製水
------
水道水には、不純物が混じっているので、洗浄後、これらがレコードの表面に残ると雑音の原因になるというのだ。精製水を使って、自分でクリーニング液を調合するには、イソプロピル・アルコール 1 を精製水 3で薄め、ドライウェル(写真用の界面活性剤)を数滴加える、と、ロンドンの中古レコード店(日本人経営?)のページに紹介されてます。

メラミンスポンジ
----------------
レコードの微細な溝に入り込んでゴミを取ってくれそうではあるが、盤面を傷つける恐れもありそうだ。レコードクリーニングスプレーの拭き取りに使うと良さそうな気がする。

[追記]
吸水性は低いので、拭き取りには向かない。ただし、クリーニング液でひたひたにしたレコードをターンテーブルで回して擦るには最適である。まずはブラシをかけ、そのあとメラミンスポンジを当てるのはそれなりに効果があると感じた。濡れていれば、傷がつくことはない。
やはり問題はクリーニング液の拭き取りで、バキュームクリーナーが欲しくなる。

乾湿両用掃除機
--------------
レコード専用のバキュームクリーナーはどれも高いので、ウェット対応の掃除機で代用してはどうだろうか。最初はケルヒャーの窓クリーナーが良いかと思ったのだが、ハンディクリーナーであれば、乾湿両対応で色々な製品がある。

高圧洗浄機
----------
これもぜひ試してみたい。とりあえず、ケルヒャーの最安グレードのものでどうか。

その他
------
YouTubeを見ていたら、レコードの細かい傷を取るために、サンドペーパーで水研ぎしたり、コンパウンドで磨いたりしていた。これはちょっと怖い。音質に影響ないのだろうか?

注目しているのは、クリーンルーム用の「除塵装置」。製造業務用なので高価。
バキュームクリーナトリンク
「イオンで「静電気」と「ホコリ」を吸い取ります。」
バキュームブラシK

|

レコード洗浄、チリチリ・パチパチ音対策(その2)

どうしたら、耳障りなレコードのパチパチ音をなくすことができるか? これは長年の課題であった。CDの登場によって、課題は課題でなくなるかに思われた。手持ちのお気に入りレコードは、ほとんどCDで買い直した。だが、レコードをデジタル録音する場合
・CD化されなかったもの
・CD化されたが、買いそびれてしまって希少で高値になってしまったもの
・レコードをもってなく、CD化されているが、高かったので、中古レコードで安く購入したもの
があって、課題はなくならなかった。

乾電池でモーターを駆動する、除電ブラシのついた自走式のクリーナーを使っていたが、何度回してもパチパチ音は消えない。これは大きな埃を軽く取り除くのに役立つ程度だと思う。(現在故障中)

仕方ないので、昔ながらのベルベットクリーナーで盤面を擦っていたが、これは埃を集めることは集めるが、集めてスジ状になった埃を取り除くのが難しい。しかも、擦っているうちに静電気が発生して、さらに埃を吸い寄せてしまう悪循環。
(除電ブラシを併用するのが適切らしい。しかし、除電ブラシもちゃんとしたものだと結構なお値段がする)
(私の使っているベルベットクリーナーは何十年も前の年代物であり、最近のものではない。アマゾンを見ると、乾湿両対応の、オーディオテクニカ AT-6012 の評判が良いので、今度試しに使ってみようと思う)

そこで、湿式を試してみることにした。洗浄液を盤面にかけ、汚れを浮き上がらせて、拭き取る方法だ。洗浄液の種類は様々、何で拭き取るかも色々だが、何種類も試したわけではない。最初試したのは、パーマクリーン。この洗浄液は、揮発性が高く、拭き取り後乾くのが早いのは使いやすかった。だが、効果はいまひとつで、別の洗浄液を試してみることにした。そちらは、揮発性が低く、拭き取るのが大変だったが、パーマクリーンより効果は高かった。いずれにせよ、原理的にどれも大差ないだろうと思えた。パチパチ音が消えないものはやはり消えない。(洗浄液+拭き取り式の最大の問題点は、汚れを浮かせた洗浄液を汚れごとうまく拭き取れるか、という点であり、下手をすると、汚れを広げるだけになってしまうことである。よって、拭き取るのではなく、吸い取ってしまうという、バキューム方式が出てくるわけだ)
(パーマクリーンには、何か表面を滑らかにする薬剤が入っているようで、これで洗浄した後、パチパチ音が多少目立たなくなるようだ。だが、これは誤魔化しであって、根本的な解決にはならない)

PCでのデジタル録音時にノイズ・サプレッサーをかけると、多少効果があった。が、これは、レベルが低いところだと、音が全体的にモゴモゴしてしまうという悪影響もあった。iPodで聞く分にはわかりにくいのだが、大型スピーカーで聞いてみると「一聴瞭然」だった。
それで、すっかり嫌になって、やはり、できるだけ、CDに買い替えたり、デジタル音源を入手したりするようになった。
そもそも、レコードのパチパチ音を完全になくすことはできるのだろうか?
世の中には、高価なレコードクリーニング機があるが、それを使えば、まっさらな音が聴けるようになるのだろうか? その疑問はいまだ解消してない。お気に入りだがCD入手できていない、デジタル録音したレコードを聴いて、再生環境が高品質になるにつれ、いかにもレコードらしい雑音が気になるたび、もっと良い方法はないのだろうかと考え込んでしまう。

そこで、ずっとご無沙汰していたレコード洗浄をまた試してみたくなった。
バキューム式の専用機を物色してみたが、どれも高価すぎる。手はかかるが、クリーニング液をかけてブラッシングした後、乾湿両用クリーナーで吸い取れば同じではないかという気がしなくもない。(これもぜひ試したいが、まだ試せていない)
それよりも、気になるのが、超音波洗浄である。レコードの微細な溝に入り込んだ微細なゴミを取り除くのに、これが一番適しているのではないかと思われた。だが、これも専用機となると、信じられない価格になってしまう。こんな金額を払えるのは、中古レコード商売か、高価な機材を揃えたオーディオ・マニアだけだろう。
そこで、一般的な超音波洗浄機を入手しようと考えた。これならば、他の洗浄用途にも使える(って、何を洗うのに使うつもりか?)のは有用でよい。だが、LPレコードを洗えるサイズとなると、業務用の高価なものしかないので困る。仕方ないので中古機を購入することにした。
問題は洗浄漕の大きさで、幅30cm以上が必要である。漕は実際のところ、底に向かって若干絞り込まれるので、幅30cmの場合、斜めにしないLPレコードは入らない。できれば、幅35cmは欲しいところだが、希望のサイズはなかなかないのが現実だ。30cmで妥協しよう。このサイズでさえ、新品だと10万円近くはする。何とか中古入手できたものの、それでも1万円以上してしまった。(本当は1万円以内で収めたかったのだが...)

アイワ医科工業 AU-50C
http://www.ne.jp/asahi/matsui/tm/3sd501.htm

結論から言ってしまえば、レコードの超音波洗浄効果に過度の期待は禁物である、ということになる。効果がないわけではないが、決してパチパチ音が皆無になるわけではないし、使用上、いくつか難点があった。
まず、洗浄漕に入りきらないので、部分部分洗う必要がある。ということは、例えば超音波洗浄機を10分間連続運転したとしても、レコード全体の洗浄時間はそれに満たないということになる。
超音波洗浄は、汚れを微細に取り除くため、時間がかかる。洗浄効果を上げるためには、長時間の洗浄が必要となるが、手作業だとつきっきりになってしまう。(その点、専用機の場合、モーターでレコードを回転させて、まんべんなく洗ってくれるので、手間がかからない)
そして、多少気になったのが、超音波の発振機の配置で、通常の卓上型超音波洗浄機だと、洗浄漕の底に発振機があるが、レコード専用機だと、縦配置したレコードを挟むように両側面に発振機があるものがあり、そのほうが効率が良いように思える。(ただし、超音波洗浄の原理上は大差ないかもしれない)
できれば、レコード全体を水平に洗浄漕に浸せるものが良いのだが、30cm以上四方の洗浄漕をもつ卓上型はまず見つからない。(その種のものが皆無というわけではなく、現在、検討中ではある、が、そこまで投資すべきかどうかが問題なわけで...) 洗浄漕と発振機が別体になっているものであれば、自由が利いて良さそうだが、この種のものは、工業用になって、価格が一桁違ってきてしまう。

洗浄液は水道水そのままか、ぬるま湯を使用。洗浄後、念のため、洗面台ですすいでいた。レーベル濡れはあまり気にしないことにした。(レーベルカバーの自作も考えたが、面倒なのでやめた。トークシステムのLC-1は、かなり高い買い物に思えるが、工作精度も考えると悪くないと思う)
洗浄効果に疑問が生じたので、試しに台所用中性洗剤を入れてみたが、入れすぎたのか、洗浄後、洗剤がこびりついたような状態になり、すすいでも取れなくて困った。入れるにしてもほんの一滴で十分だと思うし、入れなくてもよいと思う。厳密には蒸留水を使ったほうがよいのだろうが、水道水でも大差ないと思う。

問題は乾燥だが、下手なタオルで拭き取ると、タオルについていた埃や繊維が移るので、良くない。何か吸水シートの類を準備したほうが良さそう。自然乾燥はレコードを痛めないが、時間がかかるし、乾燥中にまた埃がつきそうで、やりたくない。とりあえず、食器乾燥機で温風を当てて乾かしたが、下手をするとレコードがゆがみそうで十分注意が必要だろう。

結局のところ、作業時間がかかる割には効果が上がらない印象。残ったパチパチ音はどうしたら取れるのか?

何度もプレイヤーにかけているうちに、針が溝をきれいにしてくれるというので、以前使っていたダイレクトドライブのフルオートプレイヤーを引っ張り出してきて、45回転で何度かかけるというのも試してみたが、何せ時間がかかるし、針を掃除するのも面倒くさい。

Web検索では、歯ブラシ「デンターシステマ」を使うのが効果的だと評判が良いので、自分も試してみることにした。
3本セットを二つ購入(二千円弱)し、パーマクリーン付属の「デュオパッド」のケースにブラシを六つ、斜めに並べて接着剤でくっつけた。
以前使っていたターンテーブルを45回転で回し、洗浄液をたっぷりスプレーしたレコードを載せて、ブラシを軽く当ててみた。それから、化粧用コットンで洗浄液を盤面が乾くまでしっかり拭き取って、試聴したところ、これまた、雑音は皆無にはならなかったものの、まあまあ低減効果があって悪くなかった。

|

レコード洗浄、チリチリ・パチパチ音対策(その1)

まずは、比較的容易に入手可能なレコード洗浄機を紹介する。

********
超音波式
********
GLASS-AUDIO VINYL CLEANER
国内輸入代理店SAECのページ
http://www.saec-com.co.jp/product/acc/vinyl_cleaner.html
(ドイツ製、縦型、全自動、洗浄液+ブラシ+超音波+乾燥)

ベルドリーム 超音波式レコードクリーナー US-60V
http://www.belldream.jp/US-60V.html
(日本製、縦型)
標準価格 141,750円
オプションで、モーター駆動装置、ブラシあり。
トークシステム
http://www.asahi-net.or.jp/~zi2a-hsgw/
と同じ製品? 同社のレーベルカバー(LC-1)は、レコード丸洗いに便利。
http://www.archipac.co.jp/ 他で購入可能。

タフ・コーポレーション 超音波レコード洗浄機
http://www4.kcn.ne.jp/~tafcorp/tyo_onpa_re.html
(日本製、縦型)
標準価格 148,000円(SRW-150S [150W]、他出力タイプ数種あり)


************
バキューム式
************
Hannl Mera EL
http://www.stereosound.co.jp/selection/item/028/
標準価格 550,000円
Hannl Mera Limited
(ドイツ製、ターンテーブル型、ほぼ全自動、洗浄液+ブラシ+バキューム)
標準価格 398,000円

Loricraft PRC-3J
http://www.smartdevicesinc.com/loricraft.html
(イギリス製、ターンテーブル型、手動洗浄液塗布+バキューム)
標準価格 294,000円
トーンアーム型で、ナイロン糸が音溝をトレースしつつ、吸引する方式。
(効果は高そうだが、時間がかかりそう)

VPI HW-16.5
http://www.esoteric.jp/products/vpi/hw165/
(ドイツ製、ターンテーブル型、手動洗浄液塗布+バキューム)
標準価格 134,400円

CLEAR AUDIO Smart Matrix
http://www.yoshinotrading.jp/product-detail/smart-matrix/
(ドイツ製、ターンテーブル型、手動洗浄液塗布+バキューム)
標準価格 155,400円

Okki Nokki Plattenwaschmaschine
http://www.okkinokki.de/
(ドイツ製、ターンテーブル型、手動洗浄液塗布+バキューム)
標準価格 395ユーロ(52,000円ぐらい?ただし送料別途)

HANSS ACOUSTICS RC-20
http://www.hanssacoustics.com/products2.php?cid=60&sid=19
(ドイツ製、ターンテーブル型、手動洗浄液塗布+バキューム)

NITTY GRITTY MODEL1
http://www.nittygrittyinc.com/
(アメリカ製、手動洗浄液塗布+バキューム)

******
手動式
******
Knosti DISCO-ANTISTAT
(ドイツ製、縦型、手動式、洗浄液+ブラシ)

Spin-Clean Record Washer MKII Complete System
(アメリカ製、縦型、手動式、洗浄液+ブラシ)

|

RD-XS53 なにゆえ修理するのか?

DVDドライブを日立LG GSA-H10N に入れ替え、コンデンサ異常で電源が入りにくいので、電源オンのまま運用していた RD-XS53 だが、すぐにDVDドライブが故障してしまった。DVD-R焼きはほとんどしてないにもかかわらず。早すぎる。(中古品の怖いところ)
DVD再生中に画面が固まってしまい、強制的に再起動した後は、DVDを一切認識しないという症状で、RD-XS57+SW-9574-C でも、これで何台かDVDドライブが駄目になった。
性懲りもなく、中古の日立LG GSA-4167B を入手し、交換。不安だったのは、交換作業のために電源を落とさざるを得ないが、電源部に不良コンデンサを抱えているため、再度電源が入る保証がないこと。
そして予想通り、今度は一日置いておこうが二日置いておこうがまったく電源が入らなくなってしまった。ピッと音がして一瞬前面パネルのLEDが点灯するが、すぐ消えてしまう。
仕方ないので、コンデンサを交換することにした。
10V 3300μF の電解コンデンサ部品の入手だが、名古屋の大須に行けば、まだパーツ屋があって買えると思う(最近とんと行ってないので現状がわからない)が、面倒なので、インターネット通販することにした。10V 3300μF の電解コンデンサ1個が110円、送料は定形外普通郵便で120円である。郵送料のほうが地下鉄の運賃より安く済むし、注文してあとは到着を待つだけで無駄な時間がかからない。
注文後何日かして帰宅するとポストに届いていたので、早速、とっぷり夜も更けている中、交換作業を行った。電源基板を取り外し(これが多少やっかい)、ハンダごてでハンダを溶かしつつ、不良コンデンサを引っこ抜く。ハンダ吸い取り線で余分なハンダを吸い取ったら、向きを間違えないように新しいコンデンサを差し込んでハンダ付け。電源基板を元通り取り付ける。
仮配線して試しに電源を入れてみたところ、問題なく起動。ところが ER7071(DVDドライブが認識できない)が発生。交換したばかりなのになぜ、と焦る。何度かやってみて同じ状況だったので、これは不良品をつかませられたかと疑念が生じたが、思いついて、一度強制的にトレイを引き出してから電源を入れてみたところ問題がでなくなった。
どうやら、コンデンサ異常で電源が入らなくなっていたとき、トレイ開閉ボタンで何度も電源オンを試していて、すぐ電源が切れるのでトレイが完全には閉まりきってないような状態になっていたものと思われる。

これでまた RD-XS53 が使えるようになった。だが、この機械はもう潮時だろうと思う。最初に買った RD-X2 は現在まったく使用してないが、別の部屋のテレビ台に鎮座している。RD-XS53 もこの仲間入りをすることになりそうだ。最近は、もっぱらDVD試聴と、RD-XS57 のHDD容量不足を補うためのダビング先として利用していたが、DVD試聴はリージョンフリープレーヤーが使えるし、ダビング先は、RD-S1004K を使うようにすればよい。
テレビも今年になってからアナログ大型の2台を処分して、東芝 REGZA に入れ替えた。デジタルチューナー内蔵でない機器は一掃したい。RD-XS57 も、スカパーのチューナーをハイビジョン対応に変更したら、使えなくなるのは目に見ているので、対策準備中。(画質・音質も良くなるし、USB外付けHDDにも対応して容量不足は解消するし、良いことは多いが、金はかかる...)

|

またまた、東芝 RD-XS57 DVDドライブ交換、さらにRD-XS53が瀕死の状態に...

RD-XS57 の交換DVDドライブを予備交換用に何台か入手したものの、次々と故障、結局数か月で三台オシャカになってしまった。すでに状態の良いものが入手困難になっているということか。仕方ないので、取り急ぎ、以前 RD-XS57 に取り付けて一部不具合を確認した SW-9576 を再度取り付けることにした。RD-XS57 は、スカパー連動録画に使用しているためすぐにも復旧させる必要がある。
RD-XS57 と SW-9576 の相性はいまひとつで、イジェクトボタンの「ダブルクリック」を行わないとDVDを認識しない。それに、DVD-Rを連続で焼くことができない。二回目はぶぉーんとドライブが回りっぱなしになって進まなくなる。(電源ボタン長押しで強制終了の必要あり)ただし、一枚DVD-Rを焼くごとに、電源を入れなおせば問題ないので、何とか使えなくもない。また SW-9574-C を入手したところで、すぐ壊れるかもしれない。

そして、ついに、来るべきものがやってきた!

スカパー「2014年5月31日 プレミアムサービスの標準画質放送終了のお知らせ」ご試聴を継続していただけるお客様には、ハイビジョン対応のプレミアムサービスチューナーを無償でご提供させていただきます。

ハイビジョンの高画質は魅力的なのだが、地デジ同様、著作権保護の厳しい規格は不便で、好みではない。無償でチューナーが提供され、パラボラアンテナがそのまま使えるのはよいのだが、DVDレコーダーの連動録画ができなくなってしまう...
このタイミングで RD-XS57 のDVDドライブがことごとく故障したのは、そろそろ機器の入れ替えの時期だという、お知らせのように思えてきた。この際、新しいチューナーの連動録画に対応する、新しいDVD/ブルーレイ・レコーダーを購入するのが正解ではないだろうか、と。(早速、家電店で東芝REGZAのカタログをもらってきて、候補を物色)

そこに、さらに追い打ちをかける出来事がっ!

RD-XS53でDVD再生をしていたら、突然画面が止まってしまった。

どうやら、DVDドライブ GSA-4040B が故障したものと思われる。中古購入のわりには長い間もったものだ。困ったことに、交換するドライブがない。原因特定のために、フラットケーブルを付け替えたり、故障した SW-9574-C が使えないか、順番に試してみたのだが、電源が入らなくなってしまった。電源部をよく見ると、一本コンデンサーの上面が膨らんできている。電源ボタンを何度か押していると、少しずつ反応が出てきた。何度も無駄な努力を重ねてようやく気付いたが、コンデンサーが壊れかけているせいで、一度ACコードを抜いてしまうと電源が入りにくくなるのだが、ACコードを差して、しばらく置いておくと、電源が入るようになることがわかった。そうやって電源が入ると、ER6000エラーが発生するので、電源ボタン長押しで一旦強制終了。再度電源ボタンを押すと、起動してくれる。
ところが、今度は、「ER7071 DVDドライブの接続状況に異常」ではなく、「ER7061 正面から向かって左側のHDDの接続状況に異常」が発生するようになってしまった。どうやら、故障原因特定のため、いじくっているうちに、またもや、HDDのIDE接続のフレキケーブルを痛めてしまったらしい。昔、同様の事態に陥って、型番指定で、地方の東芝のサービスステーションに買いに行ったことがあったが、最近は忙しいので到底そんな暇はない。幸い、中華系のインターネット通販で同じケーブルを見つけたので、これを通販で購入することにした。ケーブルが到着するのに二、三週間待ちであるが、仕方がない。
RD-XS53 は、普段、録画やDVD焼きにはあまり使わないので、多少動かない期間が長引いても問題ない。ただし、HDDに録画してあるものがなくなるのはもったいないので何とか修理したい。
ようやく、フレキケーブルが届き、交換作業を再開。HDDのフレキケーブルを交換、ER7061 が解消、ER7071 が出るようになったことを確認。それから、交換用のDVDドライブとして、日立LG GSA-H10N を入手。交換作業の続きを行う。ER7071 も解消し、HDD録画も見られるようになったことを確認。一旦電源コードを抜いて、カバーを取り付け、テレビ台に入れなおした。
ところが、なぜか、またしても、ER7071 が出るではないか?! DVDドライブを交換したばかりなのに?! すっかり、気力を失ってしまった... まさか、フレキケーブルを痛めてしまったか? DVDドライブのものは左HDDより長いので、この前予備用に余分で買ったものは使えない。とはいえ、原因調査のテストには使えなくはないだろう。また手間暇がかかるのには今からうんざりするので、しばらくそのまま放置しておくことにした。

翌日夜、わずかながら期待を込めて、電源ボタンを押してみたところ、なぜかエラーなしで起動した。よくわからないがラッキー。電源コンデンサの問題もあるし、できるだけ電源オフしないで、そのまま置いておくことにした。やはり、使い慣れた機器は使いやすくてよい。
(まだまだ紆余曲折ありそうな...)

|

東芝 RD-S1004K ダブルトラブル

2011年の地上波デジタルへの移行で、何より困ったのは、HDDレコーダーでの録画である。地デジ移行を促す余分なメッセージが頻繁に流れるので、録画した映画が台無しになってしまうのだ。自宅は、ケーブルテレビの光回線を引いているので、地デジへの移行で、アンテナ工事は不要だったので、あとは受信機器の問題である。テレビは、RD-X2 と同時に2002年12月末導入した、東芝 FACE 29ZP47 を買い替えるつもりはなく、HDDレコーダーの地デジチューナーを利用することにした。そこで、2011年7月24日の地上アナログ波停止を控えて導入したのが、東芝 VARDIA RD-S1004K である。購入経路が思い出せず調べてみたところ、保証書では「Shop Toshiba(1048)ご購入日11.4.06」となっているが、2011年4月後半にこれを転売してもらった形になっている。

問題が発生したのは二、三ヵ月ぐらい前からだったと思うが、電源投入後、ER7051 が表示されて起動できなくなるというもの。ただし、何度か電源を入れなおしていると、問題なく起動するときもあった。ER7051 というエラーコードが示すのは、DVDドライブを正しく認識できないということであり、恐らくDVDドライブが故障したものと思われる。その兆候として、トレイの開閉がおかしな挙動を示していた。
幸い、RD-S1004K については、録画は、外付け USB HDD 中心であり、DVDドライブを利用することはないので、それから電源を落とさないようにしてこのピンチをしのぐことにした。というのも、RD-S1004K のDVDドライブは何が使われているのか、何が使えるのかよくわからず、またこれを止めてしまうと、地上波放送がいっさい見られなくなってしまう。(ただし、自分の部屋で、という条件つきだが)
それでだましだまし使っていたのだが、そうしたら今度は HDD がおかしくなってきた。予約録画が途中で切れてしまう。試しに、録画中の状況を眺めていたら、途中でエラーが発生した旨表示が出て止まっていた。外付け USB HDD での録画は可能だったので、見たい番組は USB HDD 録画することにし、また、内蔵HDDに録画されたものを、USB HDD に移動することにした。
移動が終わって、内蔵HDDを初期化してみたが、状況は改善されなかった。どうやら、HDDまで駄目になってしまったようだ!(1年半しか経ってないというのに! しかも、DVDドライブは使用頻度が非常に低いにもかかわらず)
仕方ないので、カバーを開けて、自分で交換作業できるかどうか確認することにした。そのためには電源を落とさなければならないが仕方ない。
カバーを開けて、中を見てみると、スカスカで交換作業は簡単そうだった。HDDはごく一般的なSATAで、WD社の1TBのものが入っていた。DVDドライブが大きくて変な形。型番は、PIONEER製で、DVR-L14STO であるとわかった。この型番でGoogle全文検索してみるも、なかなか引っかかってこない。どうも、簡単に交換ドライブは入手できそうにない。悪いことに、カバーを付けて電源を入れようとしても、例によって、ER7051 でまったく起動しない。今度はDVDドライブを外してみたり、フレキシブルケーブルを挿しなおしてみたり、色々やってみてもまったく駄目。あきらめて、交換用DVDドライブが見つからない場合は、新しいHDDレコーダーを購入することで検討を始めた。
しかし、それでは、地デジの視聴は相変わらず、HDDレコーダーのチューナー頼りになってしまう。考え直して、まだまだ使えるが、テレビを地デジ対応のものに買い替える方向で検討することにした。最近のテレビは、HDD内蔵だったり、USB HDDを接続して録画できるものがある。そのほうが、HDDレコーダーを買い替えるより、お得に思える。検討対象機種は、故あって東芝びいきの自分としては、当然、東芝 REGZA である!

それで、結局、テレビは買い換えたのだが、それは別の話で置いておくとして、私の目論見としては、USB HDD録画に対応した REGZA に、VARDIA RD-S1004K で使っていた USB HDD 2台を接続すれば、それで視聴できるはずだったのだが、それはできないのだった! デジタル放送の著作権保護から、ある機種で使用した USB HDD を別機種で使う場合は、初期化しないといけないのだ。そんな基本的なことさえわかってなかった。(馬鹿げている。これでは、今回のように、機器が壊れてしまったら、録画したものは一切見られなくなってしまう。だからデジタル放送は嫌いだ。スカパーが最後の砦なのだが、これもそのうち強制的に完全デジタル化させられる恐れがなくもない...)

となると、どうしても VARDIA RD-S1004K を修理しないといけないのだが、東芝のサポートに電話して状況を説明するも、修理費の概算は出せないの一点張りで話にならない。メールで問い合わせると、ER7051 の場合は、
「一度コンセントの抜き差しをお試ししていただけますでしょうか。 (本機をリセットさせる操作です。)
電源をOFFにして頂き、ACコードをコンセントから抜いて頂きます。3分程経過しましたら、再度ACコードをコンセントに差し込んで頂き、本体電源ONにして頂き、確認をお願い致します。」
と身も蓋もない回答。そんなのとっくに試してるって。
「尚、修理費用につきましては、製品を開けてみないとどの部分を修理するかが分かりかねてしまいますが、DVDドライブ交換になりますと出張点検費込みで¥20000前後となっております。」
馬鹿らしくてやってられない。交換部品だけ売ってくれれば済む話なのに...

だが、幸い、DVR-L14STO を入手することができた(希少なだけに多少値段が高かったが)。交換してみたところ、VARDIA RD-S1004K は問題なく起動するようになった。だが、問題は片付いてない。
内蔵HDDでの録画は相変わらず駄目で、何度か初期化してみたものの、今度は一層ひどく、予約録画をセットしても、頭からまったく録画できない状況が多発。もう、これはHDDも交換することしかないということで、AmazonでWD製HDD 2TBをポチっと購入。1TBから2TBに内蔵HDD容量倍増。交換、初期化であっさり正常になる。(メーカー修理ではHDD容量が倍増されることは決してない。あくまで自己責任である)

そして、取り出した1TBのHDDはどうなるか(現在対応中)、REGZAで使うUSB HDDはどうするか(対応完了)が新たに取り組むべき課題となった...

[追記]
ところが、実際には、大容量のHDDに交換して初期化しても、元の容量以上に認識されることはない。間抜け!
仕方ないので、別の1TBのHDDを入手して再交換することにしたい。購入した2TBのHDDは、ケースに入れるか何かして、バックアップ用にでもするか?

* * *
実は、最近調子が悪くなったのは、東芝のノートPCと、HDDレコーダだけではない。
iTunesサーバ機が起動しなくなって、復旧作業しなければならなくなった(これもなんやかんやとあったのだが、現在は復旧している)のと、VMware ESXiサーバのディスクアレイ構成をチェックしてみたら、HDDが一台死んでいて、またRAID構成も不適切に思えたのでやり直したくなった。(SAS 15,000rpm の HDD なので高額なのだが、何とか入手して、交換だけしたところ。アレイの再構成は、既存システムのバックアップも必要で、慎重に検討中)
他にも開封さえしてない機器も何台もあるし、整備しなければならないものは色々あるのだが、ぼちぼちやっていこうと思っている。

|

より以前の記事一覧